【エグザム】どんでん返し系ミステリ！ラストが意外過ぎる映画BEST10【スルース】

監督スチュアート・ヘイゼルダイン
脚本スチュアート・ヘイゼルダイン
音楽スティーヴン・バートン／マシュー・クラックネル
出演ルーク・マブリー他

密室で始められたある会社の入社試験。制限時間は80分というが、机上にある1枚の試験用紙は白紙だった。試験前に提示された3つの条件は、自分の試験用紙を傷つけてはならない。部屋を出てはならない。警備員に話し掛けてはならない、というもの。やみくもに白紙に書き込みをした1人は即時に失格。試験者たちは協力して試験問題に取り組むことになるが……。
さすがミステリの国イギリス産だけあって多彩な推理が展開されます。どんでん返しも2回転半くらい。

監督：ケネス・ブラナー
脚本：ハロルド・ピンター
音楽：パトリック・ドイル
主演：ジュード・ロウ他。

売れっ子推理小説家と売れない俳優の珍妙なやり取りを描いた映画。小説家は自分の妻の宝石を俳優に盗ませ、保険金をせしめる。俳優は宝石を手に入れ、両者ウィンウィン。のはずが……。

ラストでアッと言わされるどんでん返し。ズルい！でもお見事な映画。あーそれ伏線かー、と気づいたときにはもう騙されたあとなのです。ユーモラスで知的でスタイリッシュ。観てぜったいに損はしない映画。

監督：ジョン・エリック・ドゥードル
脚本：ブライアン・ネルソン
音楽：フェルナンド・ベラスケス
主演：クリス・メッシーナ他

5人の男女がエレベーターに閉じ込められる。外部では不可思議な人死にが相次ぎ、迷信深いビルの保守人は悪魔の仕業だと怯えだす。一方エレベーターという狭い密室内で突如人殺しが発生。同じ空間に4人もいるのに、誰が殺したのか特定できない。目の前で起きた殺人事件と閉塞感で、パニックになる一同。果たして悪魔は実在するのか？

核にあるトリックはアガサ・クリスティの例のあれと同じですが、使い方が新しいです。メタものだと思って観ているとラストで後ろから刺される、そんなどんでん返し映画。

監督：スパイク・リー
脚本：ラッセル・ゲワーツ他
音楽：テレンス・ブランチャード
主演：クライヴ・オーウェン他

4人組の銀行強盗が、白昼堂々ニューヨークの大手銀行を襲撃し、立てこもる。市警に完全に包囲された状況から、犯人たちは如何にして脱出するのか？

「あーはいはい、なんか実際にあった銀行強盗にこんなトリックあったよね」と思ってみていたら、見事に大ハズれ。シンプルなくせに簡単には思いつかないダイナミックな発想はウルトラ必見です。個人的にラストが意外な映画筆頭。

監督：スティーブン・ソダーバーグ
脚本：テッド・グリフィン
音楽：デヴィッド・ホルムズ
主演：ジョージ・クルーニー他

こちらも知能犯罪がカッコいい超有名作。ラスベガスにある警備厳重なカジノの金庫から、200億近い金を盗み出す犯罪アクション。

やっられたぁ！と思わず額を叩いてしまうほど、ナイスなどんでん返しが見物です。あと俳優陣も豪華。若干ご都合主義ですが、エンタメ性の前にはそんなものあってなきが如し！ラストもおしゃれなザ・ハリウッド映画。