伝説の皇女、アナスタシアの軌跡
ロシア革命で銃殺刑に処されたロマノフ家。その中でただ一人、生き延びたと言われる皇女がいた。fox社が贈る、人々が信じてやまないロマンスを描いた物語です。
あらすじ・ストーリー
生まれた時より皇女で、何不自由なく育ったアナスタシア。しかし邪悪な魔法使い・ラスプーチンがもたらした呪いによって革命が勃発し、一家ともども追い詰められることに。運命のいたずらによってただ一人逃げ延びた彼女だが、事故によって〈自分が皇女である〉という記憶を失ったまま、さまよい続けた…
時は流れて10年後、世間では〈アナスタシアが生きている〉との噂でにぎわい始める。そしてその噂を軸に、家族の記憶を取り戻したい少女、ひと山当てたい青年詐欺師、そして呪いが完遂していないことに業を煮やした魔法使いの運命の輪が回り始める…
登場人物・キャラクター
アーニャ（アナスタシア）
家族の記憶を持たない孤児院育ちの少女。記憶を失う前からなぜか〈パリで一緒に〉と書かれた鍵を所持しており、そのメッセージを頼みの綱に、詐欺師ディミトリーを頼って渡仏する。
ディミトリー
詐欺師の青年。〈アナスタシアを連れてきたら褒美に大金を与える〉と言う、パリに住む彼女の祖母のお達しを当てにして、ひと山当てようとしている。過去に宮殿で召使をしていた。
ラスプーチン
邪悪な魔法使い。不仲になったロマノフ家を呪い、災いをもたらす。唯一生き残った皇女・アナスタシアを殺すことに執心している。
グッと惹きこまれる、質の高さ
テンポの良いストーリーと細やかで美しい作画。そしてアカデミー賞を受賞した魅力的な音楽が合わさった、非常に質の高いアニメーションです。下記掲載の動画は、いまだ記憶を取り戻せないままのアナスタシアが、宮殿が華やかだったころの亡霊たちと戯れるシーン。
