原始人彼氏（漫画）のネタバレ解説・考察まとめ
『原始人彼氏』とは、北福佳猫による純愛少女漫画である。恋がしたい女子高生「神米美大」（かみごめ みと）は容姿に恵まれモテモテなものの草食系で軟弱なイケメン達にうんざりしている。そんなある日農業の女神であるスピカが現れ、婚活斡旋と称して美大をタイムスリップさせてしまう。行きついた先は巨大生物が往来する250万年前の地球、そこで出会った婚活相手はなんと猿人だった。運命の相手を追いかけ時を超えて恋を見つけるタイムスリップ婚活少女漫画であり、無骨な野性味と少女漫画的要素のさじ加減が魅力的な作品である。
17歳。美大と同級生で同じクラス。マイペース男子。学校の裏庭で猫と遊んだり自由に過ごすのが好き。いつもイヤホンを付けている。好きな曲は「マイムマイム」。
牛飼護（うしかいまもる）
世界史教師。優しいさわやか系。ライフワークは人類史。
熊追豊光（くまおいとよみつ）
17歳。オタク系男子。持っている美少女フィギュアで返事をする。持っている美少女フィギュアは「農業戦士イネカル★おこめ」のイネカルという美少女であり自作したもの。額に火の形の痣がある。
ガルヒ
アウストラロピテクス・ガルヒ（ガルヒ猿人）。
美大に「ガルヒ」と名付けられた運命の赤い糸の相手。寡黙だが優しい。胸に火の形の痣がある。
エレク
ジャワ原人（ホモ・エレクトス）。
美大について回り、茶目っ気があり美大を笑わせようとする。鹿の角を加工したナイフを持っていて美大がなめした鹿の毛皮を腰に巻いている。首の後ろに火の形の痣がある。
イレス
三千年前の縄文人。ほりの深い顔立ち。肩に火の形の痣がある。狩りの腕が良く人望がある。幼い頃寒冷化の影響で作物が不足したため南下移住の道中に熊に襲われ家族を亡くし、今の村の人間に拾われオナイに育てられた北の民。村に身を捧げることが生かされた意味だと思い強くあることを己に課している。
クー
縄文時代の犬。イレクの相棒で美大の事を気に入っている。アイヌ語の「弓」から名付けられた。
オナイ
イレスの家に住む寝たきりのお婆さん。イレスの育ての親で美大と村の女たちが仲良くなるきっかけになった。村の長とは性格が真逆。南方の民。
クテカラ
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目次 - Contents
- 『原始人彼氏』の概要
- 『原始人彼氏』のあらすじ・ストーリー
- 250万年前～ガルヒ編～
- 80万年前～エレク編～
- 3000年前～イレス編～
- 現代～運命の赤い糸編～
- 『原始人彼氏』の登場人物・キャラクター
- 神米美大（かみごめみと）
- 魚島牧人（うおじままきと）
- 四丈珊瑚（よんじょうさんご）
- 鳩星累（はとぼしるい）
- 牛飼護（うしかいまもる）
- 熊追豊光（くまおいとよみつ）
- ガルヒ
- エレク
- イレス
- クー
- オナイ
- クテカラ
- シラトカ
- 村の長（むらのおさ）
- 『原始人彼氏』の用語
- 農業を司る女神「スピカ」
- アウストラロピテクス・ガルヒ（ガルヒ猿人）
- ホモ・エレクトス（ジャワ原人）
- 縄文人（じょうもんじん）
- コムイ
- フンベ
- 貝塚（かいづか）
- 『原始人彼氏』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 美大「ナガコガネグモついてるよ」
- 美大「生きねば」
- 美大「人は見た目だけで決まらないよ」
- 『原始人彼氏』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 『原始人彼氏』ができるまで
- 『原始人彼氏』を描く上で、インスピレーションを受けた作品は『君の名は。』
- 3学年合同課外学習で行った博物館のモデルは国立科学博物館
- イレスの家は弥生時代前期の住居がモデル
- シラトカ達は現代でも親友
- オナイと村の長は姉妹