すとろべりーぷりんす(すとぷり)とは【徹底解説まとめ】

すとろべりーぷりんすとは、YouTubeやツイキャスで活躍する、6人組のユニットである。略称として「すとぷり」と呼ばれている。2016年6月に、ゲーム実況者のころんとさとみ、動画配信者のななもり。とジェル、歌い手の莉犬とるうとが、それぞれの得意分野を結集させて活動を始めた。動画や配信などでは、それぞれのイラストに声を当てて活動している。しかし定期的に生ライブも開催しているので、その時だけは顔出しをしている。元々フリーのユニットだったが、2020年8月に「株式会社STPR」所属を発表した。

すとろべりーぷりんすの概要

すとろべりーぷりんす(以降略称で「すとぷり」)とは、2016年6月4日、動画配信者の「ななもり。」が、バラエティーエンターテイメントの高みを目指し発足させたエンタメユニットである。リーダー「ななもり。」に加えて、動画配信者の「ジェル」、歌ってみた等で活躍する歌い手の「るうと」、声優の「莉犬」、ゲーム実況で有名な「ころん」と「さとみ」の6人が、それぞれの得意分野を結集させ、楽曲の配信やWEB上での生配信等の活動をしている。主な活動域はYouTubeやツイキャスで、基本的には顔出しをせずにイラストでアテレコしている。しかし、結成早々から定期的に生ライブを開催しており、その時だけは顔出しの活動をしている。編集漏れや情報流出で僅かな顔写真が出回っているが、それぞれ整った顔つきで、「すとぷりすなー(すとぷりファンの総称)」からの評判も良い。現在は6人で安定して活動をしているが、初期は今の6人に加えてゲーム実況者の「かんなちゃろ」、歌い手の「けちゃっぷ」、「しゆん」がいた他、新メンバーオーディションで歌い手の「ゆうく」が加入していた。「ゆうく」は方向性の違いから3か月ほどで脱退、他の3人もそれぞれの理由でリタイアしたため、全国的に有名になった「すとぷり」は6人になってからである。キャラクターの系統や実年齢から、「ななもり。」、「ジェル」、「さとみ」は「大人組」、「ころん」、「るうと」、「莉犬」は「子供組」と呼ばれている。「子供組」に関しては、メンバーカラーから「信号機組」とも呼ばれている。結成からずっとフリーで活躍していたが、2020年8月27日、ライブ上で「株式会社STPR」への所属を発表した。「株式会社STPR」とは「ななもり。」が代表取締役を務めている会社で、主に活動者サポート事業をしている。ちなみにこの時のライブは、新型コロナウイルスの影響で無観客での開催になっており、ファンは配信で事務所加入を知ることになった。

すとろべりーぷりんすの活動経歴

「すとぷり」結成! / 2016年6月4日

動画配信者として活動していた「ななもり。」が、ユニットを作ることを決めた。一人きりでの活動では、自分の想いやエンタメを送り届けられる規模に限界を感じたことが理由である。「ななもり。」曰く、メンバーの選抜基準は「ノリが良い」ということだったそう。「ジェル」に対しては一目惚れで、「ジェル」の配信に「ななもり。」がコメントを入れたのが出会いのきっかけである。当時を振り返って「ジェル」は、大物配信者「ななもり。」からの突然のコメントに、「今のうちに媚びておかないと!」と思ったことをカミングアウトしている。その他のメンバーに関しても、声を掛けた時に相性の良さを感じたことが理由とのこと。最終的には「ジェル」、「ころん」、「さとみ」、「るうと」、「莉犬」、「かんなちゃろ」、「けちゃっぷ」、「しゆん」、そして「ななもり。」で2016年6月4日、活動をスタートした。ユニット名の「すとろべりーぷりんす」は、メンバー全員の好物が苺であったことが理由である。ファンネームは、ユニット名からとって公式に「すとぷりすなー」としている。

「すとぷり」初ライブ! / 2016年8月14日

デビューして2か月後、初ライブ『すとろべりーめもりーvol.1』を敢行した「すとぷり」。メンバーはユニットとしてデビューする前からそれぞれの分野で活躍していたため、ユニットの初ライブとしては大きめのライブハウス、「KINGSX TOKYO」での開催となった。当時のキャパは300人で、動員数は約100人ということで、現在大人気の「すとぷり」にとって伝説のライブとなっている。ライブをこなすうちに動員数を増やし続け、2019年の幕張メッセで行われた『すとろべりーめもりーvol.7』では、14000人の動員を達成している。ドームでのライブもこなした「すとぷり」にとって、全ての起源は2016年8月14日の100人だったのだ。

「すとぷり」結成1周年記念、24時間リレー生放送 / 2017年6月3日

ライブの動員数、公式YouTubeチャンネルの登録者数も着々と数を伸ばしながら、2017年6月4日、「すとぷり」は1周年を迎えた。記念に、「すとぷり」メンバーが交代で担当を務める「24時間リレー生放送」がツイキャスにて行われることになった。初の試みにリスナーも高い期待を寄せる中、見事、24時間の生放送は成功を収めた。その結果、長時間のリレー生放送は「すとぷり」の名物企画になっており、2018年3月に72時間、その年の夏に24時間、72時間、100時間と立て続けに生放送リレーを実行しているのだ。

「すとぷり」と「HoneyWorks」が初コラボ! / 2018年12月29日

「すとぷり」と「HoneyWorks」のコラボ絵。パンダは「HoneyWorks」のキャラクター。

2018年も終わりを迎える12月29日、「新木場STUDIO COAST」でライブ『すとろべりーはにー 〜すとぷり×HoneyWorks〜』が開催された。当時からボカロなどで有名だったアーティスト、「HoneyWorks」とのコラボで、大きな話題を呼んだ。『世界は恋に落ちている』や『アイのシナリオ』など、「HoneyWorks」の楽曲を14曲、「すとぷり」のメンバーが歌った。このライブを機に、「すとぷり」に対してしばしば「HoneyWorks」が楽曲提供している。

「遠井さん」誕生! / 2019年4月10日

「すとぷり」の知名度に少なからず貢献しているキャラクター、「遠井さん」。可愛らしい女子高生のビジュアルと切れの良いツッコミで、長らくファンからの人気を誇っている。「遠井さん」は「ジェル」の女性声でアテレコをしており、2019年4月10日のYouTubeチャンネル『ジェルofficial』で初登場した。「乙女ゲームの設定で遠井さんとジェルが恋愛をする」という設定でのギャグストーリー企画で、当初は単発で終わらせる予定だったが、あまりの評判に今では500本近く配信している。個性溢れる新しいキャラクターが次々に登場するが、驚くべきなのは、その全員を「ジェル」一人でアテレコしている、ということだ。「すとぷり」の他メンバーが、公式キャラクターにアテレコしてコラボした動画も多い。

「すとぷり」が初の公式賞を受賞! / 2020年

日本で活動するアーティストの登竜門「日本ゴールドディスク大賞」の、2020年度第34回で「すとぷり」が、「ベスト5ニュー・アーティスト賞」を受賞した。同賞の他の受賞者には、「King Gnu(キングヌー)」や「ヨルシカ」といった、2020年の顔が選ばれている。2019年7月に発売した1stフルアルバム、『すとろべりーらぶっ!』が、オリコンウィークリー総合チャートで1位を獲得したのが、大きな理由である。「すとぷり」はメンバー全員が個性的かつ抜群の歌唱力を誇っており、「るうと」をはじめとして作詞、作曲の実力も備わっているので、楽曲のクオリティーが高いことで有名である。

すとろべりーぷりんすの作品

書籍

定期的に、オフィシャルファンブック『すとろべりーめもりー』を発売している。「すとぷり」メンバーのプロフィールやインタビュー、ライブ情報、楽曲情報、裏話などを記載している。

『すとろべりーめもりーvol1』 / 2019年6月14日発売

「すとぷり」のオフィシャルファンブックの1巻目。「すとろべりーぷりんす」の年表や、幕張メッセで行われた『すとろべりーめもりーvol.7』のライブレポート、メンバーの大喜利企画などを掲載している。

『すとろべりーめもりー vol.2』 / 2019年8月19日発売

4jsho0506
4jsho0506
@4jsho0506

目次 - Contents