Thousand Foot Krutch(サウザンド・フット・クラッチ)の徹底解説まとめ
Thousand Foot Krutchとは1995年に結成されたカナダのロック・バンドで、ジャンル的にはクリスチャンロックだ。
Thousand Foot Krutchの楽曲は、1つ1つがバラエティ豊かで、最後まで飽きさせない魅力がある。
ビルボード200でも初登場14位という快挙成し遂げた凄いバンドである。
クリスチャンロック部門のバンドとしてかなり人気がある。
01. Like a Machine
02. Untraveled Road
03. Born This Way
04. Set Me on Fire
05. Give It to Me
06. I See Red
07. Light Up
08. In My Room
09. Oxygen
10. Glow
このアルバムのファーストシングルである「Born This Way」は2014年7月22日にリリースされた。
セカンドシングルである「Untraveled Road」は2014年8月6日、YouTubeで発表された。
そして、同年の8月19日には、iTune First Play(Tune Radio)でアルバム全体の発売が始まった。
とにかく、宣伝不足なのか、認知度がまだまだ足りない。
知名度がもっと上がれば彼らの本当の価値がどれくらいのものなのか、認識されることになる。
2016:『EXHALE』(インディーズ)
01. Running with Giants
02. Incomplete
03. Give up the Ghost
04. A Different Kind of Dynamite
05. The River
06. Push
07. Off the Rails
08. Adrenaline
09. Lifeline
10. Can't Stop This
11. Born Again
12. Honest
13. Where The River Flows(Bonus Track)
CCM Magazineで4つ星の評価を受けたこのアルバムでは、より自信に満ちた彼らの演奏が力強い。
より質の高い闘いに身を投じている彼らの姿が高評価されているアルバムだ。
こちらは個人レーベルよりリリースされており、古巣(トゥース・アンド・ネイル・レコード)からは離れているようだ。
このアルバムも外れなしの優れたアルバムと言われている。
全体的にラップロックがメインのようだが、最後の曲の「Honest」は、バラード調で大変人気のある曲だ。
1曲目の「Running with Giants」は乗りの良いカッコいい曲で、出だしの勢いある演奏で惹きつけられる。
Thousand Foot Krutchの代表曲
『Courtesy Call』
Thousand Foot Krutchが2012年に発表したアルバム『The End Is Where We Begin』はアメリカのビルボード200においてなんと14位にチャートイン。
この業績は快挙といっても過言ではないだろう。
ロックというジャンルの中ですでにステータスを得たクリスチャンロック部門において、堂々の1位を獲得した。
クリスチャンでない人もファンになり、宗教という垣根を越えて、世界中で大ブレイクすることとなった。
クリスチャンロックというジャンルでありながら、宗派にかかわらず、多くのファンに支持されたということは本当に実力があって、愛されるバンドなのだ。
宗教抜きで楽曲そのものが素晴らしいと評価されている彼らには、多くのロックファンを惹きつける何かが備わっているのだろう。
この『The End Is Where We Begin』に収録されている「Courtesy Call」という曲は大変人気のある曲で、彼らの代表作といえる。
2017年冬、「Courtesy Call」のライブレコーディングがライブアルバム『Untraveled Roads』のためにスタートした。
Trevorの声が大好きというファンが多いが、ルックス的にもいかにも女性受けしそうなので、恐らく女性ファンであろう。
中にはTrevorに憧れる男性もいるにちがいない。
熱狂的ファンはこの曲を1日に5回~10回聴くという。
宗教を全く意識せずに聴いても彼らの楽曲は優れており、単純にハードロックとしても秀逸なナンバーが多い。
因みに、「Courtesy Call」の意味だが、「表敬訪問」という日本語が当てはまる。
やや硬い表現で、これといった急ぎの用事はないが相手に敬意を示すために訪問するという意味だ。
楽曲のタイトルとしては少し硬い表現ではあるが、インパクトがある。
『The End Is Where We Begin』
2012年、アメリカの「Billboard Top Hard Rock Albums」のチャートでトップに躍り出たアルバム『The End Is Where We Begin』は、カナダでもトップセールスを果たした(iTunes部門)。
そのタイトル曲の「The End Is Where We Begin」では観衆とTrevorの一体感がすごいのだ。
彼のパフォーマンス力がファンを虜にしている。
さらに、彼の英語は日本人にとって聞き取りやすい。
歌詞の内容も大方理解できるというファンも多いだろう。
『War of Change』
アルバム『The End Is Where We Begin』に収録されているナンバーである。
この曲を初めて聴いてそのカッコよさに惹かれたという人は多い。
この曲で一気にファンをつかんだ名曲中の名曲だ。
「War of Change」はギターサウンドがカッコいいので、ついつい聴きこんでしまう素晴らしい楽曲である。
『I See Red』
「I See Red」 はアルバム『OXYGEN:INHALE』の6番目に収録されている曲である。
ちょっと曲想が他と違っているバラード調の曲だ。
歌詞の内容からすると、世界がFall Downしていくとこのような詩、曲ができあがるというわけだ。
「I See Red」と繰り返し歌っているが、その歌い方はどこか感傷的だ。
Thousand Foot Krutchの名言・発言
「バンド"TFK"とは、我々が人生の中で自分たちの力ではどうにもできないことがあると気づくポイントの象徴」 トレバー・マクネバン
「バンド"TFK"とは、我々が人生の中で自分たちの力ではどうにもできないことがあると気づくポイントの象徴」 トレバー・マクネバン
いつどこでされた名言であるのかまでは不明である。
Thousand Foot Krutchの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
トレバー・マクネバンはマクドナルドでバイトしていたことがあった
Thousand Foot Krutchと3 Days Graceはお互い仲が良く、一緒にマクドナルドで働いていたことがある。
クリスチャンロックの大御所バンドのボーカリストがマクドナルドでアルバイトをしていたことがあったなんて、ちょっと意外だ。
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目次 - Contents
- Thousand Foot Krutchの概要
- Thousand Foot Krutchの活動経歴
- Thousand Foot Krutchのメンバー
- メンバー
- Trevor McNevan(トレヴァー・マクネヴァン)
- Steve Augustine(スティーヴ・オーガスティン)
- Joel Bruyere(ジョエル・ブライア)
- 旧メンバー
- Neil Sanderson(ニール・サンダーソン)
- Thousand Foot Krutchのディスコグラフィー
- 1995:『Shutterbug(Oddball名義)』(インディーズ)
- 1997:『That's What People Do』(インディーズ)
- 2001:『Set It Off』(DJD Entertainment Group)
- 2003:『Phenomenon』(トゥース・アンド・ネイル・レコード)
- 2005:『The Art of Breaking』(トゥース・アンド・ネイル・レコード)
- 2007:『The Flame in All of Us』(トゥース・アンド・ネイル・レコード)
- 2009:『Welcome To The Masquerade』(トゥース・アンド・ネイル・レコード)
- 2012:『The End Is Where We Begin』(インディーズ)
- 2014:『OXYGEN:INHALE』(インディーズ)
- 2016:『EXHALE』(インディーズ)
- Thousand Foot Krutchの代表曲
- 『Courtesy Call』
- 『The End Is Where We Begin』
- 『War of Change』
- 『I See Red』
- Thousand Foot Krutchの名言・発言
- 「バンド"TFK"とは、我々が人生の中で自分たちの力ではどうにもできないことがあると気づくポイントの象徴」 トレバー・マクネバン
- Thousand Foot Krutchの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- トレバー・マクネバンはマクドナルドでバイトしていたことがあった
- トレバー・マクネバンはバスツアーが好き
- 年間のコンサート数は200回
- 「神は松葉杖(Krutch)という支えであり、1000フィートもの山積みとなった問題でも、神に身をゆだねることで解決できる」