撮影監督・篠田昇が手掛けた映画まとめ!『花とアリス』『リリイ・シュシュのすべて』など
撮影監督・篠田昇が手掛けた映画をまとめました。ここに掲載しているのは、『花とアリス』や『リリイ・シュシュのすべて』など、柔らかな光と瑞々しい空気感に心が揺さぶられる7作品。篠田昇についても交えつつ、各作品のあらすじ・ストーリーや見どころなどを紹介していきます。
『リリィ・シュシュのすべて』でも最大の特徴はその圧倒的な映像。HD24Pというデジタルビデオカメラを日本で初めて使って撮影したらしい。その効果かオープニングで雄一が地平線まで続く田圃の真中でウォークマンを聞いてるシーンから映像が異常にクリア。フィルムの質感とは明らかに違うんやけど、この映画ではそれがマイナスにならない。これはすごいことやと思う。
撮影監督の篠田昇はこの作品を自分の代表作にしてくれと生前言っていたそうです。本当に惜しい人を亡くしました。
■クロエ(監督:利重剛)
岩井俊二のLove Letterのように、純粋にいいラブストーリーが見たい。その思いを満たしてくれた、作品。部屋に差し込む日の光には、あたたかい<におい>があって、その<におい>を映像を通して伝えるのは、難しい。しかし、この映画の光には<におい>がある。あたたかい、あたたかい光、やわらかい光、そんな光が、映画から自分の中に差し込んでくる。やさしい<におい>の光に、しんと自分の心がしづかになる。
■世界の中心で、愛をさけぶ(監督:行定勲)
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(「世界の中心で、愛をさけぶ」の)仕上げの段階で篠田さんは「俺はいま現存する35ミリというフィルムを使って、これ以上美しい映画はないだろうという映画を撮った。もう思い残すことはない」と言っていました。-「月刊行定勲」より
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