精神的な恐怖を感じる映画まとめ!物理的に派手な演出はないけど超怖い!

ここでは派手な流血描写や殺人鬼は登場しないが、観ると鳥肌がとまらない怖い映画をまとめた。古い屋敷の地下室に封印されていた何かの存在に気付いた少女がじわじわと追い詰められていく『ダーク・フェアリー』、魔女伝説が残る森に入った男女が襲われる恐怖を描いた『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などを紹介している。

ホラー映画のツボを抑えた丁寧な作りで観るものを圧倒させる。も家から一歩も出ないような展開だが、何かが起こりそうで、バンバン超常現象が起こる緩急のつけ方などとにかく見事。

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ドキュメンタリー風に描写される前半、予想不能の展開が待ち受ける後半と、タッグを組んだ両者の持ち味を生かした作品となった。

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▼『冬の嵐』

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”冬の猛吹雪の夜、屋敷に拉致監禁された女優の運命は一体どうなるの?”

アーサー・ペン監督、一人3役をこなしたメアリー・スティーンバージェン主演による1987年の作品。殺害され指を切り落とされるという猟奇事件が発生したニューヨーク。猛吹雪の中、映画プロデューサーの屋敷を訪れた売れない女優。屋敷の人間たちの怪しさに気づいて極寒の中脱出を図るが失敗、何者かに眠らされて目覚めると、彼女の指は切断されていた。ある陰謀に巻き込まれた女性の恐怖と絶望を描いた、ヒッチコックをお手本にしたような王道サスペンススリラーの快作。これでもか!というサスペンスフルな音楽も秀逸!

逃げられない、動けない、一体どうなっちゃうの?という緊迫した心理を描いた非常にスリリングな隠れた名作。

『冬の嵐』予告編

事件の真相は途中で明かされるが、逃げ場のない展開がドキハラ感を生む。また音楽もよく、脚本や演出、役者の演技も見事で、面白いサスペンス作品です。

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恐らくヒッチコックを意識したであろうかなりあざといサスペンススリラーなのですが、脚本の面白さとメアリーの一人三役でかなり楽しめます。

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ヒッチコックを意識した配役や小道具を利用したイタズラにカメラアングル、それらをベースにした脚本の妙といい、見所は盛り沢山。

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▼『回転』

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”美しい白黒映像、緻密な心理描写がじわじわする恐怖の古典的スリラー!”

ヘンリー・ジェームズの幽霊小説『ねじの回転』をジャック・クレイトン監督、デボラ・カー主演で映画化した1961年の作品。この作品の前日談を描いた「妖精たちの森」も製作された。郊外の屋敷で暮らす幼い兄妹の家庭教師となった女性が、屋敷で男女の幽霊を目撃する。その幽霊と子供たちには、恐るべき秘密があった……。

モノクロ画面による雰囲気の怖さと、見えそうで見えない幽霊の存在といったさりげない恐怖演出がジワジワ~。

原作の雰囲気を壊さぬように配慮された脚本、墨絵のように美しい撮影、心理描写の優れた描き方等々、第一級品の心理ミステリーに仕上がっている。

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原作のイメージを捕らえて気味の悪さを味わえる。家庭教師ミス・ジェスル役のデボラ・カーという女優さんが驚きの表情で、目を大きくひんむいたドアップが何よりも怖く感じました。

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白黒ですが、木もれ日のゆれる薄暗い森や水の反映、小鳥のさえずりなどが美しく、それが幽霊の恐ろしさを引き立たせています。

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