おすすめのロードムービー10選!『イントゥ・ザ・ワイルド』や『プリシラ』など

仕事や学業、人間関係に疲れたとき、人はすべてを投げ出して旅に出たくなる。だが実際に旅に出るのは難しいものだ。ここでは旅に出た気分を味わえるおすすめのロードムービーをまとめた。感動作からコメディタッチのものまで、様々なテイストの作品を紹介している。

仕事や学校、大切な人、思わず全てを投げ出して旅に出たくなるようなロードムービー(旅の道中を描いた映画)をまとめてみました。

1. イントゥ・ザ・ワイルド

出典: www.amazon.co.jp

あらすじ:
大学を優秀な成績で卒業したクリス(エミール・ハーシュ)は車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる。

すべてを捨てアラスカへと放浪の旅へ出た裕福な青年の心の軌跡を描いた人間ドラマ。

理想と現実のギャップに悩み、全てを捨てて真実を追い求めた主人公の姿は、見る者すべてに衝撃を与える。旅の終わりに彼が知った“真実の幸福”とは…?

ショーン・ペンが監督を務め、原作は冒険家ジョン・クラカワー著のノンフィクション小説「荒野へ」。青年が足を踏み入れていく、美しくも厳しいアメリカの大自然の映像も圧巻の作品です。

2. プリシラ

出典: www.amazon.co.jp

あらすじ:
3人のドラッグ・クイーン(女装のゲイ)がバスに乗って大都会シドニーから、オーストラリア中部、砂漠の真ん中にあるリゾート地でショウをするため3000キロにわたる旅へ…

3人のドラッグクイーン(女装のゲイ)が大自然の中、バスに乗って真実の愛を求めて旅をするロードムービー。

広大なオーストラリアの赤い大地と、澄み渡る青空はどこまでも明るく、自分に正直に強く生きようとする三人の姿は何よりも眩しく、まさしく砂漠に咲く一輪の花のように健気で美しかった。

出典: www17.ocn.ne.jp

主人公たちのド派手なファッションや全編に流れる70年代ディスコ・ヒット曲の数々が印象的な作品です。監督・脚本はオーストラリア映画界の新鋭ステファン・エリオット。製作は「ゴシック」のアル・クラークと「U2/魂の叫び」のマイケル・ハムリン。

3. リトル・ミス・サンシャイン

出典: www.amazon.co.jp

あらすじ:
小太りの眼鏡っ子、オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)の夢は美少女コンテストで優勝すること。地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、独自の成功論に取りつかれる父リチャード(グレッグ・キニア)や母のシェリル(トニ・コレット)、自殺を図ったゲイの伯父フランク(スティーヴ・カレル)らと車で決勝大会の会場を目指す。

美少女コンテストのクィーンを夢見る少女とその個性的な家族が、黄色いワゴン車に乗ってコンテスト会場を目指す姿を描く。

家族はミニバスを借り、会場のあるロサンゼルスを目指す。ヘロイン中毒の祖父や、一言も口をきかない兄、ゲイで自殺未遂を起こしたばかりのおじさんなど、問題だらけの彼らには、予想どおり波乱の道中が待つのであった。

オスカーはじめ各賞レースで絶賛されたロードムービーです。主人公の家族を演じるのは、「40歳の童貞男」のスティーヴ・カレル、トニ・コレット、ポール・ダノら。それぞれコンプレックスを持つ家族の”絆”の再生の旅を描いた作品です。

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