ぴちぴちピッチの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ぴちぴちピッチ』とは、横手美智子と花森ぴんくによる少女漫画で、『なかよし』で連載されていた作品である。主人公は、地上で暮らすマーメイドプリンセスの七海るちあ。本作では、海の平和を脅かそうとする水妖とマーメイドとの戦いを軸に、マーメイドと人間との恋模様や仲間同士の友情などが描かれている。愛や平和を語ったセリフや人を思う気持ちが現れた数々のセリフが、読者の女の子や女性達を引きつけた。
ユーリさん!わたしは誓ったんです!もう別れを恐れないと。何度離されてもどんな姿でも、わたしはあなたを迎えに行きます⋯⋯!
7巻でヒッポがユーリに言ったセリフである。
ヒッポとダーク・ラヴァーズの一員であるユーリは互いに思いを寄せ合っていたが、ガクトとマーメイドプリンセスとの戦いを経てガクトと共にダーク・ラヴァーズが深海へと沈んでいった事でヒッポはユーリとの悲しい別れを経験する。
その後、ヒッポはユーリに会いたいと願うも、深海の底にいるユーリの姿を見ることは叶わなかった。
ある日、ヒッポの夢の中にユーリが登場し、「あしたの夜、いくつもの星が海に降るとき、きっとわたしは愛しいヒッポさまの所に会いに参ります。どうか、あの灯台の見える小屋でお待ちください。」と、告げた。ユーリがヒッポに待ち合わせの約束を取り付けた後、ガクトが現れて「ただし、忘れるな。ユーリがこの姿で居られるのはたった一夜だということを⋯⋯」と、忠告する。
ユーリ達ダーク・ラヴァーズの正体は、深海魚だ。ガクトは深海の底で孤独に過ごす寂しさを癒すため、4匹の深海魚を人間へと変身させる。
奇跡が起きて普段は会えないユーリと1日だけ会うことが出来る事に喜ぶヒッポだが、辛い別れを二度も味わいたくないという恐怖から、一度はユーリと会うことを拒む。ヒッポがユーリと会うのを拒否し、浜辺で動かないでいると、ユーリの恋路を応援するガクトが目の前に現れて「大切な女なんだろ?だったらお前が守ってやれ。その拳で、その全身で⋯⋯なんのために、誰のために今夜の奇跡が許されてると思う?好きなんだろう?だったら死ぬ気で愛してやれ!!」と、発破をかける。ガクトの後押しを受けたヒッポは、ユーリが待つ灯台の見える小屋へと向かう。
小屋の外からヒッポがユーリに話しかけると、ユーリからは「⋯帰ってください。⋯ヒッポさま、やっぱりわたしたちは会わない方がいいですわ。」と告げられる。
ヒッポがユーリに理由を聞くと、「ずっと⋯⋯⋯考えていました。あと数時間でわたしはまたヒッポさまに釣り合わない小さな魚の姿に戻ってしまう⋯⋯。ヒッポさまに嫌われてしまうくらいならいっそ思い出のままのほうがいいと⋯」と、涙を流す。
ユーリたちダーク・ラヴァーズの正体は、深海魚だ。
見出しのセリフはヒッポに会う事を拒むユーリに対して言ったもので、ユーリの事が好きというまっすくな思いが込められた名セリフである。
ヒッポの真剣な思いはユーリに届き、二人はついに再会した。
浜崎雅宏の名言・名セリフ
でもこれ⋯バレンタインのチョコとして受けとっちゃダメかな?ごめん、困らせたかな?じゃあ、またね。
出典: blog.goo.ne.jp
4巻で浜崎がリナに対して言ったセリフである。
リナが滅ぼされた国の皆や自分を庇ってガクトに連れ去られたノエルの事を思って涙を流していると、偶然通りかかった浜崎にハンカチを渡される。
その後、浜崎はリナが巫女を務める泡海神社でるちあ達と話している姿を見かけた時、「きみ、リナちゃんてゆーんだ。」と、話しかける。浜崎の顔を見たリナは、「あっ⋯ハンカチ!ずっと返そうと思ってたけどこんな格好だから⋯」と、ポケットが付いていない着物を着ていることでハンカチを返せないことに焦った。さらに、リナは直前まで泡海神社で観客の前で舞を踊っていたため、ハンカチが入った鞄を持っていなかったのだ。すると、浜崎は「そりゃそーだ。いいよ、あれは。あげるよ。」と伝え、戸惑うリナに対して「僕は浜崎ってゆーんだ。よかった、今日は笑っててさ。」と、笑顔を向ける。
後日、リナはハンカチと共にお礼を兼ねてチョコレートを贈った。「えっ⋯コレリナちゃんの手作り!?」と驚く浜崎に対して、リナは「いやっ、⋯偶然友だちと作っててっ⋯」と、少し照れたように返した。
見出しのセリフは意中の相手に自分を意識させるために浜崎が言ったもので、ピュアなリナを気遣いつつも、「じゃあ、またね」と付け加えることで再び会う約束を取り付けた浜崎のスマートさが表れている。
悩んでるならなんでも話してよ?僕でも話を聞くだけならできるからさ。
5巻で浜崎がリナに言ったセリフである。
マーメイドプリンセスとガクトとの戦いが終わり、海に平和が訪れた。ところが、海の平和を脅かす新たな敵であるミケルの出現により、マーメイドプリンセス達は再び戦いに身を投じる事となる。
ガクトとの戦いの後、自分の国に帰る予定だったリナは、公園で物思いに耽っていた。北大西洋にあるリナの国はガクトの侵攻により滅ぼされてしまい、現在はどのような状態になっているのか分からなかった。リナが「国のみんなはどうしてるんだろう⋯⋯」と国のことを思って悩んでいた時、「リナちゃん、また会ったね。」と、浜崎がリナに缶コーヒーを差し出して話しかけてきた。
リナは、浜崎に対して自分がマーメイドであることを明かしていない。そのため、以前リナは自分の国へと帰る予定だった時に「自分の出身地である外国へ行くことになった」とだけ伝えていた。
リナから外国へ行くことが取り止めになったと聞かされた浜崎は、「そっか⋯⋯しばらく帰れなくなったのか。」と、話しかける。浜崎の言葉に対してリナは、遠く離れた地にある自分の国のことを思いながら「どうしてもやらなくてはいけないことがあってな⋯⋯」と、不安そうに答えた。
見出しのセリフは事情は分からないが不安そうな顔をしているリナを元気付けようとした浜崎の言葉で、悩んでいるリナに手を差し伸べようとする浜崎の優しさが表れた名セリフである。
ガクトの名言・名セリフ
出典: www.fanpop.com
大切な女なんだろ?だったらお前が守ってやれ。その拳で⋯その全身で⋯⋯なんのために、誰のために今夜の奇跡が許されてると思う?好きなんだろ?だったら死ぬ気で愛してやれ!!
7巻でガクトがヒッポに言ったセリフである。
マーメイドプリンセスとガクトとの戦いの後、ガクトは深海の底で眠りにつき、ガクトを慕うダーク・ラヴァーズも本来の魚の姿に戻って深海の底へと沈んだ。
マーメイドプリンセスの守護者であるヒッポとダーク・ラヴァーズの一人であるユーリは違いに両思いだったが、敵対関係だった事や最後にユーリが深海の底へと沈んでいった事で悲恋となった。
ヒッポはずっとユーリに会いたいと願っていたが、叶わぬ夢だった。
ところが、奇跡が起きる。ヒッポが睡眠中に見た夢にユーリが登場し、「ヒッポさま⋯⋯。あしたの夜、いくつもの星が海に降るとき愛しいヒッポさまの元に会いに参ります。どうか、あの灯台の見える小屋でお待ち下さい。」と、メッセージを残したのだ。夢にはガクトも登場し、「ただし、忘れるな。ユーリがこの姿でいられるのはたった一夜だということを⋯⋯。」と、ヒッポに伝える。
夢から覚めたヒッポは、急いでユーリが待つ小屋へと向かう。しかし、「でも⋯⋯朝が来たらもう⋯」という考えがよぎったヒッポは、浜辺で足を止めてしまった。ヒッポは、朝が来たらユーリとの別れが強制的に訪れてしまうという考えに至ったのだ。二度もユーリとの別れを経験したくないヒッポは、小屋へと向かわずその場で立ち竦む。
そんなヒッポに対して、幽霊が乗り移ったように海斗の体を乗っ取ったガクトが「あそこにいるんだろ?好きなやつが。」と、話しかける。ガクトに対してヒッポは、「いいんです、ユーリさんとは今夜限り⋯。もう私はあんな辛い心がはりさけそうな別れはイヤなんです⋯⋯!」と、涙を流した。
すると、ガクトは「ならとっとと帰れ。プリンセスが心配している。ユーリには言っておいてやるよ。意気地なしのヒポカンポスはこないとな。こんな腰抜けに惚れたあいつは所詮出来損ないのダメ水妖だな!」と、ユーリを貶す発言をする。
ガクトの言葉を聞いたヒッポは、「⋯わたしのことならともかく、ユーリさんのことまで⋯⋯いくら海斗さんでも許しません!」と、海斗の姿をしたガクトを殴った。
見出しのセリフはヒッポに殴られた後にガクトが言ったもので、ユーリとヒッポのために悪者を演じつつ二人の恋路の背中を押すガクトの優しさが表れた名セリフである。
ダーク・ラヴァーズの名言・名セリフ
団結するときがきたようね。愛のしもべ、ダーク・ラヴァーズ⋯出撃よ!
出典: www.fanpop.com
3巻でガクトにの手下であるダーク・ラヴァーズの4人が言ったセリフである。
ダーク・ラヴァーズの面々はガクトを心の底から敬愛しているが、最近ではマーメイドプリンセス達との戦いによる度重なる失敗でガクトの心が離れてしまう事を危惧していた。
普段、ダーク・ラヴァーズの4人はガクトからの愛情を獲得するためにそれぞれが単独行動を取っていたが、強力なマーメイドプリンセスを倒すために協力し合う事を誓う。
見出しのセリフは4人が団結してマーメイドプリンセスに挑む事を決意した時に言ったもので、ガクトのために力を合わせようとするダーク・ラヴァーズの愛情や結束が表れた名セリフである。
ダーク・ラヴァーズの4人は普段はガクトからの愛を巡っていがみ合うことも多いが、いざとなった時には高い団結力と仲の良さを見せる。
イズール(ダーク・ラヴァーズ)の名言・名セリフ
いいかげんに勇気だしな!ヒポカンポスが⋯あの男が好きなんだろう!
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目次 - Contents
- 『ぴちぴちピッチ』の概要
- 七海るちあの名言・名セリフ
- ぴちぴちボイスでライブスタート♡
- ラブ♡シャワーピッチ!!アンコールはいかが?
- リナ⋯⋯泣いてる場合じゃないよ。⋯つらいならなにも言わなくていい。でも⋯⋯でもね、リナの気持ちがあたしや波音にわかんないと思うの!?リナは一人じゃない!!
- ⋯海斗の秘密か⋯⋯。でも、あたしはずっと海斗を⋯見てたよ。いまの海斗がどんな人か知ってるし⋯海斗は海斗だもん。なにがあったって大切な人には変わりないよ!
- そうだよ!どんなときだって好きって気持ちは宝物だもん!
- ガクト⋯憎しみは自分のココロを傷つけるだけ⋯⋯。そこからはなにも生まれないわ。いくら悲しくても運命に勝つことは力でねじふせることじゃない。
- あまーい夢ならお断り!自分でかなえてみせちゃうんだからっ!ぴちぴちっと花火ステージスタートだよ☆
- 宝生波音の名言・名セリフ
- プリティー♡シュガーピッチ!!
- ⋯そうよ!リナのかっこつけっ!国を滅ぼされたのはあたしも一緒なんだからねっ。そんなの、いくらだって受け止めてあげちゃうんだからっ!
- そうかな⋯⋯いいんじゃない?恋しても!それで舞い上がったり落ちこんだり⋯、ね!だって女のコだもん。ね、るちあ!
- るちあのバカ!!ムリしちゃって⋯やせ我慢なんかするからよ!しっかりしなさい!
- へぇ⋯⋯そんなもんなんだ、わたしへの気持ち。全然わかってない⋯⋯。わたしをつかまえたいんでしょ?だったらどうして先生のこと忘れさせるって言わないのよ!?
- わたしたちマーメイドプリンセスの歌は愛を伝えるため⋯どんなときも希望を失わないためにある。
- 洞院リナの名言・名セリフ
- クール・シャインピッチ!!
- これから舞があるんだ。おまえたちのこと願って舞ってくるよ。
- 強がったってあたしたちにはお見通しなんだからな。
- それでもみんな希望を捨てないで生きている。運命の重さに押し潰されそうになっても、明日への願いを捨てたら負けだ!
- かれんの名言・名セリフ
- キューティ☆ホットピッチ!!
- るちあ、元気出して!あたしたちがいるじゃない!
- あら、いつからマーメイドプリンセスは3人になったのかしら?
- ノエルの名言・名セリフ
- 七色の花火⋯⋯まるで私たちみたいね。だってほら、遠い空でも七つが集まって一つになる⋯⋯⋯。そうしてマーメイドプリンセスの歌は世界を照らすのかもしれないね⋯⋯。
- ココの名言・名セリフ
- わたしは⋯⋯もう一度沙羅と会うわ!これ以上くずれていくあの子を放ってはおけない!友だちとして⋯⋯仲間として!!
- もうやめなさい⋯沙羅。ほんとうに大切なものをキズつけて⋯⋯こわして⋯自分自身までキズつけて⋯⋯!
- そう⋯わたしは何もしてあげられなかった。だから今こそ沙羅⋯あなたを救ってみせる。
- 沙羅の名言・名セリフ
- ありがとう、ココ。あなたは本当にわたしの友だちだったわ。そしてミツキ⋯⋯ごめんなさい。やっぱりあなたとは一緒になれないみたい。あなたが大切に思ってくれたプリンセスの仕事を立派にやるから⋯⋯きちんとできるように願っていてね。
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- そんな悲しいこと⋯⋯。わたしはあなたの奏でる音色の中に、深い悲しみと助けを呼ぶ声がきこえたわ!どこかでこの世界を信じたいという、悲しい叫び声が⋯⋯!
- 守りつづけたい⋯友だちを、愛する人を、この光ある世界を⋯。まちがったことも、希望が見えなくなることも、愛が消えたと思えるときもある。でも、そんなとき⋯励ましてくれる仲間や愛する人がいるから生きていける。きっと腕をのばせば、その手をにぎってくれる人がいる。信じなければ、信じてもらえない。なにも決まってるものなんてない。愛も友情も未来も⋯自分で作っていくものなんだよ⋯ミケル。
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- ⋯⋯信じてみろよ。あのとき、正直オレは成功するか失敗するかなんて分からなかったんだぜ?でも、きっとおまえはオレを信じてくれるってことだけは信じられた。⋯真剣な思いはきっと届くんだ。大丈夫、絶対通じるから。
- 守るものがあるから強くなる⋯⋯!終わりだ、ガクト!
- ヒッポの名言・名セリフ
- ⋯どうしました?紳士として泣いているレディーを放っておくわけにはいきません⋯⋯!
- あなたはほんとうは寂しがりやでかわいい人なのに⋯どうしてガクトの手先なんか⋯⋯
- ユーリさん!わたしは誓ったんです!もう別れを恐れないと。何度離されてもどんな姿でも、わたしはあなたを迎えに行きます⋯⋯!
- 浜崎雅宏の名言・名セリフ
- でもこれ⋯バレンタインのチョコとして受けとっちゃダメかな?ごめん、困らせたかな?じゃあ、またね。
- 悩んでるならなんでも話してよ?僕でも話を聞くだけならできるからさ。
- ガクトの名言・名セリフ
- 大切な女なんだろ?だったらお前が守ってやれ。その拳で⋯その全身で⋯⋯なんのために、誰のために今夜の奇跡が許されてると思う?好きなんだろ?だったら死ぬ気で愛してやれ!!
- ダーク・ラヴァーズの名言・名セリフ
- 団結するときがきたようね。愛のしもべ、ダーク・ラヴァーズ⋯出撃よ!
- イズール(ダーク・ラヴァーズ)の名言・名セリフ
- いいかげんに勇気だしな!ヒポカンポスが⋯あの男が好きなんだろう!
- だって、わたしたちだって仲間だろ。
- ユーリ(ダーク・ラヴァーズ)の名言・名セリフ
- ヒッポさま⋯お会いしたかった⋯!
- マリア(ダーク・ラヴァーズ)の名言・名セリフ
- 女のコは素直な方がいいわよ、ユーリ。
- ブラック・ビューティー・シスターズの名言・名セリフ
- イッツ ショータイム!!
- フン!なにさ、アタシたちのラブラブぶりには敵わないくせに!
- レディーバットの名言・名セリフ
- はじめまして、レディーたち。仲間になろうよ。ボクは愛と快楽を支配する翼、レディーバット!!!無能な人間のことなんて忘れさせてあげる。ボクの濃厚なキスでね。
- 蘭花の名言・名セリフ
- アハハ!心配しないで、私は欲望と享楽の翼。苦しまないで倒してあげる。蘭花の歌をきいてみて!!
- あららの名言・名セリフ
- イエーイ、マーメイドさんたち!お魚さんの時代はもうおしまい!あたしは夢と堕落の翼、あらら!あららのキュートな歌であなたたちをノックアウトしちゃいまっす!