恩田陸の小説ランキング30選!独特の文体とノスタルジックな雰囲気あふれる良作たち
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ジャンルの枠にとらわれることなくその独特の文体で読者を魅了してきた、小説家の恩田陸。ここでは恩田陸がこれまで発表してきた小説作品を、1位から30位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
ランキングには、一通の遺書から明かされる禁断の事実を綴った『不安な童話』や奇怪な事件が起こる全寮制の学園の物語『麦の海に沈む果実』などがランクインしている。
恩田陸の小説「三月は深き紅の淵を」の紹介つぶやき
恩田陸の小説「三月は深き紅の淵を」の書き出し画像
■恩田陸の小説ランキング第15位:世界観に酔った
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ネクロポリス 上
英国と日本の文化が融合した世界「V.ファー」の「アナザーヒル」では、死者と交流する「ヒガン」と呼ばれる行事が毎年行われている。「V.ファー」で連続殺人事件が発生した年、聖地である「アナザーヒル」でも事件が起きる。犯人探しが進むなか、不思議な風習に彩られた「アナザーヒル」が変質し始める――。
恩田陸『ネクロポリス 上』(朝日文庫)読了。使者と出会える場所、アナザー・ヒルで起こる血塗られた事件。英国的なのか日本的なのかな設定に戸惑いつつファンタジーだと思って読んでたらミステリー&ホラーの様相を呈してきた。ひょー。今まで読んだ恩田作品でベストになりそうな予感。下巻へ続く。
— yukio (@heyyzyq) September 26, 2010
恩田陸の小説「ネクロポリス 上 」の紹介つぶやき
恩田陸の『ネクロポリス』上下巻読み終わった。死者に会える街、まるでおとぎ話だけど、どっぷり浸かってしまうのはやっぱり恩田陸ワールドか。とても面白いんだけど、フィニッシュブローがちょっと軽く感じてしまうのもまた恩田陸ワールド。
— champon (@champon_) October 23, 2010
恩田陸の小説「ネクロポリス 上 」の紹介つぶやき
細君は恩田陸先生の『ネクロポリス』の影響が思いのほか強く、イギリス紀行番組などでナローボートが登場すると「ンナ"ー!乗りたいィ!サニーサイドアップ焼くし!」と絶叫し始める。
— 白井山羊太郎(goat) (@nubaotoro) 2013.12.22 20:18
恩田陸の小説「ネクロポリス 上 」の紹介つぶやき
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恩田陸の小説「ネクロポリス 上 」の書き出し画像
■恩田陸の小説ランキング第16位:この本は夜読んではならない
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私の家では何も起こらない
容紹介
恩田陸の正統派幽霊屋敷物語。エレガントで怖い、静謐な物語。怪談雑誌『幽』に連載していた連作短篇集。待望の文庫化。アップルパイが焼けるキッチンで殺しあった姉妹。近所からから攫ってきた子を解体して主人に食べさせていた料理女。床下の動かない少女の傍らで自殺した殺人鬼の美少年。壁に埋め込まれた死体と思しき物体。…幽霊屋敷に魅了された人々の記憶が奏でる不穏な物語。今、静かに語られるーー。巻末に驚愕のサイドストーリーを収録。
【私の家では何も起こらない】(恩田陸)そう、なにも起こらない。ただ淡々と家について思い出が述べられて。気付くとどんどん引きずられていく。家に。この先は読まないほうがいんじゃないかと思いながら、ページを繰る手が止められない。恩田流怪談。http://t.co/MIVbk4gijU
— り ん ぐ (@ring8789) March 11, 2013
恩田陸の小説「私の家では何も起こらない」の書き出し画像
[P]「私の家では何も起こらない」(恩田陸) http://t.co/BaBuMdoijF 恩田陸さんの書かれる小説は不思議な世界のものが多いのですが、今回読んだこの一冊は本格的なホラー連作短編です。
— ポレポレ (@polepole103) March 25, 2014
恩田陸の小説「私の家では何も起こらない」の書き出し画像
恩田陸「私の家では何も起こらない」出張の移動時間に読み切る。萩尾望都さんが描きそうな話。さすが丘の上の家だけに、風が通って水はけが良くて、恨み辛みの湿気が感じられないくっきりした怪談。
— Yutaka Inada (@nighttime_sky) May 1, 2014
恩田陸の小説「私の家では何も起こらない」の書き出し画像
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■恩田陸の小説ランキング第17位:夜のピクニックの準備
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図書室の海
あたしは主人公にはなれない――。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる〈サヨコ〉伝説に関わる使命を……。少女の一瞬のときめきを描く『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニックの準備」など全10話。恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。
『図書室の海/恩田陸』を再読中。ここからあたしの恩田陸人生が始まった、偶然とはいえ最初に手にとったのが短編集だったことに運命的なものを感じるわ。この短編集はとくに、その後の作品に通じるものが詰まってるからねー…ああやっぱり「睡蓮」がすき!
— 7*7 (@huwarihoari) 2010.07.06 23:40
恩田陸の小説「図書室の海 」の紹介つぶやき
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蜜蜂と遠雷(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『蜜蜂と遠雷』とは、恩田陸による青春群像劇をテーマとした長編小説であり、またそれを原作とした皇なつきを作画とするコミカライズ作品、そして石川慶監督による実写映画作品である。劇場公開は2019年。 映画作品では、松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士が才能のあるピアニストをそれぞれ演じ、ピアノの天才達が集う芳ヶ江国際ピアノコンクールに挑む。一次予選、二次予選を突破し、本選に出場しようと努力するコンテスタントたちの戦いが描かれている。彼らの音楽に対する想いや苦悩、葛藤が演奏を通して見えてくる。
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恩田陸の世界
ミステリーやファンタジー、不思議な魅力を持つ作家、恩田陸の世界をご紹介します。
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目次 - Contents
- ■恩田陸の小説ランキング第1位:恩田陸ミステリーここに極まる
- ■恩田陸の小説ランキング第2位:悲しくも美しいものがたり
- ■恩田陸の小説ランキング第3位:注意して下さい、引き込まれます。
- ■恩田陸の小説ランキング第4位:驚くべき臨場感
- ■恩田陸の小説ランキング第5位:ケーキと紅茶を囲んでの推理合戦
- ■恩田陸の小説ランキング第6位:ただ美しいだけじゃない世界観
- ■恩田陸の小説ランキング第7位:読み終わるのが名残惜しい
- ■恩田陸の小説ランキング第8位:懐かしさを呼び覚ます本
- ■恩田陸の小説ランキング第9位:おとなではなかった頃には戻れないおとな達の物語
- ■恩田陸の小説ランキング第10位:もう一度高校生活がしたくなる一冊
- ■恩田陸の小説ランキング第11位:分からないのが面白い!
- ■恩田陸の小説ランキング第12位:20世紀に思いを馳せる
- ■恩田陸の小説ランキング第13位:超絶技巧に舌を巻く
- ■恩田陸の小説ランキング第14位:騙し絵のようなお話
- ■恩田陸の小説ランキング第15位:世界観に酔った
- ■恩田陸の小説ランキング第16位:この本は夜読んではならない
- ■恩田陸の小説ランキング第17位:夜のピクニックの準備
- ■恩田陸の小説ランキング第18位:生まれ変わっても、あなたに会える。
- ■恩田陸の小説ランキング第19位:小さな世界の中の至極の思い出
- ■恩田陸の小説ランキング第20位:懐かしい匂いのする物語
- ■恩田陸の小説ランキング第21位:じわじわ攻めてくる不気味さが◎
- ■恩田陸の小説ランキング第22位:異色の青春ストーリー
- ■恩田陸の小説ランキング第23位:色彩感覚とゆらぎの妙
- ■恩田陸の小説ランキング第24位:ひたひたと恐い。。。
- ■恩田陸の小説ランキング第25位:見えないものの恐怖が読後に後をひく
- ■恩田陸の小説ランキング第26位:最後のどんでん返しが恩田ワールドの真骨頂
- ■恩田陸の小説ランキング第27位:メタ・フィクションの傑作
- ■恩田陸の小説ランキング第28位:ありえない場所であり得ない方法で行われた殺人。
- ■恩田陸の小説ランキング第29位:「短いこと」の面白さを知る一冊
- ■恩田陸の小説ランキング第30位:異空間への魅惑のいざない。