煉獄 弐(RENGOKU II)のネタバレ解説・考察まとめ

『煉獄 弐 RENGOKU II The Stairway to H.E.A.V.E.N.』とは、ハドソンが開発したPSP専用のSFアクションRPG。プレイ人数は1~4人。前作『煉獄 The Tower of Purgatory』の続編で、よりグラフィックが美麗になっている。舞台は”煉獄”という巨大な塔であり、塔の中から目覚める戦闘用アンドロイド”A.D.A.M.”。彼は記憶がなく、この機械の身体とこの場所は何かを知る為、他の”A.D.A.M.”と戦いながら、頂上を目指す。

耐久力回復

HPを回復する事が出来る回復アイテム。ちなみにA.D.A.M.自体は回復アイテムを取らなくても、自動でHPが回復する。

エネルギー回復

A.D.A.M.の武装エネルギーを回復する事が出来る。

クールダウン

各部位の温度を正常値に戻す。

完全回復

あまり出ないアイテムで、耐久力、エネルギー、温度を完全回復する。

オーバードライブ

どのドロップアイテムよりも出現しにくいアイテム。一定時間無敵になり、武装を使用してもエネルギー残量が減らず、さらには熱量も上がらなくなる。そして、チェインコンボを無限に使用出来る様になる。

『煉獄 弐』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

開発中止になった煉獄 参

実は続編の計画があった”煉獄 弐”。そのタイトルは煉獄 The end of the CENTURY(仮称)と呼ばれていたが、ハドソンが倒産した事で開発中止になってしまった。以後10年以上経つが開発の目途は経っていない。

頭部のみ装備出来る”ボンバーヘッド”はボンバーマンシリーズの”白ボン”の顔になる。

アタマだけが白ボンだけになるが、首以下はA.D.A.M.の身体と変わらない。使う武器は勿論、ボム。誘爆する事が出来、画像の様な十字砲火が出来る。

煉獄 弐は非常にシビアなゲームであるが、唯一とも言えるおふざけ要素が「ボンバーヘッド」と呼ばれる頭装備である。そう、ハドソンの看板キャラともいえるボンバーマンこと「白ボン」の頭になりきれる装備だ。しかし、あくまで頭だけなので、頭以下はA.D.A.M.という非常にシュールな絵面になる。

漫画がある

煉獄 弐の漫画が実は電撃オンラインに載っており、今でも閲覧する事が出来る。前編と後編に分けられている。此処に描かれている隊長はゲーム本編のGRAM本人と言及されていないが、概ね戦闘力が極めて高かったこととA.D.A.M.を造る研究機関に協力して、AIセルスーツを使い、データ提供しているといった点が酷似している。

A.D.A.M.のイラストレーターを担当したのは、ウィザードリィシリーズのモンスターデザインを手がけた末弥純

どこか神々しさを感じるGRAMのイラスト、末弥純ならではの手法だ。

本作のA.D.A.M.のデザインを担当したのはイラストレーター「末弥純」。代表作としては「ウィザードリィ」シリーズのモンスターデザインや小説「グインサーガ」の挿絵、「ジルオール」シリーズのキャラクターデザインを手がけた。デザインを担当した経緯は、本作のプロデューサーが末弥純の大ファンであり、最初からデザインをして貰おうと決めていた。ツテを頼ってアポを取る事に成功し、氏の自宅でプレゼンし、快諾してくれたという。その結果、煉獄 弐のパッケージデザインやキービジュアル、キャラクターデザイン、アートデザインなどを手がけている。

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