極東学園天国(日本橋ヨヲコ)のネタバレ解説・考察まとめ
『極東学園天国』とは、『週刊ヤングマガジン』にて連載された、日本橋ヨヲコによる日本の漫画作品である。荒くれ者の巣窟、五色台(ごしきだい)学園に転校してきた主人公・平賀信号。彼は転入早々、この学園を統べる3年・城戸信長の号令により、突如学食優先権を賭けた学年対抗の戦争に巻き込まれていく。全4巻。2013年に新装版が発売され、巻末におまけマンガが新しく追加された。
手癖が悪く、万引きの常習犯。
この学園に在籍している理由は、自身の母であり、五色台学園の創始者・間宮透子の行方を追ってきたから。
学長の間宮純は叔父である。
利一を好いており、恋人関係にある。
岸和田 廉(きしわだ れん)
拒食症と過食症を患っている真面目な女生徒。
現在はひどく痩せているが、子供のころは過食気味で太っているのが強いコンプレックスだった。
容姿への強い劣等感を隠すため、昔から勉強することを生きがいにしていた。
しかし、『極東』の最難関である高城高校に入れず、拒食症を発症する。
『学食争奪戦』ではその豊富な知識を駆使し、2年甲組の参謀役を務めた。
自分を好いてくれる山金仁に思いを寄せている。
実は喫煙家。
鷲尾 定子(わしお さだこ)
元プロの娼婦。
母親も娼婦をしており、幼い頃はそのせいでいじめを受けていた。
体を売ることに諦めに似た感情を抱いており、非常に達観している。
高津勘介に好かれていたが、城戸信長に過去を打ち明けられたことで彼を愛し、相思相愛になった。
円谷 樹里(つぶらや じゅり)
過去にいじめられた経験から、五色台に入学した女生徒。
見た目はギャルで勉強は苦手。
3年乙組
城戸 信長(きど のぶなが)
五色台学園の生徒をまとめる総代。
身内は全員国立高城高校出身であり、父親の意向で高城に進学しなければいけなかったが、入試問題流出事件を起こして五色台学園に入学した。
学長の間宮純を『親友』と呼び、ピアノの才能に嫉妬しながらも憧れの念を抱いている。
普段はゴーグルをつけているが、その下の瞳は片方しかなく、過去に母親への当てつけに抉り出した。
鷲尾定子の人間性を高く評価し、相思相愛になった。
服部 六郎(はっとり ろくろう)
城戸信長の配下の一人。
城戸がいない時に3年生を取りまとめる指揮官。
初登場時は武藤利一にガソリンをかけるなど過激な行動が見られたが、それは単なる脅しだったと後に話している。
時代錯誤な話し方をし、意外と常識人である。
沖田 有造(おきた ゆうぞう)
城戸信長の配下の一人で参謀的存在。
城戸信長の人柄に惹かれ、望んで手下をやっている。
物腰が柔らかく、下級生相手でも常に敬語で話す。
2年乙組
たまご姫
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目次 - Contents
- 『極東学園天国』の概要
- 『極東学園天国』のあらすじ・ストーリー
- 『極東学園天国』の登場人物・キャラクター
- 2年甲組
- 平賀 信号(ひらが しんご)
- 武藤 利一(むとう りいち)
- 山金 仁(やまがね じん)
- 高津 勘介(たかつ かんすけ)
- 武者小路 是清(むしゃのこうじ これきよ)
- 羽根田 黒子(はねだ くろこ)
- 岸和田 廉(きしわだ れん)
- 鷲尾 定子(わしお さだこ)
- 円谷 樹里(つぶらや じゅり)
- 3年乙組
- 城戸 信長(きど のぶなが)
- 服部 六郎(はっとり ろくろう)
- 沖田 有造(おきた ゆうぞう)
- 2年乙組
- たまご姫
- ツルちゃん
- 2年丙組(電撃ネットワーク)
- 北部(ほくぶ)
- 五三(ごさん)
- ギュウゾウ
- ダンナ小柳(だんなこやなぎ)
- 1年丙組
- 東海林 シゲル(しょうじ しげる)
- 柴田 アケミ(しばた あけみ)
- その他
- 間宮 純(まみや じゅん)
- 間宮 透子(まみや とうこ)
- 国分寺 シマ(こくぶんじ シマ)
- 平賀 白線(ひらが はくせん)
- 城戸 栄源(きど えいげん)
- 城戸栄源の妻
- 多聞(たもん)
- 宇多津(うたづ)
- 田中(たなか)
- 富田(とみた)
- 目黒 浩司(めぐろ こうじ)
- 田代(たしろ)
- 理事長
- 造園のおやっさん
- 武藤利一の父
- 綾子(あやこ)
- 購買のおばちゃん
- 和男(かずお)
- 『極東学園天国』の用語
- 徴学令
- 学食争奪戦
- 大将
- 副賞
- 指定装備品
- 私立五色台学園
- 国立高城高校
- 授業選択
- 染井吉野
- SAVANT(サヴァン)
- 腕章
- 良い問いは答えより重要だ
- 未熟児網膜症
- 指錠
- 乾燥剤(シリカゲル)
- 勝身州(しょうしんしゅう)
- 「ショーシャンクの空に」
- 極東最高教育委員会
- 保護指定文化学園
- 監査員
- 総代選考
- 極東地域の学校の完全国公立化
- 学力テスト
- 極東S級試験
- S級の証拠
- 第二十四回極東最高教育会議
- 英国王立音楽大学
- 2月4日の強制排除
- ゲート
- 学生運動処理班
- ボイラー室
- 職員塔
- 「国公立」と「私立」
- 『極東学園天国』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「たましいが腐るから」
- 「投げられた石が自由に飛ぶと 思ってるのと同じだな」
- 「別に オレ お前が捕まったって行ってっぞ?」
- 「冬のように生きても 春は来るって」
- 「あんた いい男だね」
- 「きれいにまっすぐ生きていけないと気づいた時に 酒に飲まれるのさ」
- 「「死にたい」は 「生きたい」だ 「生きたい」って言ってんのと 同じだ」
- 「私は間違えて恥をかきたくないから白紙で提出するバカより 全力で答えて間違うバカのほうが好きなんだよ」
- 「あきらめんのをあきらめてよ 山金」
- すんでのところで2年生が勝利をもぎ取ったシーン
- 「何もせずに安全な場所で文句を言うだけの輩よりは ずっといい」
- 「自分の好きなことで 嫌われたくねーから怖いんだな 最後の砦だけは 死守してえんだな」
- 「――どうして 誰かにそう言われたかった一言を そんな簡単に当てるの?」
- 「汚れなさい この世の中にはまっすぐなだけじゃどうにもならないことがあるのよ 本物の純粋さは 汚れてから気づくのよ」
- 「冬みてえに生きても 来たじゃん春」
- 「誰かに用意された道には何もない」
- 「魂を揺さぶられたことはないよ」
- 「オレたちは 自分の思ったように生きたいだけなのに」
- 「天国作ろうよ」
- 『極東学園天国』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『極東学園天国』は打ち切りになった漫画である
- 日本橋ヨヲコは実は絵を描くのが苦手
- 城戸信長は音大に受かっている
- 日本橋ヨヲコが一番好きな『極東学園天国』キャラクターは服部六郎