「しまじろう」から「らむりん」が消えた!リストラ降板の謎に迫る【黒猫三兄弟・メエメエ博士もさようなら】
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『しましまとらのしまじろう』とは、幼児向け番組「こどもちゃれんじ」で放送されていたテレビアニメである。日常生活や友達との付き合い方を学ぶための教育番組で、「子供の頃見ていた」という人も多いだろう。しかしそんな『しましまとらのしまじろう』で、初期はレギュラーだった「らむりん」というキャラクターがいつの間にか登場しなくなったことを知っている視聴者は意外と少ない。いったい何があったのか、らむりん降板の謎について紹介する。
『しましまとらのしまじろう』の概要
『しましまとらのしまじろう』とは、テレビ東京系列で放送された幼児向け番組「こどもちゃれんじ」内のテレビアニメである。1993年12月13日から2008年3月31日にかけて、約15年間全726話が放送された。
1回につき10分アニメの2本立ての構成となっており、1994年12月19日に放送された第52話まではすべて新作エピソードだったが、第53話からは新作エピソードと過去エピソードの再放送という構成になった。
原作の『こどもちゃれんじ』とほぼ同じ世界観やキャラクター設定となっているが、ストーリーはオリジナルである。主人公のしまじろうを中心に、ちゃれんじ島での生活をオムニバス形式で描く。
しまじろうは本名を「縞野(しまの)しまじろう」といい、仲の良い友達として「みみりん」「とりっぴい」「らむりん」の3人がいる。
しまじろうの友達と言えば「みみりん」「とりっぴい」「らむりん」
前列右から順に、「みみりん」「しまじろう」「らむりん」。上にいるのが「とりっぴい」。
しまじろうの友達と言えば、「みみりん」「らむりん」「とりっぴい」。この4人が中心のストーリーである。
その後のしまじろうではメンバーが変わっている
左から順に、「しまじろう」「みみりん」「とりっぴい」「にゃっきい」。
一番右側のメンバーが変更されている。らむりんに代わる新メンバーはネコの「にゃっきい」。確かに可愛いが、らむりんがいないのは不自然である。上のメンバーよりも下のほうがみんな楽しそうなのが気になるところ。
父親の仕事の都合でフランスへ引っ越したらむりん
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牧場 らむりん(まきば らむりん)
ピンクのヒツジをモチーフにした女の子のキャラクター。父親が画家であることもあって、絵を描くことが趣味。将来の夢は父のような画家になること。プリンが大好きで、お化けが苦手。
しまじろうの友達の中で、ヒツジのらむりんが姿を消してしまった。
公式Twitterによると、らむりんは父親の仕事の都合でフランスへ引っ越してしまったという設定になっている。らむりんの父親は芸術家という設定がある。そのため、2012年の3月26日放送の101話「さよなら らむりん」以降、アニメシリーズで登場しなくなったそうだ。
なお、らむりんが卒業した理由として、メインヒロインのみみりんとキャラがかぶってしまったことが原因らしい。作中でもらむりんとみみりんはライバル関係であり、衝突が起こったこともある。
らむりんに変わって登場したネコのにゃっきい
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桃山 にゃっきい(ももやま にゃっきい)
ピンクのネコをモチーフにした女の子のキャラクター。かけっこや木登りが大好きで、将来の夢は陸上競技のオリンピック選手になること。
フランスに引っ越したらむりんに代わって、新たにネコのにゃっきいというキャラクターがしまじろうの友達になった。
消えた黒猫三兄弟とメエメエ博士
実はしまじろうのキャラクターの中で姿を消したのヒツジのらむりんだけではない。「ドット」・「カラクサ」・「ベイズリー」という黒猫三兄弟や、メエメエ博士なども卒業している。
黒猫三兄弟
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黒猫三兄弟
名前は「ドット」・「カラクサ」・「ベイズリー」。それぞれが身につけているネクタイの柄が名前である。
メエメエ博士
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メエメエ博士
物語の中でも大きな役割を担ってきたメエメエ博士。メエメエ博士もいなくなってしまった。