はるかなレシーブの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『はるかなレシーブ』とは、如意自在(にょいじざい)の漫画、及びそれを原作としたアニメ作品。
英語の苦手な大空遥は親の海外赴任について行かず、祖父母と従姉妹の比嘉かなたが暮らす沖縄の家に引っ越す事にする。引越し当日、祖父母に着いた遥は沖縄の海の美しさに感動して海へ向かい、そこでビーチバレーと出会い楽しさを知る。
ビーチバレーを通して出来た仲間やライバル達と競い合い、競技者としてだけでなく、人としても刺激し合い成長して行く彼女達からは様々な名言が生まれている。

『はるかなレシーブ』の概要

『はるかなレシーブ』とは如意自在(にょいじざい)の漫画、及びそれを原作としたアニメ作品。
アニメーション制作は『はるかなレシーブ』が初の自社単独制作になるC2C(シートゥーシー)が行い、監督は劇場版『ベルセルク 黄金時代篇』三部作を手掛けた窪岡俊之(くぼおかとしゆき)が務めた。
漫画は芳文社の『まんがタイムきららフォワード』にて2015年10月号より連載されている。

親の海外赴任が決まった大空遥(おおぞらはるか)は、英語が苦手な為について行かず、祖父母と従姉妹の比嘉かなた(ひがかなた)が暮らす沖縄の家に引っ越す事にする。
空港に迎えに来ていたかなたと共にタクシーで祖父母の家に向かう遥は、車窓から見える沖縄の海の美しさに感動し、タクシーが家の前に着くなり海へ向かう。
そこでビーチバレーの練習をしていた京都の福知山学院高校二年生ペアの遠井成美(とおいなるみ)と立花彩紗(たちばなあやさ)に出逢い、二人からビーチバレーの楽しさを教えられる。
「遠井・立花」ペアとの練習試合を経て楽しさを知った遥は、ビーチバレーの経験者であるかなたとペアを組み、競技者として道を歩み始める。
ビーチバレーを通して出来た仲間やライバル達と競い合い、競技者としてだけでなく、人としても互い刺激し合い成長して行く遥達。そんな彼女達からは、様々な名言が生まれている。

『はるかなレシーブ』の名言・名セリフ

いやぁー、これは未来のエース誕生ですかね

第一話から遥のセリフ。
沖縄の空港からタクシーで祖父母の家に向かう遥は、車窓から見える沖縄の海の美しさに魅了される。
そんな遥はタクシーが祖父母の家に着くなり、一目散に海へ向かう。
そこでビーチバレーの練習をする京都の福知山学院高校二年生ペアの遠井成美(とおいなるみ)と立花彩紗(たちばなあやさ)と出逢う。
バレーボールとのプレースタイルの違いに、興味津々の遥。
練習に混ぜてもらい、スパイクを打たせてもらう遥は、高身長と持ち前の運動センスで未経験者とは思えないスパイクを放つ。
砂に足を取られて思う様なスパイクが打てなかったと悔しがる遥。
そんな彼女を彩紗がビーチバレー未経験者にしては上出来だと褒めると、褒められた遥かは上記名言の様に答えた。
大らかで明るく、何事に対しても前向きな遥の、お調子者の一面が垣間見えるセリフである。

ビーチバレーは二人でやるの。エースなんて考え方、ビーチバレーじゃない

第一話から成美のセリフ。
彩紗に褒められて調子に乗った遥が「エース誕生」と口にすると、成美が態度を一変させる。
未経験者相手にムキになる成美を宥めようとする彩紗と、調子に乗った事を反省する遥。
上記名言は、反省する遥に成美が言ったセリフ。
口数が少なく、感情表現が苦手な彼女が言った一言なだけに、強い信念が感じられるセリフである。

ヨッシャー! 燃えてきたー!

第一話から遥のセリフ。
遥が「エース誕生」と口にした事で成美から叱責を受けていた所へ、泳ぐ為に水着に着替えたかなたが騒ぎを知らずにやって来る。
成美と会うなりうつむくかなたと、遥の知らない話でかなたを責める成美。
二人がかつてビーチバレーのペアを組んでいた事を匂わせる中、成美は遥とかなたに試合を申し込む。
七点マッチで、遥とかなたのペアが一点でも取れたら勝ちと言うハンディ戦を提案する成美。
上記名言は成美の提案に勝てる見込みを見出し、俄然やる気になった遥が言った一言。
笑ったり、感動したり、反省したりと、感情表現豊かな遥の負けず嫌いな新たな一面が垣間見えたセリフである。

ボールは必ず二人で返すの。どちらが欠けていたらそれは出来ない。二人が揃って初めて、私たちはコートに立てる。だからビーチバレーにエースなんて必要ないの

第一話から成美のセリフ。
成美の提案したハンディ戦が始まるが、未経験者の遥は勝手が分からず、かなたとぶつかったり、ボールを受けるポジション取りが分からず、空いたスペースに次々ボールを打ち込まれ、失点を重ねて行く。
そんな中、徐々にコツを掴み始めた遥は、持ち前の運動センスを発揮して反撃に転じる。
しかし「遠井・立花」ペアの実力は更にその上を行き、遥が放った渾身のスパイクもブロックされ、一点も奪えず負けてしまう。
上記名言は、負けて落ち込む遥に成美が言ったセリフ。
遥に対してだけでなく、かつてペアであり、自分の下を去ったかなたに対しても訴えている事が感じられるセリフである。
圧倒的実力差を見せつけられ、落ち込むだけかと思われた遥であったが、むしろビーチバレーの面白さに目覚め、その場で一週間後の再戦を「遠井・立花」ペアに申し込んだ。

腹の探り合いってことか!

第二話から遥のセリフ。
「遠井・立花」ペアと、一週間後にリベンジマッチをする約束を取り付けた「大空・比嘉」ペア。
遥は、かなたの指導の下で砂浜ダッシュなどの身体強化トレーニングと共に、ビーチバレーの戦いにおける基本的な戦略なども教わる。
そんな中、相手の隙を突く事がいかに重要であるか教わった遥が、かなたに言ったセリフ。
教わった事を自分なりに解釈して吸収する、遥の理解力と吸収力の高さが窺える一言である。

かなたちゃん本当にビーチバレーが好きって感じだし、この一週間、一緒に練習してきて私もすっごく楽しかったんだよね。だから私、かなたちゃんを信じたいんだ

第二話から遥のセリフ。
「遠井・立花」ペアとのリベンジマッチに向けての自主トレーニングする遥の下を、一人で訪れる彩紗。
遥はそこで、かなたがかつて成美とビーチバレーのペアを組んでいた話を改めて聞かされる。
高身長を武器に戦っていたかなたは身長が伸びず、負け試合が重なり、成美の足を引っ張るだけになり、自分からペアを解消した事を知る遥。
更に遥のビーチバレー競技者としての可能性を見た彩紗は、本気でビーチバレーをやりたいなら逃げ出したかなたと組べきではないと苦言を呈す。
上記名言は、そんな彩紗に遥が言った一言。
リベンジマッチの勝利を目標にかなたと練習を重ねて来た遥は、かなたがいかにビーチバレーが好きだったかを知り、二度と逃げ出す事は無いと信じている事が分かるセリフである。
このあと「大空・比嘉」ペアは「遠井・立花」ペアから約束の一点を取ってリベンジマッチに勝利し、わだかまりのあった成美とかなたの関係は、徐々に修復されて行く。

スパイクで決められないんじゃ私らしくない

第三話からかなたのセリフ。
トーマス・紅愛(トーマス・クレア)とトーマス・恵美理(トーマス・エミリ)が所属する、うるま高校バレーボール部ビーチバレー支部に入部する遥とかなた。
クレアとエミリは小学校時代に「遠井・比嘉」ペアと何度も対戦した経験があり、ビーチバレーのプロの指導者で、二人の母親でもあるトーマス・マリッサの指導の下で共に練習していた仲でもあった。
入部早々、早速練習試合をする「大空・比嘉」ペアと、「トーマス」ペア。
全国二位の実績を持つ二人に全く歯が立たない遥とかなたであったが、それ以上に、身長が伸び悩んでいるかなたが、小学校時代の高身長を生かしたパワープレーに固執し、全く点を取る事が出来なかった。
身長に見合った戦い方をしないかなたに、苦言を呈するエミリ。
上記名言は、そんなエミリにかなたが言った一言。
小学校時代、連戦連勝であった「トーマス」ペアをパワープレーで打ち破り優勝した経験を持つかなた。
好きだったビーチバレーを辞めてまでプレースタイルを変えなかった、かなたのパワープレーに対する想いの強さが凝縮されたセリフである。
この後、点を取る為ならどんな戦い方でもする遥のプレースタイルに、かつて自分がパワープレーが好きだった理由が、単に得点が多く取れるだけであった事を思い出し、かなたは固執した戦い方を止める。

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