川端康成の小説ランキング23選!重厚な日本語の響きが楽しい日本文学界の巨匠!

選ぶ言葉の重厚さと、その壮絶な人生から今なお人気が高い日本の至宝、川端康成。ここではノーベル文学賞を受賞した川端康成がこれまで発表してきた小説作品を、1位から23位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
ランキングには、敗戦後の日本人のリアルを綴った『舞姫』や美しい日本語が光る『伊豆の踊子』などがランクインしている。

■川端康成の小説ランキング第4位:新聞で連載していた作品

遠い旅

日ごとに若やいでゆく母、たしかに秘密の匂いがある。傷つきやすい乙女の胸にふとゆらいだ疑いのかげ。…人はけがれを知らぬゆえに遠い旅を歩むのか…。昭和33年月刊平凡に好評連載、昭和34年民間放送でドラマ化。以後30年間、誰も知らない所で静かに眠り続けていた末刊行の名作。

■川端康成の小説ランキング第5位:川端康成の自伝とも言える3編 収録

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天授の子

川端康成は、2歳から14歳までに、両親と姉と祖父母とを亡くし、天涯の孤児の感情を知った。養女を迎える話に、著者の孤独な少年時代を回顧する「故園」、上洛する古人の旅の心情を描く「東海道」、養女の民子への慈しみと戦後まもないペンクラブの活動を綴る「天授の子」など4編を収録する。1968年、日本で最初のノーベル文学賞を受賞した著者の、魂の奥の奥にふれる貴重な作品集。

川端康成の小説「天授の子」の紹介つぶやき

川端康成の小説「天授の子」の紹介つぶやき

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■川端康成の小説ランキング第6位:女性の美しさと弱さ、生の運命

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虹いくたび

建築家水原のそれぞれ母の違う三人の娘、自殺した母の悲劇と戦争に恋人を奪われた心の傷みのために次々と年下の美少年を愛する姉百子、京都の芸者の子である妹若子、全く性格の違う姉や妹をはらはらと見守る優しい麻子。大徳寺、都踊り、四条から桂離宮――雅やかな京風俗を背景に、琵琶の湖面に浮んだ虹のはかなさ美しさにも似た三姉妹の愛と生命の哀しみを描く名作。

川端康成の小説「虹いくたび 」の紹介つぶやき

川端康成の小説「虹いくたび 」の紹介つぶやき

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■川端康成の小説ランキング第7位:女が女を女たらしめる

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女であること

女人の理想像に近い弁護士夫人市子や、市子を同性愛のように慕いながら、各自の恋愛に心奥の業火を燃やす若い二人の女性を中心に、女であることのさまざまな行動や心理的葛藤を描いて女の妖しさ、女の哀しさをみごとにとらえた名作。ここには、女が女を知る恐怖、女の気づかぬ女の孤独と自負が、女の命のなまなましさと無常の美とをたたえながら冷酷に照らし出されている。

川端康成の小説「女であること 」の紹介つぶやき

川端康成の小説「女であること 」の紹介つぶやき

rabi
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