川端康成の小説ランキング23選!重厚な日本語の響きが楽しい日本文学界の巨匠!
選ぶ言葉の重厚さと、その壮絶な人生から今なお人気が高い日本の至宝、川端康成。ここではノーベル文学賞を受賞した川端康成がこれまで発表してきた小説作品を、1位から23位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
ランキングには、敗戦後の日本人のリアルを綴った『舞姫』や美しい日本語が光る『伊豆の踊子』などがランクインしている。
■川端康成の小説ランキング第4位:新聞で連載していた作品
■川端康成の小説ランキング第5位:川端康成の自伝とも言える3編 収録
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川端康成の『天授の子』の中の「故園」を読んだ。彼が養子をもらう前に、唯一の身寄りであった祖父を亡くした幼少の頃やそれからを回想したもの。もーなんだこれ。孤独すぎ。泣きそう。樹上読書のくだりとか耐えられない。こんな胸の肉を剥ぎ取られるような感覚は読書では久しく経験していなかった。
— Tarosa (@taronods) April 22, 2013
川端康成の小説「天授の子」の紹介つぶやき
とりあえず絶版文庫系の川端康成『天授 の子』をゲット。そんなに好きなら面倒な集め方しないで全集読めよとか言われそうだが、全集は重いよな…
— とんぽっぽ (@tonpopo) 2013.03.30 23:08
川端康成の小説「天授の子」の紹介つぶやき
川端康成の新潮文庫絶版を買い集めているのだが、『天授の子』に何か違和感を覚えたら、これだけ(?)カバー挿画が平山郁夫ではなく東山魁夷だった。しかも銀が貼ってある。『竹取物語』は芥川政子だが翻訳物なので違和感はなかった。
— ンソ八 (@poriurepo) April 18, 2013
川端康成の小説「天授の子」の紹介つぶやき
■川端康成の小説ランキング第6位:女性の美しさと弱さ、生の運命
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ささいなことが私たちを慰めるのは、ささいなことが私たちを悩ますからだ。 川端 康成(『虹いくたび』) #meigen
— 20世紀の名言 (@meigen2) September 4, 2010
川端康成の小説「虹いくたび 」の紹介つぶやき
大病をして死を身近に感じると、深くたしなめられた気持ち
— おっちゃんのオススメ名言 (@anpari19) July 17, 2013
がして、それまで重要に思えたことが、そうではなかったと
悟るようになるものだ。
(川端康成【虹いくたび】)
川端康成の小説「虹いくたび 」の紹介つぶやき
川端は『虹いくたび』のあとに『古都』を書いたのか。似た設定の物語。古都のほうは登場人物の内省があまり描かれてなくてさっぱりさわやかな優等生的作品だけども私は虹いくたびのほうがお気に入り。百子の女としての過去や内省が生々しい。
— 谷田七重 (@seven2tanida) May 19, 2013
川端康成の小説「虹いくたび 」の紹介つぶやき
■川端康成の小説ランキング第7位:女が女を女たらしめる
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川端康成『女であること』:若い女性が二人、かたや水底に澱んだような不穏と悲しみ、かたや火花のような混乱と衝動が印象的。若い感性ゆえの危うさとイタさなんだろうけど、それを美の極地に昇華させているのが川端一流の筆力。彼の日本語がそうさせている
— ナフリ (@harnafri) January 22, 2014
川端康成の小説「女であること 」の紹介つぶやき
自分の中で川端康成ブームがきてる。なので今は『女であること』を読んでる。川端康成の小説は純粋な少女たちのオンパレードで若さと眩しさが詰まってる。…自分にはなかったものを川端康成お爺さんが全部書いてくれているようなそんな気がする。
— おだい (@o0o0odaio0o0o) April 30, 2014
川端康成の小説「女であること 」の紹介つぶやき
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目次 - Contents
- ■川端康成の小説ランキング第1位:華麗なる家族崩壊
- ■川端康成の小説ランキング第2位:日本語のきらめき
- ■川端康成の小説ランキング第3位:文章は永遠の謎であり、永遠の宿題であろう
- ■川端康成の小説ランキング第4位:新聞で連載していた作品
- ■川端康成の小説ランキング第5位:川端康成の自伝とも言える3編 収録
- ■川端康成の小説ランキング第6位:女性の美しさと弱さ、生の運命
- ■川端康成の小説ランキング第7位:女が女を女たらしめる
- ■川端康成の小説ランキング第8位:美しい日本とは、美しい日本の女性のこと
- ■川端康成の小説ランキング第9位:囲碁知らずの囲碁物読み
- ■川端康成の小説ランキング第10位:汚れ無き美
- ■川端康成の小説ランキング第11位:凝縮された日本の魅力
- ■川端康成の小説ランキング第12位:それぞれの家にはそれぞれの事情がある
- ■川端康成の小説ランキング第13位:東京市浅草に聞く山の音
- ■川端康成の小説ランキング第14位:たった3ページが運んでくれる、あたたかさと切なさ
- ■川端康成の小説ランキング第15位:きれいで変態
- ■川端康成の小説ランキング第16位:少女小説の真骨頂
- ■川端康成の小説ランキング第17位:遠くにある紅葉と雪国を想う
- ■川端康成の小説ランキング第18位: 日本の感性とは
- ■川端康成の小説ランキング第19位:相聞と挽歌
- ■川端康成の小説ランキング第20位:秘めやかな乙女世界を堪能
- ■川端康成の小説ランキング第21位:哀しく美しい姉妹…孤児としての作者の分身
- ■川端康成の小説ランキング第22位:「死」による自由、「死」からの束縛
- ■川端康成の小説ランキング第23位:川端の死をもって中断された作品