川端康成の小説ランキング23選!重厚な日本語の響きが楽しい日本文学界の巨匠!

選ぶ言葉の重厚さと、その壮絶な人生から今なお人気が高い日本の至宝、川端康成。ここではノーベル文学賞を受賞した川端康成がこれまで発表してきた小説作品を、1位から23位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
ランキングには、敗戦後の日本人のリアルを綴った『舞姫』や美しい日本語が光る『伊豆の踊子』などがランクインしている。

川端康成の小説「美しさと哀しみと 」の紹介つぶやき

川端康成の小説「美しさと哀しみと 」の紹介つぶやき

■川端康成の小説ランキング第20位:秘めやかな乙女世界を堪能

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乙女の港

舞台は昭和初期、横浜のミッションスクール。新入生の三千子に、ふたりの上級生から手紙が届く。品よく儚げな洋子と、負けず嫌いで勝気な克子。ふたりの間で揺れ動く三千子だが―昭和12年、伝説の雑誌「少女の友」に連載された本作は一大ブームを巻き起こした。少女時代特有の愛と夢、憧れとときめきに満ち満ちた、永遠の名作。雑誌初出時の中原淳一の挿絵を全点収録。

川端康成の小説「乙女の港」の紹介つぶやき

川端康成の小説「乙女の港」の紹介つぶやき

川端康成の小説「乙女の港」の紹介つぶやき

■川端康成の小説ランキング第21位:哀しく美しい姉妹…孤児としての作者の分身

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万葉姉妹

東京の終戦直後、大きなお屋敷に住む可憐な姉妹の数奇な運命に弄ばれた物語です。
姉妹の父は妹の夏美が生まれて間もなく死んでしまい、姉の安見子は、子供のいないその大きな
お屋敷の養女になります。
妹の夏美は福島で育てられていましたが、十五年ぶりに姉妹一緒に住むようになります。
しかし、二人の間には溝があり、なかなか打ち解けられません。
姉安見子がやがて死んでいくとき、夏美を見つめて言うのです。「…あなたとわたしはおなじよ…」

川端康成の小説「万葉姉妹」の紹介つぶやき

川端康成の小説「万葉姉妹」の紹介つぶやき

川端康成の小説「万葉姉妹」の紹介つぶやき

■川端康成の小説ランキング第22位:「死」による自由、「死」からの束縛

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千羽鶴

鎌倉円覚寺の茶会で、今は亡き情人の面影をとどめるその息子、菊治と出会った太田夫人は、お互いに誘惑したとも抵抗したとも覚えはなしに夜を共にする……。志野茶碗がよびおこす感触と幻想を地模様に、一種の背徳の世界を扱いつつ、人間の愛欲の世界と名器の世界、そして死の世界とが微妙に重なりあう美の絶対境を現出した名作である。他に「波千鳥」(続千羽鶴)を収録する。

川端康成の小説「千羽鶴」の紹介つぶやき

rabi
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@rabi

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