川端康成の小説ランキング23選!重厚な日本語の響きが楽しい日本文学界の巨匠!
選ぶ言葉の重厚さと、その壮絶な人生から今なお人気が高い日本の至宝、川端康成。ここではノーベル文学賞を受賞した川端康成がこれまで発表してきた小説作品を、1位から23位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
ランキングには、敗戦後の日本人のリアルを綴った『舞姫』や美しい日本語が光る『伊豆の踊子』などがランクインしている。
川端康成の、女であること。この時代の小説は好きだから粗方読んだ気がしていたが、これは最近初めて読んだ。何故こうやって女性を書けるんだろう。現代のライトな小説が余計に物足りなく感じた。心に訴えかける映画よりも余韻に浸れる作品だった。文芸だよなー
— よ-こさま (@_g_i_g_i) 2013.08.06 19:34
川端康成の小説「女であること 」の紹介つぶやき
■川端康成の小説ランキング第8位:美しい日本とは、美しい日本の女性のこと
出典: www.amazon.co.jp
『愛する人達』川端康成著(新潮文庫)を読んだ。文庫で200頁に満たないが、9編の短編小説が収録されていていい、なかでも、浅草の踊り子の姿を描いた『夜のさいころ』と浅間山、軽井沢の様子がよく描かれている『ゆくひと』がよかった。
— 昭和モダン@現代書林書店営業 (@syouwamodern) November 4, 2013
川端康成の小説「愛する人達」の紹介つぶやき
川端康成『愛する人達』読了。九篇收。小説技巧が非常に上手いことには異論がないのだが、どの話も時代性・文化性・社会性を削ぎ落としたような、まるで培養されて生まれてきた感がある。とっかかりがなくって、いかにも研究しにくそうな作だなと思った(研究者の悪い癖か?)。
— 荒木優太(新しい本が出たよ) (@arishima_takeo) October 12, 2013
川端康成の小説「愛する人達」の紹介つぶやき
『愛する人達』川端康成。恋愛短編集。読み終わった時、日本って良いなーとしみじみと思う。相手に押しつけるような積極的な愛ではないけど、心内でメラメラ燃えているその炎の温度の高さ。私が言うとまるでコメディだけど、すごく綺麗な小説。夜のさいころが素敵です。
— ふじこ (@bj23336) 2012.09.21 11:00
川端康成の小説「愛する人達」の紹介つぶやき
■川端康成の小説ランキング第9位:囲碁知らずの囲碁物読み
出典: www.amazon.co.jp
川端康成『名人』。本因坊秀哉の引退碁を描いた作品。死に近づいてなお、芸道を極めんとする姿は、静かでいて力強く、日本人の精神を諭すようでした。正直、碁の知識がないと読み難いのですが、深奥幽玄な碁と名著を知らぬままでは勿体ない気がします。 pic.twitter.com/2rYzvp1DL3
— まさむね (@Masamune_999) June 29, 2013
川端康成の小説「名人」の紹介つぶやき
川端康成の名人を読んでいるんだけど囲碁の封じ手って昭和30年ぐらいまで上手に体する礼儀で(上位者が白を持つのが普通だった?)黒番で封じ手にするのが習わしだったのですね。その後将棋の封じ手を取り入れたと。そしてその制度の感想は相互の人格を重んじない合理主義なのか。いやぁ伝統芸能
— なまにく (@na_ma_ke_mo_no_) June 28, 2013
川端康成の小説「名人」の紹介つぶやき
川端康成「名人」読了。勢いと緊張感のある文章に、引き込まれる。碁盤の上の舞台を芸術として見る、年寄りの、いにしえの、不敗の名人が、新世代の挑戦者に敗れ、死に至る。これを古いものから、新しいものへの世代交代と言うのは容易いが、それを超えて、日本に根差した幽玄の美を碁の世界に見れる。
— 龍國竣/リュウゴク (@Ryuugoku) March 15, 2012
川端康成の小説「名人」の紹介つぶやき
■川端康成の小説ランキング第10位:汚れ無き美
出典: www.amazon.co.jp
『みずうみ』というタイトルの小説 みな“みずうみ”とひらがな表記 シュトルム 川端康成 よしもとばなな ほかにもあるのかしら 全部読んでみたいです
— 鈴木美絵 mie suzuki (@unpianosurlamer) March 18, 2014
川端康成の小説「みずうみ」の紹介つぶやき
川端康成「みずうみ」読み終わったので谷崎潤一郎「痴人の愛」に進みます。「みずうみ」は不思議な構成でした、突然エピソードが挿入され読んでいくと前後が繋がる感じで、夢に似た構成でした
— Bassy (@Bassy_J_funk) October 2, 2013
川端康成の小説「みずうみ」の紹介つぶやき
タグ - Tags
目次 - Contents
- ■川端康成の小説ランキング第1位:華麗なる家族崩壊
- ■川端康成の小説ランキング第2位:日本語のきらめき
- ■川端康成の小説ランキング第3位:文章は永遠の謎であり、永遠の宿題であろう
- ■川端康成の小説ランキング第4位:新聞で連載していた作品
- ■川端康成の小説ランキング第5位:川端康成の自伝とも言える3編 収録
- ■川端康成の小説ランキング第6位:女性の美しさと弱さ、生の運命
- ■川端康成の小説ランキング第7位:女が女を女たらしめる
- ■川端康成の小説ランキング第8位:美しい日本とは、美しい日本の女性のこと
- ■川端康成の小説ランキング第9位:囲碁知らずの囲碁物読み
- ■川端康成の小説ランキング第10位:汚れ無き美
- ■川端康成の小説ランキング第11位:凝縮された日本の魅力
- ■川端康成の小説ランキング第12位:それぞれの家にはそれぞれの事情がある
- ■川端康成の小説ランキング第13位:東京市浅草に聞く山の音
- ■川端康成の小説ランキング第14位:たった3ページが運んでくれる、あたたかさと切なさ
- ■川端康成の小説ランキング第15位:きれいで変態
- ■川端康成の小説ランキング第16位:少女小説の真骨頂
- ■川端康成の小説ランキング第17位:遠くにある紅葉と雪国を想う
- ■川端康成の小説ランキング第18位: 日本の感性とは
- ■川端康成の小説ランキング第19位:相聞と挽歌
- ■川端康成の小説ランキング第20位:秘めやかな乙女世界を堪能
- ■川端康成の小説ランキング第21位:哀しく美しい姉妹…孤児としての作者の分身
- ■川端康成の小説ランキング第22位:「死」による自由、「死」からの束縛
- ■川端康成の小説ランキング第23位:川端の死をもって中断された作品