川端康成の小説ランキング23選!重厚な日本語の響きが楽しい日本文学界の巨匠!
選ぶ言葉の重厚さと、その壮絶な人生から今なお人気が高い日本の至宝、川端康成。ここではノーベル文学賞を受賞した川端康成がこれまで発表してきた小説作品を、1位から23位までランキングにしてまとめた。また、それぞれの作品のあらすじ・ストーリーや、読者のツイートなども掲載している。
ランキングには、敗戦後の日本人のリアルを綴った『舞姫』や美しい日本語が光る『伊豆の踊子』などがランクインしている。
川端康成『みずうみ』読了。神品だ。足コンプレックス、教師と生徒の禁断の愛、ロリコン、ストーカー…。どう考えても濃すぎる変態要素を無理くり詰め込んでみたら、奇跡の調和感の出来上がり。今迄、川端って微妙な感想しかもってなかったが、こんな作をひとつでも書ければ地獄に落ちたって別にいい。
— 荒木優太(新しい本が出たよ) (@arishima_takeo) October 25, 2013
川端康成の小説「みずうみ」の紹介つぶやき
■川端康成の小説ランキング第11位:凝縮された日本の魅力
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丸山真男と戦後日本5。日本人が日本人たる根拠とは?川端康成が「美しい日本の私」と言った正反対のことを、大江健三郎が「曖昧な日本の私」と言っている。三島由紀夫が命をかけて切腹した直前に脱稿した「豊饒の海」の境地は「空虚」…。... http://t.co/v0SFtwvPXF
— 魔法使い。クリシュナ (@SeraphimKrisna) October 10, 2013
川端康成の小説「美しい日本の私」の紹介つぶやき
川端康成『美しい日本の私』に対抗して、大江健三郎が『あいまいな日本の私』と言った。確か『表現する者』か何かで、大江は桜好きの小林秀雄にも異和を表明する。(違和ではなく、ロシア・フォルマリズム経由の異和)
— 原田 忠男 (@harapion) March 20, 2014
日本的美意識に潜む死の意識への抵抗だと思う。
川端康成の小説「美しい日本の私」の紹介つぶやき
おはです…川端康成が 美しい日本の私を書いて自殺した意味がリアルに分かる…が遅すぎた…悪事はみなばれる…がそれでもみんな平気にな奴隷と悪徳商人だけの世界http://t.co/nglikVyGcC
— chouetteシュエット (@furotuku) August 29, 2013
川端康成の小説「美しい日本の私」の紹介つぶやき
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■川端康成の小説ランキング第12位:それぞれの家にはそれぞれの事情がある
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川端康成の「山の音」を読んだ。内容的には昼ドラをうんと文学的にしたようなものなんだけど、頭の中では小津映画のような構図で話が進んでいたので終始美しかった。
— SATOYUTA (@sato_yuhta) September 29, 2012
川端康成の小説「山の音」の紹介つぶやき
川端作品、『山の音』は本当に傑作だと思う。初めて読んだ時、こんな作品まで書けるのかと驚いた―今読み返すと私の祖父母のこともありクルものがある
— すちゃん🍣☕ (@Sebastianus) January 15, 2013
川端康成の小説「山の音」の紹介つぶやき
川端康成の『山の音』読んだ。 いろんな感想で、美しいと言われていたが そうは思わなかった。 改行多めで読みやすくなってるなとは思ったが、 その分、文章がぶつ切れになっていて味気ないとも思う。
— イツキ(平沢唯月) (@ituki273) September 30, 2013
川端康成の小説「山の音」の紹介つぶやき
■川端康成の小説ランキング第13位:東京市浅草に聞く山の音
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川端康成『浅草紅団・浅草祭 』(講談社文芸文庫) 読了。昭和初期・1930年代の震災後に復興した浅草を舞台に、華やかでいかがわしい都市の世情を描き出したモダニズム文学。当時の地図や、世相と照らし合わせて読めば楽しさ倍増だろう。聞き慣れない言葉が頻出して戸惑うかも。
— Kim-Yungju (@hydrangea912) 2012.06.28 23:19
川端康成の小説「浅草紅団・浅草祭」の紹介つぶやき
川端康成「浅草紅団・浅草祭」読了。いかがわしさと妖しさ溢れる1930年代浅草の大衆小説で非常に楽しめた。浅草呑みに行きたい~
— Drunk_Suite (@Drunk_Suite) February 19, 2012
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目次 - Contents
- ■川端康成の小説ランキング第1位:華麗なる家族崩壊
- ■川端康成の小説ランキング第2位:日本語のきらめき
- ■川端康成の小説ランキング第3位:文章は永遠の謎であり、永遠の宿題であろう
- ■川端康成の小説ランキング第4位:新聞で連載していた作品
- ■川端康成の小説ランキング第5位:川端康成の自伝とも言える3編 収録
- ■川端康成の小説ランキング第6位:女性の美しさと弱さ、生の運命
- ■川端康成の小説ランキング第7位:女が女を女たらしめる
- ■川端康成の小説ランキング第8位:美しい日本とは、美しい日本の女性のこと
- ■川端康成の小説ランキング第9位:囲碁知らずの囲碁物読み
- ■川端康成の小説ランキング第10位:汚れ無き美
- ■川端康成の小説ランキング第11位:凝縮された日本の魅力
- ■川端康成の小説ランキング第12位:それぞれの家にはそれぞれの事情がある
- ■川端康成の小説ランキング第13位:東京市浅草に聞く山の音
- ■川端康成の小説ランキング第14位:たった3ページが運んでくれる、あたたかさと切なさ
- ■川端康成の小説ランキング第15位:きれいで変態
- ■川端康成の小説ランキング第16位:少女小説の真骨頂
- ■川端康成の小説ランキング第17位:遠くにある紅葉と雪国を想う
- ■川端康成の小説ランキング第18位: 日本の感性とは
- ■川端康成の小説ランキング第19位:相聞と挽歌
- ■川端康成の小説ランキング第20位:秘めやかな乙女世界を堪能
- ■川端康成の小説ランキング第21位:哀しく美しい姉妹…孤児としての作者の分身
- ■川端康成の小説ランキング第22位:「死」による自由、「死」からの束縛
- ■川端康成の小説ランキング第23位:川端の死をもって中断された作品