ハッピーシュガーライフ(第2話『しおの箱庭』)のあらすじと感想・考察まとめ

死体処理に困っていたさとうは、自分をストーカーしていた学年主任の北埋川大地を脅し、死体入り袋のうちの1つを彼に処分させることにした。しかし、しおの兄である神戸あさひが妹を捜索していたり、バイト仲間の宮崎すみれがさとうの家に行きたいと迫ってきたり、さとうとしおの愛を阻む障害は次から次へと増えていく。
今回は「ハッピーシュガーライフ」第2話『しおの箱庭』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「ハッピーシュガーライフ」第2話『しおの箱庭』のあらすじ・ストーリー

クラスメイトの国塚めい(右)と朧木れいか(左)

さとうは鍵付きの部屋に置いていた死体入り袋のうちの1つを川に捨てようとするが、何者かの気配を感じたため、袋を持ったままその場から走り去った。

翌日、学校でクラスメイトの『国塚めい』や『朧木れいか』の恋バナに付き合っていたさとうは、程なくして学年主任の北埋川大地に呼び出される。

れいか「でもさ、何か憧れるよね。スリルのある恋愛物語とか、相手は先生とか」
めい「例えば、学年主任の北埋川とか?」
れいか「おー、良いかも! 独身だしイケメンだしー」
北埋川「(教室を覗き)松阪さん、ちょっと良いですか?」
(さとうと北埋川、廊下に移動)
北埋川「昨夜、学校のことで家に電話したんですが、誰も出ませんでした。何かあったんですか?」
さとう「……もう寝てたかもです」
北埋川「まさか。(午後)7時くらいだったんですよ?」
さとう「……あ、私バイトでした。あと、叔母さんも結構、夜に出かけたりするので」
北埋川「確か、ご両親は亡くなって、叔母さんと2人暮らしなんですよね?」

やがてチャイムが鳴ったものの、教室に戻ろうとするさとうの手を、北埋川は両手で引き留める。何かあれば大人の自分を頼れ、と語りかけてくる彼に対し、さとうは今抱えている悩みを1つだけ話した。

さとう「困ったこと、1つあります。最近、ストーカーにつけられているような……いえ、でも多分、気のせいです。先生、ありがとうございます」

ビラを貼る神戸あさひ

しおの兄である神戸あさひは、雨が降りしきる中、妹が行方不明であることを記すチラシを電柱に貼り付けていた。あさひがその場を去った後、学校帰りの太陽は偶然そのビラを目に入れ、しおの存在を知ることになる。

一方さとうは、ストーカーの件をバイト先でしょうこに話していた。さとうは以前、客にしつこく言い寄られていたことがあり、その客を諌めていたしょうこは「可愛いんだから気をつけないと」とさとうに釘を差す。

さとう「私は、しょうこちゃんが心配」
しょうこ「はあ?」
さとう「だって、結構物言いキツイから」
しょうこ「アンタが言わないから、私が言ってるんでしょ!?」
さとう「だから、気をつけて? しょうこちゃんに何かあったら、私悲しい(しょうこの手を握る)」
しょうこ「さとう……好きっ!(さとうに抱きつく)」
客たち「「おおっ」」
同僚「ハイハイ先輩方、見せつけないでくださーい。でも今度、新しく男の子が入るらしいですから、ボディーガードになるんじゃないですか?」
さとう「そうなの?」
しょうこ「でも心配だから気をつけてね! 同棲してる彼氏にでも、守ってもらって」
さとう「……ふふっ(しおを思い浮かべる)」

さとうをストーカーしていた北埋川

さとう「(彼氏じゃない。でも、あの子は私の愛する人。本当に不思議だなあ。パズルみたいに甘い欠片を埋め込んで、欠けていた私の心を満たしてくれる、しおちゃん……)」

さとうはそんなことを考えつつ夜道を歩いていたが、ふと手鏡を開いてみると、その鏡は背後の怪しい人影を映していた。その人物が姿を現しやすくなるよう、さとうが敢えて路地裏に逃げ込むと、背後から現れたのは学年主任の北埋川だった。

北埋川「気づいてたんですか? 君の方が一枚上手だった訳ですか。でもそれ(後をつけられていること)が分かっていて、どうしてこんな裏路地に?」
さとう「止めて欲しいので。こうしたら、姿を現してくれるかなって」
北埋川「全部分かってるんですねえ。……これが、素の僕だって」
さとう「(なんだろう、苦い……。この人、苦くてたまらない……!)」
北埋川「目を見れば分かります、あなたは賢い子だ。他のバカな子たちとは違う、そういう所に惹かれました」
さとう「どうして? 先生なのに、生徒のことストーカーして良いんですか?」
北埋川「そうですね、いけないことですね。……フッ、だから良いんじゃないですか。危ない綱渡り、そういうギリギリって素敵なことだと思いません?」

防犯ブザーを鳴らしたさとう

さとうが入学した頃から、ずっと彼女のことを見続けていた北埋川。更にさとうが恋人と同棲を始めた噂まで知っており、北埋川は早速、その同棲相手のもとへ連れて行くよう彼女に迫った。

さとう「何で知って……」
北埋川「大人は色んなことを知ってるんです、好きな子の事なら尚更。だから君に本命が居るのは、割と耐えられませんね」
さとう「(苦い……苦い……苦い……)」
さとう「バレたら色々マズイんじゃないですか? 先生」
北埋川「バレなければ良いんですって。僕は要領の良い大人ですからね」
さとう「(苦すぎて吐きそうだ……)」
北埋川「さーて、どうしてあげましょうかね。君はその子のどこが好きなのかな? 顔? 声? 顔なら潰してあげますし、声なら枯らしてあげましょう」

北埋川はさとうの手を強引に引き、さとうとしおの住む場所へ連れて行かせようとする。彼が放つあまりの気味悪さに耐えられなくなったさとうは、たまらず鞄につけていた防犯ブザーを鳴らした。そして周囲の建物の窓に明かりが付き始め、車が停まるような音が付近で聞こえると、北埋川はさとうの連行を諦めて1人で立ち去るのだった。

さとう「(まだ、苦い……苦いのは嫌いなの)」

さとうにキスをするしお

苦味を抱えたまま帰宅したさとうは、出迎えに来たしおに覆い被さるようにして倒れ込んでしまう。

さとう「しおちゃん、しおちゃん! 甘いのが欲しいの、しおちゃん……!」
しお「良いよ。チューっ!(さとうにキスする)」
さとう「……甘い」
しお「チョコ食べてた! 元気出た? さとちゃん! ねえ、元気出た?」
さとう「……うんっ」
さとう「(甘すぎるよ……不思議、もう甘いのしか感じない。しおちゃん、しおちゃん……しおちゃん大好き! 大好き……!)」
さとう「(甘い欠片で余すこと無く、私の中が満たされていく。これが愛……だから、この愛を邪魔するものは――)」

北埋川の自宅前で待っていたさとう

翌朝、さとうは北埋川を彼の自宅前で待ち伏せする。れいか曰く独身だったはずの北埋川だが、家を出てきた彼の背後には妻子の姿があった。何故かさとうがその場で服を脱ぎ始めたため、北埋川は自分の背中で妻の目を隠しつつ、「歩きながら話そう」と言ってその場をやり過ごした。

さとう「先生、あんなに可愛い奥さんとお子さんがいらっしゃるんですね。独身なのに。どうして、既婚なの隠してるんですか?」
北埋川「僕ねえ、たった1つじゃ満たされないんですよ。沢山の女性と関係を持ち、愛し愛されたい……それが僕の愛です」
北埋川「松阪さんも、複数の男子と付き合ってたじゃないですか。ねえ?」

北埋川が主張する身勝手な愛に対してさとうは、「これ『も』愛なんだから」という叔母の言葉を思い出しながら、「全然分からない」と北埋川の愛を一蹴する。

さとう「先生は女の人に一方的に快楽を求めてるだけで、『バレたら破滅』のスリルが気持ちいいだけじゃないですか」
さとう「そんなにスリルが欲しいなら、私が好きなだけ追い込んであげましょうか?(北埋川を蹴り倒し、更に踏む)」
さとう「奥さんにバラして家庭崩壊が良いですか? 職場に連絡して懲戒免職が良いですか? ていうか、生徒に手を出すの、私が初めてじゃないですよね? クズ過ぎるでしょ」
北埋川「(や、やばい……やばい……やばいやばい……!)」
さとう「分かりました? 先生、それは愛じゃない。先生がドMの変態だ、ってだけなんですよ」
北埋川「(やばい……何でこんなに気持ち良いんだ!)」
さとう「私はようやく見つけたんです、たった1つの愛を。自分に酔ってるだけのあなたと一緒にしないで下さい」

北埋川を精神的に屈服させることに成功したさとうは、先日処理し損ねた死体入り袋について彼に相談するのだった。

ビラを配るあさひと、その場を通り掛かるさとう

さとう「(私は、しおちゃんへの愛で生まれ変わってるみたい。もっと、この愛のことを知りたい。だから、誰にも邪魔させない。何があっても守ってみせるよ、私のハッピーシュガーライフを)」

学校の帰り道、そんな事を考えながら街を歩くさとうだったが、あさひがしおに関するチラシを配っている場面に偶然出くわす。さとうは何食わぬ顔でそのチラシを受け取った後、歩道橋からあさひの顔を撮影するのだった。

一方しおは、さとうが居ない間に家事をやろうと思い立つ。しかし掃除機のコードの存在も分からなかったり、ベランダに干された洗濯物に手が届かなかったりと中々上手くいかない。やがてしおは「分からない」「ぐるぐる」などと言いながらうずくまってしまい、同時に彼女の母・神戸ゆうなに関する記憶を断片的に思い出した。

しお「(頭がぐるぐる……止まんなくなって、どうしたら良いのか分かんなくなって。痛い……)」
ゆうな「良いの。どうもしなくて」
しお「ハッ」
ゆうな「いつかあの子(あさひ)が、迎えに来てくれるから。そしたらきっと、全部大丈夫になるから。だから――」

家事を頑張ったしおを労うさとう

その後しおは、いつの間にか帰ってきていたさとうの一声で我に返る。しおは雨に濡れた洗濯物を見て言葉に詰まるも、さとうが「家のこと頑張ってくれたんだね」と言って彼女の頭を撫でると、しおはすぐに機嫌を取り戻した。

さとう「ねえ、しおちゃん。聞きたいことがあるの」
しお「うん?」
さとう「世界で一番大好きな人って、誰?」
しお「さとちゃん! ……さとちゃん、元気ないの? チョコ食べる? チューってする?」
さとう「ダメ。甘すぎて溶けちゃう……」
しお「アハハ、さとちゃん可愛い」

しおの心が自分に向いていることを確認したさとうは、外には絶対出ないよう彼女に釘を刺す。
夜になり、いつものようにしおの「ちかいのことば。やめるときもすこやかなるときも、よろこびのときもかなしみのときも、とめるときもまずしいときも、しがふたりをわかつまで、わたしはさとちゃんがだいすきなことをちかいます」という誓いの言葉を聞いた後、さとうはあさひから受け取っていたチラシを燃やしてしまうのだった。

さとう「(やっぱりしおちゃんは、私のしおちゃんだ。それで十分。しおちゃんの家族のことなんて、どうでもいい)」
さとう「そんなことより、明日のご飯の方が大事だよ……」

焼却炉の前に立つ北埋川

北埋川はさとうから受け取った死体入り袋を、某所の焼却炉で処分していた。彼は袋の中身についてさとうに教えられていないものの、受け取った時の気味悪い感触や、微かな腐敗臭を思い出しながら、何故か異様に興奮していた。

さとうと同じ店で働くことになった太陽と、バイトリーダーの但馬みとり

さとうがしょうこと共に働いている店で、偶然にもプリンセスインペリアルで同僚だった太陽が仲間に加わることとなる。しかしバイトリーダーの但馬みとりが「分からないことがあったら聞いて」と太陽の肩に手を置くと、彼が突然震えだしてしまったため、さとうは太陽を休憩室に連れて行った。

さとう「落ち着いた?」
太陽「うん……僕、あれから年上の女の人がダメになっちゃって。触られるだけで、すぐ吐き気が……実は、それで暫く引きこもってたんだけど」
さとう「そう。でも、大丈夫? ここ女の人ばっかりだよ?」
太陽「あ、ある人がキッカケで、このままじゃダメだって思ったんだ。立ち直らなきゃ、って。その人のためにも、ちゃんとした人間になりたい! だから――」
さとう「そっかー。三星くん、ちゃんと好きな人出来たんだ!」
太陽「ごめん! ついこの間、君に告白したばかりなのに!」
さとう「ううん。好きな人のために頑張るのって、素敵なことだと思う」

太陽は意中の相手のため、前の店で店長に監禁・凌辱されたトラウマを克服しようと決意していた。しかしさとうが休憩室を出た後、1人残された太陽はおもむろに1枚の紙を取り出し、息を荒げ始める。

太陽「(お父さん、お母さん、ごめんなさい。神戸しおちゃん、可愛い……小さい女の子、可愛い……っ!)」

その紙はあさひが配っていたチラシであり、太陽の意中の相手とはしおのことだった。

あさひに暴行を加える緑野レン(右)と黒川かい(左)

さとうが太陽の件についてしょうこに報告していると、しょうこの母親から電話が掛かってきた。しょうこは電話を取ると、すぐさま口調を丁寧なものに切り替える。

しょうこ「はい、お母様。私、お友達と夕食食べて帰ります。はい……ええ……では……」
しょうこ「(電話を切り)はあ。家が厳しいと、ホントめんどいね。でも一応期待には応えないとね。表面上だけでも」
さとう「しょうこちゃんって、良い子だよね」
しょうこ「はい? そんな私は、今日も男遊びに行きますけど?」
さとう「良い子で元気」

さとうと別れた後、「さとうみたいに、私だけの王子様が欲しい」と内心嘆きながら夜道を歩くしょうこ。すると公園の茂みで不良2人が何者かに暴行を加えている場面を目撃し、しょうこは慌ててその場を走り去ってしまう。暴行を受けていたのはあさひであり、不良の緑野レンと黒川かいは、汚い身なりでぶつかってきたあさひに因縁をつけ公園に連れ込んでいた。

レン「ったくよお、コイツだめだわ。マジで金持ってねえし、ホント汚えし」
かい「つっかえねーなー」
レン「(散乱したチラシの1枚を拾い)つーか、なんなのコレ?」
かい「(しおの顔写真を見て)生きてたって絶対無事じゃないでしょー」
レン「そりゃそうだな」

その後、近くを通り掛かった太陽が不良2人を止めに入り、自身も暴行を受けながらもあさひを救出するのだった。

「さとうの家に行きたい」と迫るすみれ

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