名探偵ピカチュウ(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『名探偵ピカチュウ』とは、2018年に株式会社ポケモンから発売されたニンテンドー3DS用ソフトである。行方不明の父親を探している主人公のティムと父親の元相棒であるピカチュウが出会うところから始まり、コンビを組み様々な事件を解決しながら父親の情報を探すというストーリー。ハラハラドキドキする内容になっており、まるで映画を見ているかのような感覚で進んでいくのが特徴のゲームである。

通常ストーリーでは見られないピカチュウのセリフとアクションをおさめた短い動画。1章から9章のすべての章に存在し、全部で150種類以上のエピソードがある。

サブイベント

メインには直接関係しないイベント。起こさなくてもメインストーリーは進行する。ただし、サブイベントでしか回収できないピカチュウサインがある。

オークション

8章ではオークションに参加し、「名探偵のケープ」と「アンリ兄弟のレシピ」を競り落とすことができる。落札の成否にかかわらずシナリオは進むが、落札するとピカチュウのセリフが変化する。また、「名探偵のケープ」を落札するとピカチュウサインを見ることができる。

『名探偵ピカチュウ』の登場人物・キャラクター

相関図

メインキャラクター

ティム・グッドマン

CV:内田雄馬
本作の主人公で、失踪した父親(ハリー・グッドマン)を探すためライムシティにやってきた。到着してすぐに関わった事件がきっかけでピカチュウと探偵コンビを結成することとなる。探偵である父親譲りの鋭い洞察力を持っており、この能力を活かしてピカチュウと一緒に様々な事件を解決していく。
整理整頓が得意で、ハリーの住んでいたアパートをきれいにするシーンも見受けられる。

ピカチュウ

CV:大川透
ティムがライムシティでであった、自分のことを「名探偵」と豪語するピカチュウ。
失踪したティムの父親ハリーの元相棒で2ヶ月前に事件を追っていた際、事故に遭い記憶をなくしてしまっている。
ピカチュウの言葉が分かるのはティムだけであることをきっかけに探偵コンビとなり、情報を集めたり事件解決のヒントをくれたりとまさに縁の下の力持ちといえる存在である。
コーヒーと甘いものに目がなく、パブロ・ミランが経営するハイハットカフェでコーヒーをよく嗜む姿がプレイ中に見受けられる。

ハリー・グッドマン

失踪したティムの父親で、ピカチュウとは探偵コンビを組んでいた。
かつては親友のベイカーとともに探偵事務所で様々な事件を解決していた経緯から、ベイカー探偵事務所及びライムシティ警察署から多大な信頼を得ている。
多忙であったためか生活は結構無頓着で、住んでいたアパートは捜査資料などで散らかっていた。ピカチュウと同様、コーヒーと甘いものが好き。
2ヶ月前までポケモンに関する事件を追っていたことから、ティムとピカチュウもその事件を追い始めることになる。

ミュウツー

CV:古谷徹
本作の物語の鍵を握るポケモン。テレパシーで意思疎通が可能。人間に対して強い警戒心を抱いている。ハリーの事故現場に現れ、自身の細胞の回収と「R」にまつわるものを始末をピカチュウに約束させる。すべてが終わった後はティムにハリーが無事であることを伝えて去っていった。

エミリア・クリスティー

CV:清水理沙
本作のヒロインで、ライムシティのテレビ局GNNでリポーターをしている。
カメラマンであるメイコと一緒に現場を回り、その中でポケモン凶暴化事件に関わるようになる。
ティムとはライムシティに着いたときに偶然知り合い、その後様々な事件を通じて親しくなる。
心の優しい人物で、ティムと一緒に事件解決に挑むなど勇敢な一面も見られる。

マイク・ベイカー

CV:秋元羊介
ベイカー探偵事務所の所長であり、ハリーとは探偵仲間で親友関係にあった。
失踪したハリーを探しにライムシティにやってきたティムのことを気にかけており、優しく見守る父親のような存在である。
現在は旧知の仲であるホリデイ警部とともにハリーの失踪の謎を追っているが、手がかりはなかなかつかめていない。
アギルダーとは仕事上のパートナーポケモンで、仕事をきっちりこなす様子から彼には絶大な信頼を寄せている。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents