アマガミ/エビコレ+ アマガミのネタバレ解説・考察まとめ

『アマガミ』とは、2009年にエンターブレインより発売されたPS2用恋愛シミュレーションゲーム。冬のクリスマスを舞台に、過去のトラウマを抱える高校生・橘純一が様々なヒロインと絆を深めていく。多彩なシナリオや天罰システムが特徴で、アニメ化などのメディアミックスも展開された。2011年には利便性を高めた廉価版『エビコレ+ アマガミ』がPS2とPSPで発売され、のちにPS Vita版も登場。麻雀ミニゲームやギャラリーモードなどが追加されている。

目次 - Contents

ゲームの進行には、従来作の移動エリア選択方式やイベントの確率発生を排除し、マス目で表現された行動マップから直接自分の行動を選ぶシステムが採用されている。プレイヤーは休み1、休み2、昼休み、放課後の4つの時間帯ごとに自身の行動を選択し、意中のヒロインのイベントを起こしていく。イベントはこれらの時間帯のほか、登校時、下校時、休み3、帰宅時、就寝時にも強制発生する場合がある。
行動マップの各マスは次のイベントへの繋がりを色別で表示しており、マップ自体がフローチャートとしての役割を果たすことで、ランダム要素のないアドベンチャーゲーム寄りのスタイルを実現している。

会話モード

ヒロインと一対一で対話を行う会話モード中の選択によって、ごほうびイベントや下校デートなど様々なイベントが発生する。ここで発生するイベントの多くは基本攻略に直接関与しないものの、複数人との同時進行による二股以上の関係構築が比較的容易に行える仕様となっている。
しかし、本作ではマルチ恋愛がもたらす影響が非常に深刻であり、状況次第では劇的な結末を引き起こす要因となる。

ランクアップとシナリオ分岐

攻略にかかる期間は約40日間となっており、特定の条件を満たした上で割り当てられた期日に達するとヒロインとの関係が一段階上のランクへと上昇し、条件を満たせなければ関係が希薄化していく。
このランク変動の期日はゲーム内に二度設けられており、個別のシナリオルート分岐へと繋がる。最高ランクであるスキルートに到達した後も、それまでの行動条件の組み合わせによってベスト、グッド、バッドの異なるエンディングへと分岐する。

周回プレイ

プレイ中のセーブやエンディング到達時に発生するシステムセーブによって、過去に選択したすべての履歴が記録されていく。この履歴は次周以降のプレイにも反映され、同じ状況下であっても新たな選択肢が追加される仕組みとなっている。行動マップのマス目をすべて埋めるためには多様な状況証拠や条件の網羅が必要となり、単なる全ヒロインの攻略やイベントグラフィックの回収だけに留まらない深いやり込み要素を提供している。

『アマガミ』『エビコレ+ アマガミ』の登場人物・キャラクター

主要人物

橘 純一(たちばな じゅんいち)

CV:前野智昭、斎藤桃子(アニメ版・幼稚園および小学生時代)
主人公。2年A組所属。部活はなし。年上好みで高いところが苦手。2年前のクリスマスに待ち合わせをすっぽかされたトラウマから恋愛に苦手意識を持っていたが、高校2年の初冬に一念発起する。自宅の押入に自前のプラネタリウムを持つほか、ゲームや漫画好きのインドアな一面もある。温厚で紳士的な性格の一方で、大胆な行動力から度々ユニークな一面を見せる。

絢辻 詞(あやつじ つかさ)

CV:名塚佳織
2年A組所属。部活はなし。クラス委員と創設祭実行委員を掛け持ちする絵に描いたような優等生で、文武両道から周囲の信頼を集める。しかし学校を離れると冷淡な本性を覗かせる裏の顔を持ち、あるきっかけで主人公の前でも素の性格を隠さなくなる。孤独を好む人間不信な気質だったが、主人公との関わりを通じて徐々に心を開いていく。

桜井 梨穂子(さくらい りほこ)

CV:新谷良子
2年B組所属。茶道部所属。主人公の幼馴染み。いつもぼーっとしているのんびり屋のドジっ子で、甘い物を好むあまりぽっちゃり気味な体型を気にしている。成績や運動神経はあまり良くないが、どんな時も笑顔を絶やさず、男子生徒からも人気を集めている。

棚町薫(たなまち かおる)

CV:佐藤利奈
2年A組所属。部活はなし。主人公とは中学校からの悪友であり、サバさばした男勝りな性格の持ち主。流行やイベントが好きで何にでも首を突っ込むトラブルメーカーだが、母子家庭を支えるためにアルバイトを掛け持ちするなどしっかりした一面もある。主人公とは軽口を叩き合う仲から次第に恋人同士へと発展していく。

中多紗江(なかたさえ)

CV:今野宏美
1年B組所属。部活はなし。最近転校してきたばかりの内気で礼儀正しい少女。極度の人見知りで男性の前では萎縮してしまうが、豊満なスタイルの持ち主でもある。主人公に助けられたことをきっかけに親しくなり、仮交際を経て心を通わせていく。

knkn14441
knkn14441
@knkn14441

目次 - Contents