ポルカドットスティングレイ(Polkadot Stingray)の徹底解説まとめ

ポルカドットスティングレイとは、福岡出身のロックバンドである。「ポルカ」と呼ばれることが多い。所属レーベルは、ユニバーサルミュージック内の社内レーベルであるユニバーサル シグマであり、所属事務所はUNIVERSAL SIGMA ARTISTS(ユニバーサルシグマアーティスト)。紅一点のボーカル雫(しずく)が圧倒的な存在感を放っており、デビュー後、急速なスピードでブレイクした。キャッチコピーは「福岡出身、何かを企む超常ハイカラギターロックバンド」である。

廃盤となった1st single「極彩」の頃に公開された。現在のギター担当であるエジマハルシはおらず、旧メンバーのムロが出演している。「もしも僕が教祖になったなら今日から君は盲目さ」という出だしの歌詞のとおり、ボーカルの雫が教祖かと思われるようなストーリーの映像である。アパートの一室でメンバーが雫に洗脳されているという、不気味で意味深な内容のミュージックビデオである。

テレキャスター・ストライプ

2016年3月にYouTubeで公開されたが2018年4月時点で、再生回数1000万回を突破した。この時点ではまだインディーズで活動しており、ボーカルの雫がシナリオ、監督を務め制作された。バニーガール姿の雫の可愛らしさも注目を集め、大人気ミュージックビデオとなった。

人魚

2016年に発売されたポルカドットスティングレイ初の全国流通盤『骨抜きE.P.』に収録された「人魚」のミュージックビデオ。眼科やプールといった薬品の匂いのしそうなセットが、曲の世界観をユニークに演出している。プールの水に楽器を入れてしまうシーンが衝撃的であり、話題を呼んだ。

エレクトリックパブリック

ストーリーとしては、正義の味方として演じているポルカドットスティングレイが半泣き怪盗団に立ち向かう話である。映画のようなシナリオのミュージックビデオであり、バンドを知らない人でも楽しめるようなミュージックビデオだ。公式ツイッターで「#正義と踊れ」というハッシュタグを使う等して、プロモーションの面でSNSを駆使した。これまでと同様、雫のコスチュームにも注目のミュージックビデオである。

シンクロニシカ

「シンクロニシカ」のミュージックビデオは、ホラー脱出ゲームをテーマにしたストーリー仕立ての作品である。幽霊や女教師など、ボーカル雫が着こなす様々なコスプレが話題となり、ファンの間でも人気の高いミュージックビデオである。
洋館にメンバーが迷い込み、様々な課題をクリアしながら出口を目指すというゲームのような世界観である。
探偵になった雫や、寿司職人等の他メンバーのコスプレも見どころである。プロモーションの一環として「#おばけが見てる」というハッシュタグを使い、拡散された。

BLUE

ポルカドットスティングレイと「東京2020ゴールド銀行パートナー」である株式会社みずほフィナンシャルグループがコラボレーションした動画である。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開会式1000日前に先がけ、「Jump!」をテーマに書き下ろした楽曲「BLUE」のプロモーションビデオでもある。
動画の中で銀行員たちが披露している「みずほダンス」は、全国のみずほ銀行の支店から集めた社員総勢約400人が全国各地で踊っている内容だ。
「BLUE」の歌詞には「うまくいかないこともあるけれど、肩の力を抜いて頑張ろう」というメッセージが込められたという。

サレンダー

メジャーデビューし初のフルアルバム『全知全能』に収録された「サレンダー」のミュージックビデオである。マフィアに扮したポルカドットスティングレイが、時間を止めることが出来るスマートフォンを使い、敵と闘うというストーリーである。敵がパンダの被り物をしており、敵のボスはドラムのミツヤスカズマが演じている。この曲には「刮目していろ」というキャッチコピーがつけられ、Twitterでもプロモーションされた。

レム

「レム」のMVは「ヨーグリーナ&サントリー天然水」とのコラボレーションミュージックビデオであり、雫がシナリオを務め、ミュージックビデオ監督の東市篤憲とかとうみさとの二人がディレクションを手掛けた。『全知全能』のアーティスト写真や雫がイラストを手掛けたアルバムのジャケットが、この「レム」のミュージックビデオの世界からつくられているものであり、『全知全能』の代表曲といえるだろう。
このミュージックビデオのストーリーとしては、ヨーグリーナ&サントリー天然水を目指して、ポルカドットスティングレイのメンバー達が砂漠を旅するという内容である。「ヨーグリーナ&サントリー天然水」の爽快感と連動して、非常に爽やかで観ていて心地よいミュージックビデオである。

ICHIDAIJI

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