
UNLIMITS(アンリミッツ)とは、2002年に結成した4人組ロックバンドである。女性のツインボーカルと、どこか懐かしさ漂う歌謡曲風のメロディが特徴。歌謡曲風ロック、女性ツインボーカルでその存在感を表し、メジャーデビューも果たしたロックバンド「UNLIMITS」。その音楽性は「懐メロコア」等と称されている。
UNLIMITSの概要
UNLIMITS(アンリミッツ)とは、2002年に結成した4人組ロックバンド。女性ツインボーカルと、どこか懐かしさ漂う歌謡曲風のメロディが特徴。歌謡曲風ロック、女性ツインボーカルでその存在感を表し、メジャーデビューを果たした。その音楽性は「懐メロコア」等と称されている。
メンバーは、清水葉子(ボーカル、ギター)、郡島陽子(ドラムス、ボーカル)、大月義隆(ギター)、石島直和(ベース)の4人。
2005年に初の音源となる『七色の記憶』でインディーズデビュー。歌謡曲を彷彿とさせるメロディーと歌詞、清水と郡島の美しいツインボーカルで徐々に人気を集め始める。
初期の曲だが、『七色の記憶』、『月アカリサイレース』、『クローバー』はライブではオーディエンスを熱狂させる人気曲である。
メジャーとの契約が切れ、一時期は解散の話も出ていたというUNLIMITS。しかし、一緒にライブをやっていたKen YokoyamaのベーシストJun Grayにその話をしたことで話は一変。Jun Grayに説得され、レーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」内のJun Grey Recordsへ移籍して今一度UNLIMITSとして活動していくことを決めたという。
そして2014年4月16日には、Jun Grey Recordsから原点回帰とも言えるシンプルでいてメッセージ性の強いアルバム『アメジスト』をリリースした。
UNLIMITSの活動経歴
UNLIMITSの結成からメジャーデビューまで
2002年4月、UNLIMITSを結成する。2003年にはギターの寺島武志が加入するが、2005年に脱退。その後しばらくの間は3人体制で活動する。
2005年12月7日にミニアルバム『七色の記憶』でインディーズデビュー。2006年にベースの伊藤怜が脱退。同年8月にベースの石島直和、北―の大月義隆が加入し、4人編成となった。
2008年6月18日に初のフルアルバムとなる『夢現シンドローム』をリリース。その後もコンスタントに楽曲を発表し続け、2010年8月4日、ミニアルバム『蒼 -アオイ-』をSony Recordsよりリリースし、メジャーデビューを果たした。
全国ツアーなどの活動ののち活動休止

2011年2月16日には2枚目となるフルアルバム『トランキライザー』をリリース。「ハロー」や「粉雪のメロディー」、「茜唄」、「蒼」が収録されている名曲ぞろいの名盤となっており、「UNLIMITSここにあり」といった世界観を確立された。
2011年9月7日にはメジャーデビュー後1stシングル「ハルカカナタ」をリリース。本楽曲はテレビ東京系のテレビアニメ『BLEACH』のエンディングテーマに起用される。
2012年5月16日には2ndシングル「カスケード」をリリース。 個の楽曲も、テレビ東京系テレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』エンディングテーマに採用された。
徐々に知名度を上げ始めたUNLIMITSは、同年8月29日には3枚目となるフルアルバム『NeON』リリース。このアルバムには、「ハルカカナタ」や「カスケード」が収録されている他、THE BACK HORNのボーカル山田将司を迎えた「その時までfeat.山田将司」やBIGMAMAのヴァイオリニスト東出真緒をゲストに迎えた「命のカノン」などが収録されている。
2013年、レーベルとの契約が終了したUNLIMITSは一時は解散の話も出たが、Jun Gray Recordsへ移籍する。
そして2014年4月16日、Jun Gray Recordsよりフルアルバム『アメジスト』をリリースし、全国40ヶ所を巡るツアーを敢行。2015年4月22日には、初となるDVD「Film of The Amethyst Tour 2014」を発売した。
2016年7月6日、約2年振りのフルアルバム『U』を発売。
2017年1月15日、サーキットフェス「OVER ARM THROW presents SOUND GO ROUND 」でのライブを最後に、ライブ活動を休止した。
UNLIMITSのメンバー
現メンバー
清水葉子

ギター・ボーカル担当。バンド結成時からのオリジナルメンバー。
2014年からソロでの弾き語りライブも行っている。LiSAやひめキュンフルーツ缶などへの楽曲提供、ボイストレーナーなど、活動の幅を広げている。suga/esのサポートギターも担当していた。
郡島陽子

ドラムス・ボーカル担当。
バンド結成当初からのオリジナルメンバー。ライブ中、尾崎豊、相川七瀬の曲を歌うこともある。
大月義隆

ギター担当。2006年8月加入。
ライブの際のMCでは他のメンバーに話を折られ、まとまりがなくなることが多い。
石島直和

ベース担当。サポートメンバーだったが、2006年8月に加入した。
バンドでは最年長である。
元メンバー
寺島武志
目次 - Contents
- UNLIMITSの概要
- UNLIMITSの活動経歴
- UNLIMITSの結成からメジャーデビューまで
- 全国ツアーなどの活動ののち活動休止
- UNLIMITSのメンバー
- 現メンバー
- 清水葉子
- 郡島陽子
- 大月義隆
- 石島直和
- 元メンバー
- 寺島武志
- 伊藤怜
- UNLIMITSのディスコグラフィー
- フル・アルバム
- 『夢幻シンドローム』
- 『トランキライザー』
- 『NeON』
- 『アメジスト』
- 『U』
- UNLIMITSの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「月アカリサイレース」
- 「クローバー」
- 「ハロー」
- 「茜唄」
- 「粉雪のメロディー」
- 「ハルカカナタ」
- 「エターナル」
- 「リリー」
- UNLIMITSの名言・発言
- 清水葉子「“女版BRAHMANになりたい”という壮大なテーマがありまして(笑)」
- 大月義隆「僕らが前にいたレーベルと180度真逆にいるようなレーベルだったので、確かにワクワク感は強かったですね。」
- UNLIMITSの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 最初は2人だけでスタジオ入り
- ツインボーカルになったのは清水が歌うのが苦しい所をドラムの郡島にお願いしたことがきっかけ