スペースバグ(Space Bug)のネタバレ解説・考察まとめ

『スペースバグ』とは、「タイムスクープハンター」で知られる中尾浩之による監督・脚本、「Mask Masters」や「Hello Carbot」で知られる韓国のアニメ制作会社W.BABAによるアニメ作品である。
舞台は広大な宇宙。主人公は小さな虫たち。人間が実験のために宇宙ステーションへ置き去りにした、昆虫たちの大冒険が描かれる。彼らは地球に帰ることができるのか。家族みんなで楽しめるファミリー向け作品だ。

CV:佐野康之
ロボット。
宇宙ステーションに滞在する人間たちの相手として持ち込まれた、あらゆる情報がインプットされていて乗組員のトラブルに対応するテクニカルサポーター。
カエルたちが乗れるよう、改造された。

『スペースバグ』の用語

宇宙ステーションEISS

人類がはじめて太陽系の外に作った有人宇宙ステーションで、太陽系外の宇宙の調査、研究をする目的で開発された。
地球から4.9パーセク(距離の単位)離れた太陽系の外にある。
宇宙開発事業を行なっていたクワティ社という多国籍企業が、突然いっさいの宇宙開発から手を引き、太陽系外開発計画も中止になる。
人間たちは脱出してしまい、無人となった。

宇宙農場

宇宙で食物を自給自足するための、技術研究所として作られた実験室で、野菜や穀物、果物などがたくさん栽培されている。
土や水もちゃんとあり、地球とそっくりな環境を再現している。

宇宙船ストーク

CV:田中杏沙
宇宙ステーションへの無人補給船として開発された宇宙船。
緊急時の有人飛行を想定したつくりになっており、軌道変換用エンジンが搭載されている。
全自動コンピュータ制御タイプの船である。

オペレーションボット

宇宙船の精密機器や外壁などが破損した時、その補修工事を自動で行なってくれる自立型修理ロボット。
中から操縦できるようにハカセがカスタマイズし、各関節のワイヤーを手足につなげるようにした。直感的な操作性を追求したので、誰でもすぐに操縦できる。
二足歩行の黄色はミッジ、水色はハカセ、桃色はエレン、キャタピラ駆動の紫色はマルボが搭乗する。

バグバスター

害虫駆除ロボット。
通常は虫しか攻撃しないが、惑星E2ではプログラミングが暴走し、人間に襲いかかったとされている。

プランツバスター

畑や森を人工的に作る時、植物も想定外の病気にかかったり、無駄な雑草や木が育つことがある。
そんな植物を自動で掃除してくれるロボット。

電クイ虫

軍事用に開発された電池、且つ虫型のロボット。
電池は電気が無くなると寿命は終わるが、電クイ虫は電気が無くなりそうになると、自ら歩いて電源を探し求める。電気を持つものなら、どんなものでも破壊して電気を吸って奪い取る。

資源回収ロボット

ゴミ置き場で、リサイクル可能な生命体を回収する二足歩行のロボット。
腕が変形し、まるで掃除機の吸い込みノズルのような形になる。

惑星E2

地球とほぼ同じ大気構成と重力を持った惑星で、テラフォーミングが行なわれていた。
しかし、気候をコントロールしようとした有人衛星が墜落。天候が悪化し、砂漠と化す。

超次元ディスポーザー

人工ブラックホールをエネルギーとする究極のゴミ処理施設。
宇宙で発生した膨大なゴミを、安全且つ迅速に処理するための場所。

『スペースバグ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「オレは人間の実験道具なんかじゃない、地球の大自然で生きる虫なんだ」

1wlacicafe
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