Caligula -カリギュラ-(第4話『自分の存在を認めない人間は、他人からも尊敬されない。』)のあらすじと感想・考察まとめ

笙悟とアリアからこの世界の真実を聞かされ、なんとか力を貸して欲しいと頼まれる律。
そんな律同様に世界の異変に気づいた篠原美笛と守田鳴子が音楽準備室にやって来た。
そして「ゴシッパー」上で神隠しが話題になっている中、図書館に行った神楽鈴奈と連絡が付かないと、巴鼓太郎が駆け込んでくる。
今回は「Caligula -カリギュラ-」第4話『自分の存在を認めない人間は、他人からも尊敬されない。』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「Caligula -カリギュラ-」第4話『自分の存在を認めない人間は、他人からも尊敬されない。』のあらすじ・ストーリー

鈴奈と少年ドールが指輪物語について話す。

鈴奈は、鼓太郎に図書館に連れてきてもらったあと、図書館で少年ドールと会っていた。
少年ドールとは、オスティナートの楽士のひとりである。鈴奈はコモリくんと呼んでいる。
指輪物語の本について二人は話をしていた。
少年ドール「可哀想なスメアゴル」
鈴奈「指輪物語ですね」
少年ドール「指輪の能力に魅せられたスメアゴルはフロドとサムを付け回し、最期は愛する指輪と共に命を落とした…」
鈴奈「それが…どうして可哀想、と?」
少年ドール「世界中…全てに疑心暗鬼で、安らぎも救いもなく…孤独の存在だから」
読書に夢中になっていた鈴奈は、携帯を見てはいなかった。
鼓太郎は、別れてから連絡のない鈴奈を心配していた。

アリアの本当の姿。μと一緒に人々の辛い思いを聞いていた。

音楽準備室に来た律は、アリアからメビウスについての詳しい話を聞いていた。
アリア「始まりはよく憶えてない…気付いた時、あたし達二人は一緒にネットの世界を彷徨ってた。その世界はいつも…人間の負の感情で溢れていたの。みんなみんな…すっごい辛い想いを歌の中に吐き出して、あたしもμも心がギュー!って痛くなって本当に悲しかった…。だから…みんなにハッピーになって欲しくて…イヤな事を全て忘れて過ごせる世界を創った…。それがメビウスの始まり…」
律「メビウス…?」
笙悟「この世界の名だ」
アリア「現実世界で沢山のトラウマを抱えていた人達はμの歌に癒やしを求めていた。そんなみんなの心をμはメビウスに閉じ込めてしまった…」

鍵介は卒業したはずの生徒だったが、新入生として律の前に現れた。

律「いつからかこの世界に僅かなズレを感じていた…それは現実になって…あの日、目の前に現れた。僕たちはこの世界で理想の高校生活を何度も繰り返し続けていると…突然理解できたんだ」
笙悟「それこそが楽士の狙いだ」
律「楽、士…?」
笙悟「あの時、お前のように違和感を持った人間を炙り出す為に事を起こした」
アリア「メビウスはμの歌を聴いたみんなのハッピーな気持ちをエネルギーにして成り立っているの。だからYOU達みたいな人間が増えちゃうと困るんだ」
笙悟「そんな人間に対して楽士達は…デジヘッドを操り襲ってくる」
律「デジヘッド…あのマスクの奴らの事か」
アリア「楽士はμの力を利用してみんなの心の中にある抑えられないドス黒い感情を爆発させてデジヘッドにしちゃうんだ!」
笙悟「狂信的なμ信者であるデジヘッド共は…お前のような気付いた人間を捕らえ、この世界に疑問を持たない元の状態に戻そうとする」
律「それってつまり…」
笙悟「洗脳だ」

母親とペットの犬が、顔にノイズがかかっている。

律は「家族やウチのペットまでも変な姿になっていたが…あれは?」と尋ねる。
アリアは、「μがこの世界を現実に近付ける為に作り出した…データだけの存在だよ。YOU達のように気付いちゃった人には…生き物じゃないって分かるの」と言う。
律は「この世界を守りたい奴らがいる…彼らにとって僕らの存在は…」と言いかけ、μがつくりだしたメビウスも、オスティナートの楽士のことも、そしてデジヘッドも理解した。
すると、笙悟は、カタルシスエフェクトを装備した。
カタルシスエフェクトとは、デジヘッドに対抗することができる唯一の力。抑圧された内面を実体化させたものであり、基本的にその人間のメンタリティに従った形状を取る。基本的に武器を持っている手が黒化し、思い入れによって仮面などのサブの装飾品が装着される。
笙悟は言う「俺はアリアの助けを得て、このカタルシスエフェクトが発動出来るようになった」
律は「カタルシス…抑圧からの解放」と言う。
アリアが説明する。「カタルシスエフェクトはデジヘッドの力と似ているけど全く違う。YOU達の内に秘めた重い感情の発露をコントロール可能にした武器なんだよ」

アリアが律にカタルシスエフェクトが使えるかどうか見定める。

律は「その力は僕にも使えるのか?」と聞く。
アリアは見定めてから「え?うーん…YOUはちょっとまだかもなぁ…」と渋る。
笙悟は「奴らがメビウスを守る為に手段を選ばないっていうのなら…俺は抗い続ける。このメビウスから逃げ出す為にな」と言う。
アリアは「律…お願い!μを助けるのを手伝って!μはみんなを幸せにしたいって気持ちが強すぎるの!辛い日常に戻るよりメビウスに居た方がずーっと幸せになれるって…本気でそう信じてるの!μの力が大きくなればなるほど、あたしの出来ることが減っていって…体も小さくなっちゃって…記憶データも曖昧で…!あたしじゃもうμを止められない!お願い律…力を貸して!」と懇願する。
アリアの涙の願いに律は、「…具体的には?」と聞く。
アリアは「それをみんなで考えるんじゃーん!」とあっけらかんと言う。
律は驚いて、「まさかのノープラン!?」と驚愕する。
笙悟は「まったく策がないわけでもない。入学式の一件があってから、奴らの動きは活発だ。一人でも多く辿り着けりゃ良いんだが…」と呟く。

笙悟がデジヘッドの存在が見える人へのメッセージをコメントした。

鳴子は、美笛と一緒に参加したスイートPのお茶会の様子を晒したコメントを読んでいる。
鳴子「お!三月ウサギのお茶会レポート順調に伸びてる伸びてるー!」
美笛「本当にアップしたんだ…」
鳴子「神隠し!友達が居なくなっちゃった、はダメだな」
美笛「ねぇ、あのつぶやきって…」
美笛は笙悟が晒したコメントが気になっている様子だった。
鳴子「あー、衝撃の事実だよね。喧嘩魔はただの喧嘩魔じゃなかった!この大スクープをアップ出来ないのが残念無念!」
鳴子は、デジヘッドが見えるようになってから、ただの喧嘩魔だと思っていた笙悟が、実際にデジヘッドと戦っている姿をアップ出来ないことを悔しがる。
美笛「じゃなくて…。あれってきっと、もしかしたら…助けてくれる、かも」
鳴子「じゃあ行こっか!だって面白そうじゃん?」
鳴子は、笙悟からのメッセージを受け取り、笑顔で音楽準備室に向かうこと決める。

鳴子たちはこのコメントを読んで、音楽準備室に行くことを決める。

少年ドールは、鈴奈の為に本を選んでいた。
鈴奈「ジュール・ヴェルヌ…ミヒャエル・エンデ…ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」
少年ドール「好きそうだから」
鈴奈「ありがとう。この間言ってたことなんですけど…私はスメアゴルを可哀想とは思えないんです。彼は最愛の指輪を手に入れて、幸せの中…命を落としました。充分じゃないですか?」
少年ドール「己の真の欲望を理解する人間なんて…どれだけいるか」
鈴奈「スメアゴルは自分の心に正直でしたよ?」
少年ドール「君はそう思うんだ?」
鈴奈「愛しい人を手中に収める事は…彼の人生そのものです」
少年ドール「それじゃあ哀れだ。あいつの魂が救われたとは…僕は思えない」
鈴奈「でも…だから指輪にすがるしかなかったんですよ…」
少年ドール「指輪は彼を救わない。途方も無い孤独から抜け出す為に必要なのは…」
鈴奈「フロドとサムに振り向いて貰う為に指輪を追い掛けていたって言うんですか?」
少年ドール「解釈の一つとしてね」
鈴奈「有り得ない…無駄ですよ、振り向いてくれるわけない…」
少年ドール「それでも…人は叶わぬ夢を見るんだ」
二人は、指輪物語のお互いの解釈を言い合う。

指輪物語について二人が話している。

音楽準備室にやってきた鳴子たちは、鳴子はアリアの写真を撮ったり、美笛はアリアの感触が大福みたいだとはしゃぐ。
笙悟は「この難解な暗号が良く分かったな」と言うが、「先輩のビジュアルのまんまじゃん」と笑われる。更に「センスがクソ古い」とまで言われてしまう。
アリアは「当然!YOU達、現実ではμの音楽大好きだったんだしね!」と言い出す。
美笛は「みんな、μの音楽が好きだった…じゃあ、楽士も私達みたいに現実から来たμファンの一人なの?」の尋ねる。
アリアは「イエス!YOU達と同じように現実では心にふかーい闇を抱えた人達なんだよ」と答える。
すると、音楽準備室に鼓太郎がやってくる。
鼓太郎は「図書館にいた友達と連絡がつかねーんだ!力になってくれ!」と頼む。
ゴシッパーの中でもコメントされている、図書館で神隠しのことを知り、鼓太郎は更に動揺する。

現実世界で、お弁当を一緒に食べようと言い出せない鈴奈。

ローレライという曲を聴いている鈴奈。そこへ少年ドールは何を聴いているのかと尋ねてくる。
イヤホンを片方貸して二人で聴く。
少年ドールは「歌で誘惑するなんて迷惑な話だ」と言う。
鈴奈は「危険と分かっていても船人は歌声に惹かれずにはいられない…合唱部で歌っていた頃はよく分からなかったけど…」と言う。
鈴奈は現実世界では、いつもひとりだった。トイレの個室でご飯を食べるくらい。
コモリくんは、鈴奈の歌声を聞いてみたいという。しかし大きな声を出すことを出来なくなった鈴奈は歌えなくなっていた(鈴奈は高校では合唱部に入っておらず、入学式の日の自己紹介で、好きなのは読書と合唱と自己紹介したところ、女子たちからバカにした反応に傷つき、大きな声で歌うことも話すことも出来なくなっていた)。
鼓太郎は、律と笙悟とアリアを連れて、鈴奈のいる図書館にやってきた。
しかし、1階2階を探しても鈴奈は見つからなかった。皆を置いて突っ走る鼓太郎は慌て過ぎて階段から落ちる。
単独で鈴奈を探し続けたが見つからず、皆にも探すのを手伝ってほしいとお願いする。
少年ドールはいう「ローレライも…スメアゴルと一緒なのかもしれない。孤独に慣れすぎて…人とどう接すれば良いか分からないんだ」と。
鈴奈は「でもその方が楽な事だってあります」という。
少年ドールは「確かに…孤独は心地が良い。誰にも害される事なく…自分の世界を没頭できる」と続ける。
鈴奈は「それって…身の程に合った生き方ですよね」と諦めたようにいう。
律は鈴奈を探している途中で、鼓太郎がこの図書館で騒ぎまくっているにもかかわらず誰も反応することのない状態に違和感を感じていた。
少年ドールはいう「望むことすら分不相応…夢を見るだけ無駄。かえって傷付くだけ…」と。
少年ドールは鈴奈に近づいて続ける。
少年ドール「でももし…分かり合える相手が居たら?鈴奈…君にだって分かるだろう?」
少年ドールは鈴奈を洗脳させようと、語り続ける。
少年ドール「スメアゴルとローレライは同じ想いを抱えていた…僕にもその気持ちが分かる。きっと君にも分かるはずさ…鈴奈」
鈴奈「私は…振り向いて貰いたかった…」
少年ドール「…誰に?教えて…鈴奈」
鼓太郎「鈴奈!」
鼓太郎たちは、鈴奈をやっと見つける。
鈴奈はコモリくんに鼓太郎を紹介する。しかし鼓太郎は、「何と話してるんだ?」と疑問を持つ。
鈴奈には少年ドールが人の姿に見えていたが、鼓太郎からは、人形の姿をした人型に見えていたからだ。

鈴奈にも少年ドールが人間の姿をしていないことがわかる。

律は、図書館にいる生徒が全員、人間の姿をしておらず、少年ドールのような人形に替えられていることに気付く。
そしてその生徒たちが神隠しにあった生徒だということも同時に理解する。
その中に同じクラスの峯沢もいた。
人形の姿をした少年ドールは、鼓太郎たちに連れられて行かれそうになる鈴奈を裏切りだと思う。
少年ドールは感情を抑えられなくなっていた。
少年ドール「やっぱりな!やっぱり君も裏切るんだァァァ!神楽…鈴奈ァァァ!分かってた!一人でいる方が幸せなことくらい!それでも僕は…!」
鈴奈「コモリくん聞いて!私はね…」
少年ドールはどんどん怒りを爆発させる。
少年ドール「この…リア充共め!戻れなければここに来る事すら出来なかったクセに!許さん!許さん!絶対許さん!!お前たちのように大勢で群れるクズには…僕が制裁を下す!二度と僕を穢せない人形にしてやる!」
鼓太郎は少年ドールの攻撃を受け、攻撃を受けた手が人形化する。
少年ドールに向かって律は淡々と告げる。
律は、「君…そんなに傷付くのが怖いのか?そんな格好をして…一人図書館に篭っているのは…人と関わるのが怖いからだろう?けど寂しさには勝てなかった…だからみんなを人形にして近くに置いた。人形の姿でその子に近付いた。自分の心を傷付けない為に」と言う。
その言葉を聞いた少年ドールは、今度は律に向かって攻撃しようとする。
すると、笙悟がカタルシスエフェクトの銃で、少年ドールを貫こうと構えた。
その間に立って、鈴奈は待って欲しいと告げる。
そして、合唱部で歌っていた頃のように、ローレライを歌い始める。自分では出せないと思っていた大きな声で。

現実世界での鈴奈。

鈴奈は現実世界では便所飯をしていることを思い出していた。
鈴奈「いつも…一人だった。この世界でもそれは変わらなかった。だから…諦めてた。でも…コモリくん言ってたよね。スメアゴルはフロドとサムに振り向いて欲しかった、って。私、分かるんです…私達、似た者同士だから…痛いほど分かるんです!彼はずっと傷付いていた…孤独から抜け出したかった!振り向いて欲しかったの!誰かに!私は…コモリくんともっと、仲良くなりたい!」
涙を流して、精一杯訴えたあと、鈴奈は笑顔で、「だから…だから…お弁当…一緒に食べませんか?」という。

少年ドールにお弁当の入ったカバンを持って、一緒に食べようという。

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