Spiritpact(スピリットパクト)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Spiritpact』とは、瓶子(Pingzi)による中国のウェブ漫画作品、アニメ。
原作は『灵契』、ウェブ漫画サイト騰訊動漫(テンセント動漫)に掲載中。
霊が存在するファンタジー世界で、今を懸命に生きる二人の青年のロマンチックな強い絆を見事に描いた作品。
貧しい占い師の楊敬華は、交通事故で霊になってしまい、自らの命を削り天地のバランスを保つ陽冥司の端木煕から守護霊である影霊にならないかと誘われ契約を交わす。
影霊となった楊敬華と端木煕は、力を合わせて悪霊や端木内部の反乱に立ち向かう。

『Spiritpact』の用語

陽冥司(ようめいし)

現在の陽冥司である端木煕。

陽冥司とは、自らの命を削って祭事を行い世界のバランスを保ち霊を静め国を安泰に導く霊界の頂点に立つ存在で、強力な悪霊が現れた場合には陽冥司が退治する。
端木家が代々その職を担っており、現在の陽冥司は端木煕(たんもく き)。
陽冥司は、常に純粋でなければならないため怪我がしても輸血が受けられないという特殊な体質を持つ。
霊力が強大な陽冥司を喰うことで悪霊自身の力も強くなるため、陽冥司はいつも悪霊から狙われている。
陽冥司の誕生日である生辰(せいしん)と生まれ年である干支は悪用される可能性が高いため、極秘情報である。

影霊(えいれい)

端木煕の影霊である楊敬華。

影霊とは、陽冥司の守護霊の一種。
陽冥司が亡くなったばかりの霊を選び契約を結ぶことで、その霊は陽冥司の守護霊となるのである。
ひとたび影霊になると死後七日が経っても消滅することはなく、生きている人間に手を出せる特性を活かして陽冥司を支え守る役目を担う。
陽冥司と影霊がお互いに合意して契約を結んだ場合は、どちらかが傷つけば相方も傷を受けるが、一方的な契約であった場合は一人が傷ついても相方は影響を受けない。
契約を交わす際には、お互いの生年月日を交換する必要があるため、陽冥司と影霊はお互いの命を預け合う運命共同体である。

鎖霊リング

黄金に輝く鎖霊リングを楊敬華に渡そうとする端木煕。

陽冥司(ようめいし)と影霊(えいれい)が契約を交わす際に、影霊が指にはめるリング。
影霊をこの世に繋ぎとめる力が込められており、この世で1つしか存在しない。
その効力には、期限がある。

燃陽体質(ねんようたいしつ)

傷ついた端木煕を癒す燃陽体質の秦詩瑤。

燃陽体質(ねんようたいしつ)とは、陽冥司(ようめいし)を延命させることができる特殊な体質のこと。
この燃陽体質を持っていることが陽冥司の伴侶となる第一条件である。
秦詩瑤(しん しよう)はこの体質を持っているため、端木煕(たんもく き)の伴侶に選ばれた。

落月剣(らくげつけん)

端木家に伝わる落月剣。

初代陽冥司(ようめいし)である端木落月(たんもく らくげつ)の名にちなんで名づけられた端木家に伝わる宝剣。
端木落月が狂気に見入られ人々を虐殺したときに、それを止めるべく弟子の楊寧(よう ねい)が作刀した剣である。

祭祀式(さいししき)

毎年決まった日時に行われる、陽冥司(ようめいし)が万物の幸せを願い自らの命を削って天地のバランスを保つ祭儀のこと。
この祭祀式を行うことで、この世の万霊が安らぎ世界が安泰となる。

結界(けっかい)

結界の中で戦う寅哲(左)と楊敬華(右)。

結界とは、今ある空間とは異なり作り出された孤立した空間のこと。
結界の中では、外部とのコンタクトを取ることができない。

除妖師(じょようし)

最強の除妖師と称された楊寧。

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