鹿楓堂よついろ日和(漫画・アニメ・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鹿楓堂よついろ日和』とは、清水ユウによる漫画、およびそれを原作としたアニメ・ドラマなどのメディアミックス作品。
和風喫茶・鹿楓堂は、都会の一角でひっそりと営まれている。時代に置き去りにされたようなレトロな空間で、おもてなしをするのは四人と一匹の猫。様々な悩みを持つお客様との触れ合いや、一癖ある訪問者の厄介事に振り回されつつ、鹿楓堂の時間は今日もゆったりと過ぎていく。前作『甘美男子茶房』『甘美男子』と同じ設定やキャラクターが登場するが、細かな違いがあり、別軸の新たなストーリーとなっている。

『鹿楓堂よついろ日和』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

椿「そうやって、堂々としてればいいんですよ。カフェでの過ごし方なんて、人それぞれなんですから」

「今行くベき最先端おしゃれカフェ特集」というタウン誌の企画を任された砂金。しかし取材対象の候補は、どこも若い女性客で、いかつい親父である砂金には行きにくかった。そこで物おじせずにカフェに入っていく椿に助力を求める。椿は砂金を連れてカフェに入るが、砂金は落ち着かない様子だった。念願のフルーツワッフルを食べた砂金ははしゃいだ様子を見せたが、すぐにそんなわが身を恥じた。しかし椿は「そうやって、堂々としてればいいんですよ。カフェでの過ごし方なんて、人それぞれなんですから」と声をかける。椿に言葉に感銘を覚えた砂金は「無理して背伸びする必要がない」ということに気付いた。周りの目を気にして好きなものを好きと言えない人々に刺さるセリフである。

『鹿楓堂よついろ日和』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

レシピやアイデアの監修は熊谷あづさ

本作に登場する料理のレシピやアイデアの監修はフードコーディネーターの熊谷あづさが担当している。作品にレシピはほとんど載っていないが、抹茶アイスや和風オムライスなどはレシピが掲載されている。

テレビドラマ版スイ役の小瀧望は連続ドラマ初主演

テレビドラマでは、スイ役を小瀧望が務めた。小瀧望にとっては、これが連続ドラマ初主演となった。

『鹿楓堂よついろ日和』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):aki「桜色クリシェ」

詞はココ亜、作曲は手塚祐太、編曲は悠木真一。

ED(エンディング):東極京水、永江ときたか、グレゴーリオ・ヴァレンティノ、中尾椿「Clover」

基本はインストゥルメンタル。12話(最終話)のみ歌詞が入り、ボーカルはメイン4人(スイ・ときたか・椿・ぐれ)のメドレーである。8話は特殊EDとなっている。

cocoa13
cocoa13
@cocoa13

Related Articles関連記事

舟を編む(小説・映画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

舟を編む(小説・映画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『舟を編む』は三浦しをんによる出版社の辞書編集部を舞台にしたヒューマン小説。女性ファッション雑誌『CLASSY.』に連載され、2011年に光文社から単行本が発行された。2012年には本屋大賞を受賞している。2013年には松田龍平主演で映画化、2016年にテレビアニメ化された。「玄武書房」に勤める馬締光也は、新しく刊行される辞書『大渡海』の編集メンバーとして辞書編集部に異動となる。辞書制作のために集まった個性の強い編纂者たちが奥深い辞書の世界にのめり込み、言葉に向き合う物語。

Read Article

【舟を編む】麻生久美子の「大人のお姉さん」の魅力が光る出演映画まとめ【宇宙兄弟】

【舟を編む】麻生久美子の「大人のお姉さん」の魅力が光る出演映画まとめ【宇宙兄弟】

麻生久美子といえば、数多くの作品に出演を果たしている実力派俳優!彼女からは「大人のお姉さん」のような雰囲気が醸し出されており、特に男性の間で高い人気を誇っています。この記事では、そんな麻生久美子が出演している映画についてまとめました。『舟を編む』、『宇宙兄弟』など、どの作品でも彼女の魅力が光っていますよ。

Read Article

目次 - Contents