宇宙戦艦ティラミス(Space Battleship Tiramisu)のネタバレ解説・考察まとめ

「宇宙戦艦ティラミス」は、2015年より新潮社の漫画配信サイト「くらげバンチ」で連載されている宮川サトシ原作、伊藤京作画による漫画作品およびそれらを原作としたアニメ作品。
舞台は人類が生活圏を宇宙まで拡大した「宇宙暦0156年」の世界。人型機動兵器を駆使した地球連邦と宇宙移民との激しい抗争と、地球連邦の若きエースパイロット、スバル・イチノセをはじめとする宇宙戦艦の乗組員たちの日常をギャグタッチで描く。

スバルの無二の親友とも言うべき陰毛と久々に再会を果たしたシーン。
一時的にユニヴァース感覚に目覚めたスバルは、コックピットで発見した自身の陰毛と会話する。
すっかり陰毛と意気投合しスバルは数十年来の友人のごとく悩みを打ち明け、心を通わせた。
以後スバルは彼をミントタブレットのケースに入れ、お守りとして大事に保管。
部隊に馴染めずコックピットに篭りきりだったスバルにとって、陰毛だけが彼の味方だったのである。

「お前らと違って俺は普通だから!」(イスズ・イチノセ)

肺に液体を満たす特殊なシミュレーターになかなか慣れることができないスバルに「手本を見せてくれ」と言われ、イスズが躊躇いながら言い放ったひとこと。
メトゥス部隊で唯一、イスズだけがユニヴァース感覚に目覚めていないことがここで判明する。
「俺は別に悩んでないから!」と強がるが、「またまた、いっくん大佐〜」と部隊の皆にからかわれる兄を見て、スバルは隊内での兄の立ち位置を何となく察するのであった。

会計はきっちりワリカンなイスズ

出典: amz-news.com

バーで部下のキャラウェイを優しく労うイスズ。キャラウェイはそんなイスズにより一層敬愛の念を強める。
だが会計になると奢るどころかきっちりワリカンにした挙げ句、部下の会計分のポイントをも自分のカードに付けさせるというみみっちさを見せるイスズ。
キャラウェイは尊敬する上官像とのギャップに拒否反応を起こし昏倒する。
イスズの強烈なキャラクターが炸裂する名シーン。

「あれか、''宇宙ゆとり''か!おぉん?」(スバル・ビヨンドに対して)

覚醒したスバル・ビヨンドが試験段階の巨大兵器「ハーデスデュランダル」へ強引に侵入。
乗っ取るつもりが大きすぎて動かせず、更には中にいた作業員のおじさんを怒らせてしまう。その時のおじさんの一言。
叱られ慣れていないビヨンドはおじさんの剣幕に思わず涙ぐんでしまい、少し言い過ぎたと思ったおじさんも「次から気をつければええ」と優しく諭す。
別れ際におじさんに貰ったおしるこを飲みながら、ビヨンドはひとまず巨大兵器の完成を待つことにしたのであった。

回転寿司にはしゃぐビヨンド

出典: img5.futabalog.com

イスズ部隊に捕らえられ、戦力として吸収されたビヨンド。
反発しつつも部隊の面々とともに回転寿司チェーンにやってきた彼は、初めて見る注文システムやガチャガチャにワクワクしっぱなし。
イスズの話も上の空で卓上のガリに夢中になっていたりと、「宇宙ゆとり」ビヨンドの愛すべきキャラクターがよくわかるシーン。

『宇宙戦艦ティラミス』の用語

メトゥスの民

地球からの移民で構成された組織。地球連邦と敵対する。

デュランダル

宇宙空間で戦闘が可能な、スバル・イチノセ専用の汎用人型機動兵器。

ユニヴァース感覚

宇宙空間で長期間生活すると発現するとされる能力。テレパシーや透視能力などが可能となる。

ネオ・ユニヴァース感覚

一部の人間のみに発現する強力なユニヴァース感覚。「英雄の目」とも呼ばれる。

『宇宙戦艦ティラミス』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

登場人物のネーミング

登場人物の名前は、自動車メーカーや車種名が元になっているものが多い。例:スバル、イスズ、ハマー、キャデラック etc...

「生協の人」

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