ひだまりスケッチ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
芳文社の漫画雑誌『まんがタイムきららキャロット』にて蒼樹うめが連載する4コマ漫画作品。
テレビアニメ化もされており、2013年までに第4期まで制作・放送されている。
「ひだまり荘」を舞台に、やまぶき高校美術科通う少女達が自分の夢へと向かっていく日常の中で起こるさまざまな出来事がコメディ風に描かれる。
沙英の2歳年下の妹。もともとはアニメ版のオリジナルキャラクター。
積極的で活動的な性格をしていて、中学・高校共に吹奏楽部に所属し、担当はアルトサックス。
ゆのとはたびたびメールでやり取りしている。
歌舞伎が好きで形態の待ち受けは歌舞伎の写真を使っている。
『ひだまりスケッチ』の舞台
本作は、東京あたりにある緑市浅葱町という架空の町を舞台に、主人公・ゆの達が住む「ひだまり荘」と彼女達が通う学校「やまぶき高校」での生活が主に描かれている。
ひだまり荘
出典: ryubido.jp
本作中に登場するワンルームのアパートのこと。
住所は緑市浅葱町4-16、やまぶき高校の校門から道路を挟んだ正面にある。
2階建てで各階3部屋の合計6部屋。
広い中庭があり、住人が利用できるようになっている。
原作ではビニールプールで遊んだりシーツを踏み洗いしたりするが、アニメでは家庭菜園、体操、バーベキューにも使っている。
遠方出身のやまぶき高校美術科生徒の寮のような扱いになっていたが、実際には寮ではなく普通のアパートである。
禁止事項は、「近親者を除く男性の立ち入り」「ペット飼育」「ピアノ所持」「恥ずかしい台詞(※アニメでのみ)」。
作中では住人全員が家族のように接する描写が多いが、沙英やヒロよりも上の世代では普通の先輩後輩関係で、さらに上の世代では「やんちゃアパート」と称されるほどの変人の集まりであり、「血だまり荘」や「おだまり荘」と呼ばれることもあった。
住人はゆのの入居時には同じタイミングで入居した同級生の宮子、2年の沙英とヒロの4人。
翌年には新入生の乃莉となずなが入居して6人になった。
沙英とヒロが卒業した後は新たに茉里が入居して5人となった。
やまぶき高校
私立高校であり、普通科に加えて美術科がある。そのため、美術科への地方からの入学者も多い。
男女共学ではあるが、美術科では女子が多数を占めており、男子は女子の3分の1程度しかいない。
クラス替えはなく、入学から卒業までの3年間、担任教諭は変わることがあるが、クラスメイトは同じである。
クラスは1学年6クラスで美術科がAとBの2クラス、普通科がA~Dの4クラスになり、美術科と普通科では制服のリボンにも違いがある。
上履きはスリッパとなっており、校内では生徒も教師もそれで生活している。
ホームページの運営もしており、校長をはじめ教師が画像付きで紹介されており、イベントの写真なども公開される。
『ひだまりスケッチ』の用語
やまぶき地蔵
やまぶき高校敷地内の竹林の中にある石像。
実は吉野屋先生が在学中に制作した彫刻であり、本人いわく、置き忘れたものが年月をかけて風にさらされて地蔵のようになったもの。
一部生徒の間では祈ると胸が大きくなるというわさが存在する。
ベリマート
ひだまり荘近辺にあるコンビニエンスストア。通称は「ベリマ」。生活に必要なものがほとんどそろっているが、19時30分になると閉店してしまう。
ヒロによれば「お店のおばさんを起こせば24時間営業になる」とのこと。
正の湯
「まさのゆ」と読む。
ひだまり荘から遠くないところにある銭湯。入浴料は400円(アニメ4期では450円)。
暖簾の文字が右から書かれているので、そのまま左から読むと「ゆのさま」と読める。
桃花川(とうとがわ)
ひだまり荘から自転車で20分ほどの距離にある1級河川。
ゆのが自転車に乗る練習をしている時に訪れた。
アイムホーム
地元住人であるなずなが登場したことでひだまり荘の住人が知ることになったホームセンター。
タオルや電池などの日用品からカーテン、園芸用品、ミネラルウォーター、園芸植物、ヘルメット、チェーンソーなど、品揃えはしっかりしている。
デスティニーランド
遊園地。
マスコットはウサギのキャラクターであるティーニー。
ジェットコースターやライド式射的などの多数のアトラクションがあり、夜はキャラクターが総登場するパレードも行われる。
彫刻野原美術館
期末試験最終日の翌日から終業式までの間にある「試験休み」にひだまり荘の住人全員が「勉強目的」で訪れた美術館。
館内だけでなく屋外でも美術品の展示を行っている。
『ひだまりスケッチ』の魅力的な世界
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目次 - Contents
- 『ひだまりスケッチ』の概要
- 『ひだまりスケッチ』のあらすじ・ストーリー
- 『ひだまりスケッチ』の登場人物・キャラクター
- ひだまり荘の住人
- ゆの
- 宮子
- ヒロ
- 沙英
- 乃莉
- なずな
- 茉里
- やまぶき高校の先生や生徒
- 吉野屋先生
- 校長先生
- 夏目
- 有沢
- その他の人達
- 大家
- 智花
- 『ひだまりスケッチ』の舞台
- ひだまり荘
- やまぶき高校
- 『ひだまりスケッチ』の用語
- やまぶき地蔵
- ベリマート
- 正の湯
- 桃花川(とうとがわ)
- アイムホーム
- デスティニーランド
- 彫刻野原美術館
- 『ひだまりスケッチ』の魅力的な世界
- かわいい女の子達が繰り広げるドタバタの日常
- 作品の中でも時間は流れていく
- ひだまり荘の住人と周りの人達
- 『ひだまりスケッチ 』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 進路に悩みを抱えるヒロ
- やまぶき祭パンフレット表紙にゆのの絵が採用される
- ひだまり応援団
- 『ひだまりスケッチ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメ版『ひだまりスケッチ』描かれていない富士山
- アニメ版『ひだまりスケッチ×365』オープニングアニメ中の違い
- 『ひだまりスケッチ』の主題歌・挿入歌
- 第1期『ひだまりスケッチ』
- オープニングテーマ「スケッチスイッチ」
- エンディングテーマ「芽生えドライブ」
- 第2期『ひだまりスケッチ×365』
- オープニングテーマ「?でわっしょい」
- エンディングテーマ「流星レコード」
- 第3期『ひだまりスケッチ×☆☆☆』
- オープニングテーマ「できるかなって☆☆☆」
- エンディングテーマ「さくらさくら咲く ~あの日君を待つ 空と同じで~」
- 特別編『ひだまりスケッチ×SP』
- オープニングテーマ「気まぐれ、じゃんけんポンっ!」
- エンディングテーマ「nora」
- 第4期『ひだまりスケッチ×ハニカム』、『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編』
- オープニングテーマ「おーぷん☆きゃんぱす」
- エンディングテーマ「夢ぐも」(×ハニカム、卒業編第1話)
- エンディングテーマ「またね、ようこそ、ひだまり荘」(卒業編第2話)
- 挿入歌
- 第1期『ひだまりスケッチ』
- 『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ卒業編』