ひだまりスケッチ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
芳文社の漫画雑誌『まんがタイムきららキャロット』にて蒼樹うめが連載する4コマ漫画作品。
テレビアニメ化もされており、2013年までに第4期まで制作・放送されている。
「ひだまり荘」を舞台に、やまぶき高校美術科通う少女達が自分の夢へと向かっていく日常の中で起こるさまざまな出来事がコメディ風に描かれる。
ゆのが2年生に進級した新学期にひだまり荘に入居してきた、203号室の住人。やまぶき高校普通科に通う。
ひだまり荘では初の普通科生徒であり、制服のリボンが他のキャラクターと異なる。
宮子からは「なずなどの」と呼ばれることもある。
引っ込み思案で遠慮しがちな性格。自分に自信が持てない様子で、卑屈な言動が目立つ。
周囲、特に乃莉からのフォローが多いが、乃莉のストレートな物言いに傷つくこともある。
料理が大の苦手で、食事はほとんどスーパーで買ってきた総菜で済ませている。
作中、両親に手料理を振る舞うためにゆのやヒロに料理を習ったこともあったが、本番やその後でもフォローがあるなど危なっかしい様子。
元々やまぶき高校の近くに住んでいて、最寄りの学校ということで受験、合格したが、父親が愛知県への転勤となり、母親もついていったため、ひだまり荘に入居することになった。そのため、ひだまり荘周辺ややまぶき高校の事情について詳しい。
茉里
出典: pbs.twimg.com
ヒロと沙英が卒業した後にひだまり荘に入居した、101号室の住人。やまぶき高校美術科に通う。
アニメ版には未登場。
宮子からは名前の「まつり」から「「フェス太さん」と呼ばれる。
実家はひだまり荘から2時間半のところにあり、両親はどちらも公務員。
変わり者の集まるひだまり荘には珍しく、口調や立ち振る舞いは普通の人であったが、入学式に着飾った私服で参加しようとするなど、やはり変わり者。
配色のセンスは「何を描いてもアメリカのお菓子みたいな色」と言われるほどビビッドになる。
明るくはきはきしているが、微妙にエキセントリックで距離感も非常に近い。
やまぶき高校の先生や生徒
吉野屋先生
出典: dmm.ad-s.org
やまぶき高校の美術の先生で、ゆのや宮子達の担任。
ひだまり荘の一同に次いで登場機会が多く、アニメ版ではほぼ毎回登場する。
お嬢様結びをした濃緑色の長い髪がチャームポイント。
良く言えば天真爛漫、悪く言えば非常識で破天荒な性格で、やまぶき高校の名物教師として生徒達にも知られている。
良き教師を目指してはいるが、授業をまじめにやらない、コスプレ姿で学校に来るなどの暴走行為で生徒を困惑させて騒動を起こし、校長先生に説教を受けている。
しかし、生徒に対しての姿勢は真摯なもので、暴走行為には悩まされるが、周囲の先生からも「(たまにだけど)いい先生」と評される。
絵画や彫刻などの創作技術は美術教師らしく非常に高く、コスプレ衣装を自作するほど裁縫も得意だが、基本的に趣味に使われる。
校長先生
出典: pbs.twimg.com
やまぶき高校の学校長。本名は不明で、生徒達にも覚えられていない。
頭が非常に縦長で、耳の上から後ろ頭にかけてカールした白髪がわずかに生えているだけで頭頂部は禿げ上がっている。
また、常に前進が細かく震えている。
アニメでは水泳大会中にデモンストレーションとしてシンクロナイズドスイミングを披露するなど、驚異的な運動能力で周りを驚かせた。
出番の多くは吉野屋先生への説教。
夏目
沙英やヒロの同級生。
自分の想いに素直になれない性格で、沙英には何かしら理由をつけて突っかかったり対抗したりしているが、本音では仲良くしたいと思っている。友人達からは、沙英との仲を応援されている場面もある。
ことの発端は入学時、下駄箱を間違えて困っていたところを沙英に助けられたことから彼女にあこがれを抱くことになった。
また、沙英の小説のファンであり、最初にファンレターを送った人物でもある。
橘文の作品が掲載されている月刊誌をかかさず購入している。
小説のファンであることは隠していたが、アニメ版ではヒロに月刊誌を買っているところを目撃されたり、沙英本人の前で小説の話をうっかり口を滑らせてファンであることを打ち明けた。
やまぶき高校卒業後はヒロと同じく亜麻美術大学に進学し、ヒロと同じ学科、同じクラスとなり親しくなった。
有沢
やまぶき高校に通う生徒で、登場時3年生で後に卒業しOGとして登場するようになる。
美術室で卒業課題をしているところ、ゆのが美術室に忘れた携帯電話を拾ったことでゆのと知り合う。
初対面の時、息抜きにゆのに絵のモデルを頼んだ。
友人からは名字を略して「ありさ」と呼ばれている。
高校卒業後の目標は特に決まっていなかったが、オープンキャンパスで美大生の作品を見て「この中に混じりたい」という思いを抱いて美大に進学した。
卒業後にもゆのに会ったり、やまぶき祭に顔を出したりする。
その他の人達
大家
出典: pbs.twimg.com
ひだまり荘の大家で本名は不明。ひだまり荘から徒歩で20分ほどのところに住んでいる。
サバサバした性格の女性。昼間から酒を飲んでいることが多く、愛煙家でもある。
アニメ版では本業の大家以外にもアルバイトをしてる描写がある。
やまぶき高校の生徒を預かっている関係か、吉野屋先生や校長先生とも面識がある。
智花
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目次 - Contents
- 『ひだまりスケッチ』の概要
- 『ひだまりスケッチ』のあらすじ・ストーリー
- 『ひだまりスケッチ』の登場人物・キャラクター
- ひだまり荘の住人
- ゆの
- 宮子
- ヒロ
- 沙英
- 乃莉
- なずな
- 茉里
- やまぶき高校の先生や生徒
- 吉野屋先生
- 校長先生
- 夏目
- 有沢
- その他の人達
- 大家
- 智花
- 『ひだまりスケッチ』の舞台
- ひだまり荘
- やまぶき高校
- 『ひだまりスケッチ』の用語
- やまぶき地蔵
- ベリマート
- 正の湯
- 桃花川(とうとがわ)
- アイムホーム
- デスティニーランド
- 彫刻野原美術館
- 『ひだまりスケッチ』の魅力的な世界
- かわいい女の子達が繰り広げるドタバタの日常
- 作品の中でも時間は流れていく
- ひだまり荘の住人と周りの人達
- 『ひだまりスケッチ 』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 進路に悩みを抱えるヒロ
- やまぶき祭パンフレット表紙にゆのの絵が採用される
- ひだまり応援団
- 『ひだまりスケッチ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメ版『ひだまりスケッチ』描かれていない富士山
- アニメ版『ひだまりスケッチ×365』オープニングアニメ中の違い
- 『ひだまりスケッチ』の主題歌・挿入歌
- 第1期『ひだまりスケッチ』
- オープニングテーマ「スケッチスイッチ」
- エンディングテーマ「芽生えドライブ」
- 第2期『ひだまりスケッチ×365』
- オープニングテーマ「?でわっしょい」
- エンディングテーマ「流星レコード」
- 第3期『ひだまりスケッチ×☆☆☆』
- オープニングテーマ「できるかなって☆☆☆」
- エンディングテーマ「さくらさくら咲く ~あの日君を待つ 空と同じで~」
- 特別編『ひだまりスケッチ×SP』
- オープニングテーマ「気まぐれ、じゃんけんポンっ!」
- エンディングテーマ「nora」
- 第4期『ひだまりスケッチ×ハニカム』、『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編』
- オープニングテーマ「おーぷん☆きゃんぱす」
- エンディングテーマ「夢ぐも」(×ハニカム、卒業編第1話)
- エンディングテーマ「またね、ようこそ、ひだまり荘」(卒業編第2話)
- 挿入歌
- 第1期『ひだまりスケッチ』
- 『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ卒業編』