作者が亡くなって未完となった漫画・小説まとめ【学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEADなど】

2024.04.04

ここでは佐藤大輔の『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』や手塚治虫の『ネオ・ファウスト』など、作者が急逝したことで未完結となった漫画作品や小説をまとめて紹介する。中には『ゼロの使い魔』のように、別の作者が執筆を引き継いだ作品も掲載している。

伊藤計劃

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元々は伊藤の第3長編として計画されていたが、冒頭の草稿30枚を遺して伊藤がガンで早逝、生前親交の深かった円城が遺族の承諾を得て書き継いで完成させた。

吉田直

2004年7月15日に肺梗塞の為、逝去。34歳だった。

トリニティ・ブラッド

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トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars（6巻まで）

7巻「極光の牙」の序章までは執筆していた。

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トリニティ・ブラッド canon 神学大全

設定資料集ではあるが、前述の7巻「極光の牙」の序章、短編2本、生前の作者が残したプロット（今後の展開も含む）が収録されており、事実上の最終巻ともいえる。

連載短編『トリニティ・ブラッド R.A.M.』と書き下ろし長編『トリニティ・ブラッド R.O.M.』の2つのシリーズからなる。角川スニーカー文庫より計12冊刊行され、トータルで100万部を超える大ヒット作となったが、作者急逝のため未完のまま終わる。

たかもちげん

2000年4月頃からたかもちの療養のため、同年5月発売の号より長期休載状態に。その後、同年7月5日に大腸癌により逝去した。

警察署長

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4巻以降はアシスタントが執筆

たかもちの逝去から半年余り経過した2001年2月発売の「モーニング」9号にて「たかもちげん氏追悼読切」と銘打って、たかもちのアシスタントをしていたやぶうちゆうきが、「たかもちげん×やぶうちゆうき」名義で「誘拐捜査」（単行本4巻・文庫版3巻に収録）を巻中カラーで読切掲載する。2001年5月より脚本担当の高原泉を加え、再び連載が開始された。

2000年4月頃からたかもちの療養のため、同年5月発売の号より長期休載状態となる。たかもちは同年7月5日に大腸癌により逝去した。連載当初、既に癌に冒されていたことを承知の上で執筆にあたっており、休載前の作品が絶筆となった。没後に「モーニング」誌上で訃報を掲載の上、未完のまま連載は終了となった。コミックは3巻まで刊行された。