幼女戦記(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

幼女戦記(ようじょせんき)とは、カルロ・ゼンによるライトノベル・オンライン小説および株式会社NUT制作のアニメーション作品。
第一次、第二次世界大戦中のヨーロッパの情勢によく似た、魔法と科学が息づく異世界が舞台となっている。この世界に日本人のサラリーマンとして生きていたある男が「幼女」として「帝国」と呼ばれる国に転生し、「帝国」の魔導士として「協商連合」や「連邦」などの敵と戦っていく。

CV:大塚芳忠
帝国軍参謀本部所属。戦務参謀次長。
階級は准将。
物静かで矍鑠とした初老に差し掛かった男性。軍人というより学者のような風貌をしている。
陸軍大学時代のターニャから世界大戦の展望を聞いて以降、彼女に目をかけ魔法大隊設立に大きく関わることとなる。

クルト・フォン・ルーデルドルフ

CV:玄田哲章
帝国軍参謀本部所属。作戦参謀次長。
階級は准将。上記のゼートゥーアとは同期。

ゼートゥーアとともに機動戦と兵站の権威として知られる。

エーリッヒ・フォン・レルゲン

CV: 三木眞一郎
帝国軍参謀本部所属 参謀将校。
階級は少佐。
優秀で常識的な性格。将来を嘱望されている青年で、士官学校時代のターニャを知っており、軍上層部で唯一彼女を危険人物として見ている。
しかしながらターニャの優秀さも理解しており、ギャップとジレンマで常に悩んでいる。

レガドニア協商連合/フランソワ共和国

アンソン・スー

CV:堀内賢雄
レガドニア協商連合の航空魔導大隊の指揮官。
階級は大佐。
家族思いで優秀な将校。帝国に追い込まれ、一矢報いようとするがターニャの迎撃によって戦死したかと思われた。
後から再びターニャを倒さんと戦線に復帰し、ターニャもろとも自爆しようとしたが失敗、アンソンだけが爆発で死亡した。

ピエール・ミシェル=ド・ルーゴ

CV:土師孝也
フランソワ共和国軍国防次官兼陸軍次官。
階級は少将。
フランソワ共和国が帝国によって占拠された後も、南方の植民地に落ち延び帝国への反撃を図っていた。

その他

神(存在X)

CV:小倉大輔、榎吉麻弥、手塚秀彰など(様々な人物等に憑依して登場するので特定の声優は居ない)
神または創造主を名乗る存在。アニメではターニャが転生する前のサラリーマンの時から、周囲の人物や物に乗り移って登場する。

社会の発展に伴い、神への信仰を持つ人々が減っていることを危惧している。
合理的で無神論者の主人公が死してもなお神を信じようとしないことに腹を立て、信仰心を持たせようと主人公を異世界へターニャとして転生させた張本人。
ターニャからは神ではなく「存在X」と呼ばれ、その所業から、神ではなくむしろ悪魔的ですらあると考えられている。

ターニャの前に頻繁に現れ、信仰心を持ったかどうか尋ねたりすることがある。
また、作中でターニャに起こるトラブルなどは、暗にこの存在Xが原因であることが描写されている。

『幼女戦記』の名シーン・名場面

陸軍の宣伝に使われるシーン

アニメの最後、所謂Cパートでのシーン。
敵中隊相手に戦線離脱を申し出たが却下されてしまったターニャが捨て身の死闘をした結果「白銀」の称号を受け取った後の出来事である。
冷酷でリアリスト、時には狂人のように見られる彼女がなすすべなく着飾らされてテレビ向けの陸軍の宣伝にされている。

アニメ本編のシリアスさと、このパートのコメディチックなシーンのギャップが楽しめるシーンである。

第3話「神がそれを望まれる」より・ターニャと存在Xが対峙するシーン

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@sana27277

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