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yukichi09t6のレビュー・評価・感想

SUPER BEAVER / スーパービーバー
9

心に響く歌詞多数!

「SUPER BEAVER」(スーパービーバー)は、独自の感情的で力強いスタイルと心に響く歌詞が魅力です。
日常生活のさまざまな感情を表現することに長けています。彼らの歌詞は、聴く人々の心に深く響き共感を呼び起こします。日常の悩みや喜び、挫折や希望など、多くの人が共感できるテーマを取り上げています。

ボーカルの渋谷龍太は情熱的で力強い声を持っています。彼の声は、バンドのサウンドの中核を成し、感情をダイレクトに伝えます。また、メロディは覚えやすく、一度聴いたら忘れられないフレーズが多いです。
またロックを基調としながらも、ポップ、アコースティック、バラードなど、さまざまな音楽スタイルを取り入れています。この多様性が、幅広い層のファンを魅了しています。
ライブでは、彼らのエネルギッシュなパフォーマンスが特徴です。観客との一体感を大切にし、ライブ会場はいつも熱気に満ちています。ライブでの彼らの情熱とエネルギーは、音源だけでは伝わらない魅力の1つです。
そして、社会的なテーマや人間の内面を掘り下げた歌詞で、多くの人々に影響を与えています。彼らの音楽は、聴く人々に勇気や希望を与え、時には考えさせられるメッセージを投げかけます。

SUPER BEAVERはこれらの要素を通じて、多くの人々に影響を与え続けています。彼らの音楽は、単なるエンターテイメントを超え、聴く人々の心に深く刻まれるものです。そのため、多くのファンが彼らの音楽に強く惹かれるのです。

ジョジョ・ラビット / Jojo Rabbit
8

ヒトラーをイマジナリーフレンド?深い闇と悲愴をユーモアで描いたワイティティ監督の傑作

『マンダロリアン』の監督タイカ・ワイティティによるコメディ映画です。数多のナチスに関する映画は存在しますが、ナチスと相反する考えを持つディズニーカンパニーが配給するという極めて珍しい映画です。

舞台は第二次世界大戦のドイツ。主人公の「ジョジョ」は子供ながらに愛国心を持ち、ヒトラーをイマジナリーフレンドに持つ10歳の男の子です。現代の我々から見れば失笑してしまうキャラですが、当時ヒトラーが如何に多くの人に影響を与えていたか、またどのくらいの軍事教育が浸透していたかを考えるとありえるかもしれないと感じます。
ある日、自分の家でジョジョの母が匿っていたユダヤ人の女の子と出会い、彼は意外な方向に意外な形で成長していきます。

今までディズニーは『ピーターパン2』等いくつかのアニメ映画で、かつての敵国は「関わったもの全てにおいて許すまじ」という頑な絶対悪として描いてきたのですが、敵国さえコメディタッチでユーモアを練り、時にハートフルに描くのは珍しいと思います。

なによりタイカ・ワイティティ監督の鬼才かなと思われます。戦争の映画だと何も難しく考えることはなく、ディズニー映画として面白く楽しく観ることが出来る映画だと思います。

日向坂46 / けやき坂46 / Hinatazaka46
10

【日向坂46】アイドルらしくないアイドル!?

日向坂46(ひなたざかフォーティシックス)とはアイドルでありながらもアイドルらしくない。もちろん曲も人気の一つであるが、曲以外のところでも好きというファンは多い。では曲以外のところとは、どういったところなのかお話していきたい。
まず初めに日向坂46は2015年11月30日に結成。結成から2019年2月11日までは、けやき坂46(ひらがなけやき)という名称で活動していた。
実は元々、けやき坂46とは総合プロデューサーの秋元康の『欅坂46というグループの中に、ひらがな表記のけやき坂46というグループを作ろう』という発言から発足したグループである。(のちの日向坂46)
けやき坂46で約3年ほど活動し、動画配信サービスSHOWROOMの生配信で改名が発表され、欅坂46(欅坂46も改名し現在は櫻坂46)から完全に独立し単独のグループとなる。

ここからは日向坂46の人気の理由についてお話していきたい。
日向坂46の曲は欅坂46とは対となるようなアップテンポの曲が多く、女性目線のラブソングのみならず、男性目線のラブソングも多くある。人気の要因の一つとして、顔面偏差値が高いのももちろんあるが、アイドルが男性目線の曲を歌うため、男性のファンを普通よりもより多く獲得できる要因の一つではないか。

ここからが曲以外の人気の部分であるが、日向坂46は冠番組である「日向坂で会いましょう」にて様々な企画に挑戦している。この番組が日向坂46の人気の理由の火付けとなる。火付けとなる要因は、様々な企画を番組内でやっておりアイドルらしい企画以外にも、大喜利やキン肉マンに着目した企画などをやっている。こういったおもしろ企画がファン以外の方が見ても純粋に面白いという理由からファンが増えていっている。

また、番組のMCのオードリーとの絡みも非常に面白い。以前、オードリーの春日が10年付き合っていた彼女にプロポーズする10日前に浮気をした事件(通称:フライデー事件)があった。この春日のフライデー事件をアイドルである日向坂が番組内でガンガンいじるというなんともカオスな回があった。このやりとりを見ていた相方の若林も「どの番組よりも強めにイジられてる」と言ったほどだった。
ほかにもオードリーと日向坂のやり取りが芸人とアイドルではなく、芸人と芸人とのやり取りに見えるほど強烈でカオス、そしておもしろい絡みを番組内で見せている。

以上が日向坂46がアイドルでありながらアイドルらしくない理由である。もちろん日向坂46の曲も非常に良いものばかりであるが、歌以外でも楽しめる、応援したくなる要素がたくさんある。
曲だけでなく、日向坂46がテレビに出演していた際には「日向坂で会いましょう」で培った高いバラエティー能力を見せてくれるので、ぜひ一度拝見してもらいたい。

パパと親父のウチご飯
7

シングルファザーとこどもの成長物語

この漫画は、元カノから一人娘を預けられた整体師と、一人息子を引き取り離婚した漫画編集者が、ルームシェアして子育てに奮闘する物語です。題名にもある通り、ご飯や食事を通して子供達と親達の成長が見られます。親子で通っている料理教室の先生や、周りの人たちに助けてもらいながら自分の子供と向き合い時には楽しくみんなで笑ったり、怒ったり落ち込んだりしながら、親子の絆を深めていきます。ストーリーの中で避けては通れないのが、父親二人の過去の話です。どうしてシングルファザーになったのか、二人はどのように知り合ったのかなどもちゃんと掘り下げられていてより深く物語に入り込める作品です。そして、なんと言っても出てくる食べ物がどれも美味しそう!親子で協力して晩ご飯を作ったり、料理教室で子供がパパ二人に料理を作ってあげたり、子供の幼稚園のお弁当をパパ二人が頑張って作ったり、とにかく美味しそうで読んでいておなかがすいてきます。パパ達と子供達に中心にストーリーが進んでいきますが、料理教室の先生のお話だったり、その妹さんの話などもあります。どの話にも美味しそうな料理が出てきて、単行本だと巻末おまけに出てきた料理の簡単なレシピが載っているので、実際に作って食べることも出来ちゃいます。

ドライブ・マイ・カー / Drive My Car
9

ドライブマイカー

西島秀俊さんがやっぱり西島秀俊さんらしい!
魅力がびしばし伝わってきます。本当大好き。

岡田将生さんも素晴らしい。浅いのか深いのかよくわからんけどなんか深い?いややっぱり浅いか…。
っていう役を演じたら右に出る人はちょっとしか居ないと思います。
そして圧倒的にかわいい。。。

三浦透子さんもうまい!
ラストシーンがはてな??でしたが、エンドロールで原作村上春樹とあって、ああそうか、とそれで納得。
ラストシーンの三浦透子さんの表情にしびれました。

霧島れいかさんも素敵。
西島さんを本当に愛してるんだろうなあって伝わってきたのがすごい。
あんな事してるのに。。
ちょっと、嘘っぽいというか、そんな人も居るのかもしれないけど、なんかお話っぽさは否めず。

あと、広島のロケーションが素敵。
ゴミ焼却場もそれ自体がドラマチック。
三浦透子さんが西島秀俊さんを連れて行った場所として、最高でした。

北海道に向かう道のりもよかった。
決して楽しい道のりではなかったはずですが、車で遠出ってやっぱりなんだかウキウキしてしまいました。
私は、三浦透子さんの、地滑りがあって埋もれた家の中にまだそのまま、救出されなかったままの母親がいるんだと思いました。