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uwslove1005のレビュー・評価・感想

灼熱カバディ / Burning Kabaddi
9

主人公は誰だっけ?と感じるぐらいとにかく熱い!!

主人公の宵越は中学の頃まで「不倒」と呼ばれるぐらいすごいサッカー選手でしたが、高校入学を機にスポーツから遠ざかろうとしていました。
しかし同じ一年の畦道の勧誘をきっかけに嫌々カバディ部の見学をすることになりました。
そこで畦道と「不倒」宵越の入部掛けワンマン勝負が始まり畦道の勝利で終わったため仕方なしに入部をすることに。
第一話から宵越と畦道の熱い戦いを見ることができ、一気に心を掴まれました。体格差があったり、リーチの差があったり、それでも相手との駆け引きや情報での勝負をするのはスポーツ好きにはたまらないと思います。
また話が進んでいくにつれて、「あれ、宵越が主人公だったよな?」と感じるほど、部員のキャラが濃くて、作者の部員のキャラクターの書き方がものすごくうまいです!
また、練習試合をする話や大会の話では、他校の人物が主人公のように描かれていたりするので話を読み進めて行っても飽きが来ません。
それぞれのキャラクターに感情移入をすることができるので読みながら一緒に熱くなることができます。
何度面白くて熱いシーンを見て鳥肌が立ったことか。
特に世界組と言われる世界大会を経験してきた部長をはじめとするそう言った人たちのカバディにかける熱い思いというのも読みながらダイレクトに感じることができ、高校生の部活をしてた時のことを思い出させてくれ非常に面白い作品となっています。

忍たま乱太郎 / Nintama Rantarou / 落第忍者乱太郎 / 落乱 / Rakudai Ninja Rantarou
8

忍術学園の日常が面白い!

TVアニメ「忍たま乱太郎」は尼子惣兵衛さんの漫画「落第忍者乱太郎」を原作とする子供向けアニメです。日本の長寿アニメの一つでもあります。時代背景は室町から戦国時代で、忍者のたまご(忍たま)達が集まる忍術学園が舞台です。乱太郎、きり丸、しんべヱの主人公3人組や、土井先生、山田先生といった有名なキャラクター以外にも、たくさんの個性的なキャラクターが多数登場しています。原作がギャグマンガであるため、アニメの方もギャグの要素がかなり強く、とても面白いです。忍術学園には、乱太郎たちの一年は組の他にも、一年い組、ろ組といった他のクラスの忍たまや、一年生だけでなく二年生~六年生、くノ一教室など総勢50~60人ほどの忍たまが集まっています。そして忍術学園では、保健委員会や図書委員会などの学年の枠を超えた委員会活動が行われたり、学園長先生の突然の思いつきで、運動会や全校一斉テストが行われたりもしています。このように、時代背景は違えど「学校」が舞台なので、実際に小学生等の学校に通っている子どもたちも親近感を持って視聴することができます。また、キャラクター一人ひとりの個性が豊かなので、大人が見ても十分に楽しめます。さらに、忍者の武器や技も話の中で多数登場しており、その説明も視聴者に向けてキャラクターたちが解説してくれるのでとても分かりやすいです。

Radiohead / レディオヘッド
9

常に変化するバンド

2016年まで9枚のオリジナルアルバムを発表しているレディオヘッドですが、アルバム毎に作風が変化していくことで有名です。
1stアルバムははっきり言って普通のロックテイストかなと思います。もちろん良い曲はありますし聴きやすいかなとも思います。有名なのはクリープという曲ですね。
2ndアルバムはギターロックの完成形とも思える作品です。明らか1stとは完成度が違います。曲の構成も考え抜かれています。とりあえず最初におすすめする作品です。個人的にフェイクプラスティックトゥリーズがおすすめです。
3rdはレディオヘッドの中では1番有名な作品になりますかね。もうロックとはおさらばしちゃった感じのアルバムですが、まだギターが主になっている感じで、ロックとエレクトロニカのちょうど中間みたいな作品です。
4thと5thは双子アルバムなんて言われてます。どちらも同じレコーディングで生まれた曲らしいです。なので作風は似ているのですが、4thの方がよりダークなエレクトロニカ風作品かなと思います。この作品がベストだと言う人もいます。
6thはロック回帰なアルバムと言われてますが、初期の頃のようなギターロックとは違います。あまり人気はないみたいですが個人的には好きです。何曲かは非常にカッコいいです。
7thは僕の1番おすすめです。レディオヘッドの中ではシンプルな構成の曲が多いです。このアルバムからの曲はよくライヴでも演奏されます。
8thはドラムンベースを基調とした作風でカッコいいのですが、個人的にはあまり聴かないアルバムですかね。
9thはストリングスが前面に押し出されたアルバムかなと思います。ロックな感じは皆無ですごく静かなアルバムといった印象です。
レディオヘッドは音源で聴くのももちろん最高にいいのですが、僕はライヴで是非聴いてもらいたいなあと思います。今まで見てきたバンドの中で最高のライヴバンドだと思いました。

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
10

米津玄師の人気の秘密に迫る

ドラマ『アンナチュナル』の主題歌として作られた楽曲「Lemon」が大ヒットを呼び、曲中の「ウェッ」を知らない人はいないほど話題になった米津玄師さん。
メディアへの露出も少なく、顔も髪で隠れていることが多いのですが、そういった謎めいた部分もまた魅力の一つなのでしょう。
いろいろと謎に包まれている米津玄師さんですが、実はボカロPの「ハチ」として活動をしていました。
代表曲は「マトリョシカ」「パンダヒーロー」などの駆け抜けるような疾走感溢れる曲や「リンネ」「結ンデ開イテ羅刹ト骸」といったホラーチックな曲などがあります。
ボカロP「ハチ」としてではなく、2012年より本名「米津玄師」での活動を開始しています。
「米津玄師(よねづけんし)」は本名であって、「よねづげんし」などによく間違えられると本人もよくネタにしているほどです。
「サンタマリア」でメジャーソロデビューし、ダンスナンバーの「LOSER」やアニメの主題歌となった「ピースサイン」、他のアーティストとコラボレーションした「灰色と青」「打上花火」、子供にも大人気の「パプリカ」など、様々な大ヒット曲を生み出してきました。
米津玄師さんがこれほどまでの人気アーティストになった理由として「曲のメッセージ性が高い」「独特な世界観と言葉選びが刺さる」といったことがあげられています。「パプリカ」のように子どもたちの間で大人気になり、曲がかかると踊りだす子がたくさんいるようなキャッチーなメロディでも、歌詞の中にはどこか『寂しさ』や『悲しさ』も感じられるようなところが心に刺さる理由の一つなのでしょうか。
また曲だけではなく、イラストやダンスもできる才能溢れるところも魅力の一つです。
今までリリースしているアルバムは米津玄師さんがデザインしたもので、「かいじゅうずかん」というイラスト集も出しています。
「LOSER」のMVで披露したダンスは「パプリカ」の振り付けも行った振付師・辻本知彦さんが「彼の踊り方は万人に一人の芸術性を持っている。彼は踊りの天才だ!!!!」と絶賛するほどでした。このときはダンスの経験はなく、先生をつけてもらって2,3週間の練習でダンスを習得したようです。