常に変化するバンド
2016年まで9枚のオリジナルアルバムを発表しているレディオヘッドですが、アルバム毎に作風が変化していくことで有名です。
1stアルバムははっきり言って普通のロックテイストかなと思います。もちろん良い曲はありますし聴きやすいかなとも思います。有名なのはクリープという曲ですね。
2ndアルバムはギターロックの完成形とも思える作品です。明らか1stとは完成度が違います。曲の構成も考え抜かれています。とりあえず最初におすすめする作品です。個人的にフェイクプラスティックトゥリーズがおすすめです。
3rdはレディオヘッドの中では1番有名な作品になりますかね。もうロックとはおさらばしちゃった感じのアルバムですが、まだギターが主になっている感じで、ロックとエレクトロニカのちょうど中間みたいな作品です。
4thと5thは双子アルバムなんて言われてます。どちらも同じレコーディングで生まれた曲らしいです。なので作風は似ているのですが、4thの方がよりダークなエレクトロニカ風作品かなと思います。この作品がベストだと言う人もいます。
6thはロック回帰なアルバムと言われてますが、初期の頃のようなギターロックとは違います。あまり人気はないみたいですが個人的には好きです。何曲かは非常にカッコいいです。
7thは僕の1番おすすめです。レディオヘッドの中ではシンプルな構成の曲が多いです。このアルバムからの曲はよくライヴでも演奏されます。
8thはドラムンベースを基調とした作風でカッコいいのですが、個人的にはあまり聴かないアルバムですかね。
9thはストリングスが前面に押し出されたアルバムかなと思います。ロックな感じは皆無ですごく静かなアルバムといった印象です。
レディオヘッドは音源で聴くのももちろん最高にいいのですが、僕はライヴで是非聴いてもらいたいなあと思います。今まで見てきたバンドの中で最高のライヴバンドだと思いました。