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sumisumi_0415j9のレビュー・評価・感想

カードキャプターさくら クロウカード編
8

魔法少女系だけど親近感もあり、かわいくて素直なさくらに癒される

明るくて運動神経抜群な小学4年生の木之本桜。
自分以外誰もいないはずの家の中で何者かの気配を感じ、辿っていくと、地下の書庫に眠っていたある1冊の本と出合う。
その中にはクロウカードが封印されていて、1番上のカードの文字を読み上げると、突然強風が吹きカードが飛び散ってしまう。
そして、封印の獣「ケルベロス」が現れ、バラバラになったクロウカードを集めるよう言い渡され…。

なんと始まりはさくらが自分でカードをバラバラにしてしまったことなのだ。それを「集めてこい」というのはもっとものように思えるが、そもそも封印の獣「ケルベロス」が眠っていなければ、カードが飛び散ってしまうこともなかったのだが。
飛び散ってしまったクロウカードは魔術師が作った特別なカードで、1枚1枚が生きていてすごい力を持っているという。そして封印が解かれてしまうと、この世に災いが訪れるとのことだった。
本を開くことができたさくらにも少なからず魔力があるはずだから、カード集めを手伝えというのだ。

さくらの意思とは関係なく封印の鍵と契約をしてしまうところがなんとも強引だが、さくらは当然カードキャプターになるのを拒む。ケルベロスと言い合いをしていると、窓の外にフライのカードを見つけて、言われるがままカードキャプターとしての初仕事をこなすことになり…。

見どころは毎回変わる衣装やほのぼのした展開だ。衣装はなんとお友達のともよちゃんの手作りなのだ。魔法少女にありがちな変身シーンはなく、事前に自前の衣装に着替えるところがとても現実的だ。
そしてカードを封印するときも、毎回かっこいいアクションシーンがあるわけではなく、ただたんに封印のセリフを唱えるだけの時もある。

こういった魔法少女系の作品だと、周りには内緒で隠れて敵と戦うというイメージだが、なんとフライのカードを使って空を飛んでいるところを早速ともよちゃんに見られてしまったのだ。なので、ともよちゃんもカード集めに同行することになり、さくらの雄姿をビデオカメラにおさめている。
ただ強くてかっこいいだけではない、さくらの素直な表情や行動に癒されるのだ。

ゆめにっき / Yume Nikki
9

夢の中をただひたすら歩く

夢の中を旅するゲームです。戦闘の描写や、会話といったものは、存在しません。ただひたすら夢の中を歩くゲームです。
物語の本編は、部屋のベッドで眠りについたところから始まります。そこから広大な夢の世界へと赴き、【 エフェクト 】というものを集めていきます。【 エフェクト 】を手に入れると、そのエフェクトに変身できます、変身すると特殊な効果が得られます。それらを駆使する場所があるかもしれません。
夢の中には様々な出来事があります。金縛りのように身動きが取れなくなったり、知らない部屋に閉じ込められたり、同じ場所を何度も何度も、行ったり来たり…そういったときは、目を醒ましましょう。目を醒まして机に向かい【 日記 】を書いてください。日記を書くと今まで手に入れた【 エフェクト 】が記録されます。
夢の中で【 エフェクト 】を見つけ、現実の世界で【 日記 】を書く。その繰り返しをしていきます。そして最期に、重大な決断をしなくてはなりません。
このゲームの最大の醍醐味とも言えることは、考察です。あなたがこのゲームをしてみて、どういった世界に見えたかが重要になってきます。
このゲームにはエンディングが存在します。

賭博黙示録カイジ / Tobaku Mokushiroku Kaiji
5

良いところもあるけど

カイジは好きな漫画でした。それが原作の映画「カイジ 人生逆転ゲーム」ができるなんて、とても楽しみでした。
見た感想は良いところもあるけど、悪いところもあるなというものです。藤原竜也のカイジは大げさで舞台演技でなかなか良いと思いました。その後、みんなが真似するようになった、ギンギンに冷えてやがるとか面白いし、漫画の中でも大事なセリフなので、そのセリフがたってて良かったです。
でも、出てくるゲームは単純化されてたりして、ちょっと魅力半減でした。限定ジャンケンとか、もう少し複雑な騙し合いだったような気がします。やっぱり、映画という短い時間の中では全部のゲームをきちんとするのは難しかったのかなと思いました。
地下での労働の部分は良かったです。松尾スズキの班長とか、喋り方がネチネチしていて、これぞ班長という感じでした。あと、やっぱ一番良くないのは、遠藤を女にしたことかなと思います。女にしたことというか、性格がなんか違うというか、カイジとの関係性が変というか、あれは改悪だったなと思いました。
ともあれ、藤原竜也のカイジは面白いので一度は見てみるといいと思います。新作もできるようですし、結局新作も見にいってしまうだろうなと思いました。

チャーリーとチョコレート工場 / Charlie and the Chocolate Factory
8

歌がいい

ウィリー・ウォンカのチョコレート工場に子供達が招かれる話です。そのチョコレート工場は不気味でカラフルですごく不思議な空間でした。チョコレートの川とか、新製品開発部屋とか子どもが妄想するような場所でいいです。ウィリー・ウォンカ自体、変な人です。髪はおかっぱだし、顔はかっこいいのかよくわからないし、偉そうでいて、なんかメモを見てしゃべったりと照れ屋、おどおど感があったり、、、。すごくティム・バートンぽいなと思いました。ティムっぽいといえば、ところどころで流れる歌がとてもティムっぽいです。うまいし、ダンスも揃っていて、見入ってしまいます。その歌詞は、毒が入っていて、よくよく聞くとおもしろいです。歌の曲調もそれぞれ違って、凝ってるなと思いました。出てくる子供たちも癖があって、子どもの嫌なところを全面に出したという感じです。でも、そんなお仕置きされるほどでもないかもと思いました。悪いのは親だろうと思います。一応、親子関係もこの映画のテーマなのだと思います。ウィリー・ウォンカがチョコレート一筋になったのも、父親との関係がうまくいかなくて、意固地になったぶぶんもあるのだと思いました。面白くて毒だらけだけど、親子関係の修復も描いていていい作品だと思います。