賭博黙示録カイジ / Tobaku Mokushiroku Kaiji

賭博黙示録カイジ / Tobaku Mokushiroku Kaiji

『賭博黙示録カイジ』とは、1996年~ 1999年に「週刊ヤングマガジン」で連載された福本伸行によるギャンブル漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画のこと。働きもせず、しょぼい酒と博打に明け暮れる自堕落で最悪な毎日を送る若者カイジが、保証人としてかつてのバイト仲間の借金を返済するためギャンブルの世界へ足を踏み入れ、その後様々なギャンブルに挑んでいく様が描かれる。

sumisumi_0415j9のレビュー・評価・感想

賭博黙示録カイジ / Tobaku Mokushiroku Kaiji
5

良いところもあるけど

カイジは好きな漫画でした。それが原作の映画「カイジ 人生逆転ゲーム」ができるなんて、とても楽しみでした。
見た感想は良いところもあるけど、悪いところもあるなというものです。藤原竜也のカイジは大げさで舞台演技でなかなか良いと思いました。その後、みんなが真似するようになった、ギンギンに冷えてやがるとか面白いし、漫画の中でも大事なセリフなので、そのセリフがたってて良かったです。
でも、出てくるゲームは単純化されてたりして、ちょっと魅力半減でした。限定ジャンケンとか、もう少し複雑な騙し合いだったような気がします。やっぱり、映画という短い時間の中では全部のゲームをきちんとするのは難しかったのかなと思いました。
地下での労働の部分は良かったです。松尾スズキの班長とか、喋り方がネチネチしていて、これぞ班長という感じでした。あと、やっぱ一番良くないのは、遠藤を女にしたことかなと思います。女にしたことというか、性格がなんか違うというか、カイジとの関係性が変というか、あれは改悪だったなと思いました。
ともあれ、藤原竜也のカイジは面白いので一度は見てみるといいと思います。新作もできるようですし、結局新作も見にいってしまうだろうなと思いました。