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ryu_ch_an0のレビュー・評価・感想

藤井風
10

天才歌手!藤井風の魅力とは

2020年、当時22歳に「何なんw」でメジャーデビューをした藤井風さん。藤井風さんの魅力は3つあります。
1つ目の魅力は風さんの持つ天才的な音楽性です。父親の英才教育により3歳からピアノを始め、家の中では多種多様な音楽を聴いていました。今ではピアノの他にサックス、ギターなど様々な楽器を演奏することができます。その腕前はプロも絶賛で、カバー曲ではすべて耳コピで演奏をしたり、コードを変えてオリジナルのものにしたりと体に刷り込まれた音楽性には天才的なものがあると言えるでしょう。

2つ目の魅力は幅広い曲を歌えるところです。風さんは音域が広く、カバー曲では音の低い男性曲から高い女性曲まで歌うことができます。そして高い英語力を生かして海外のアーティストもカバーしています。ご自身の歌ではローテンポな曲からアップテンポな曲まで歌うことができます。こんなアーティストはなかなかいないでしょう。

3つ目の魅力は岡山弁です。「岡山弁?」と思う人もいるでしょうが彼は岡山県出身なんです。そのため、普段は岡山弁で話しますし、曲中にも岡山弁で書かれた詞がたくさんあります。先ほど紹介した「何なんw」というのも岡山弁ですが、「きらり」や「死ぬのがいいわ」でも曲中に岡山弁の歌詞があります。かっこいい歌の中に岡山弁があり、ギャップと共に風さんならではの世界観を感じられます。
幼少期から音楽に触れ、若くしてメジャーデビュー、紅白出場した藤井風さん。2023年にはアジア6都市での海外ライブを成功させ、その人気は日本だけに留まらず海外にも広がっています。魅力はたくさんありますが、これを見て少しでも気になった方がいればぜひ聞いてみてください。

GOOD BYE APRIL / グッバイ・エイプリル
7

現代に生きるニューミュージックバンド

「GOOD BYE APRIL」は2011年に結成されたバンドです。
数多くのロックバンドが音楽シーンにあふれる中、かつて隆盛したニューミュージックというジャンル。
「現代版ニューミュージック」をバンドの特徴として音楽制作を行っています。
元チューリップの財津和夫がこのバンドについてコメントをするなど、ニューミュージックの次世代の担い手として注目されています。
繊細なボーカルとバンドサウンド、みずみずしくもノスタルジーを感じさせる歌詞を特徴としています。
特に「さよならのいきもの」「君がいなきゃ」という歌はその世界観を強く表現しているといるといえるでしょう。
ライブ活動を精力的に行っており、2020年初頭にも各地でバンド活動に取り組んでいます。
世代を超えてニューミュージックというジャンルに挑戦する数少ないバンドの一つです。
2ndフルアルバム「他人旅行」収録曲「リップのせいにして」というポップソング。
1stフルアルバム「ニューフォークロア」収録「水色の夏」というどこか懐かしみを憶えるしっとりとした楽曲。
ニューミュージックという立ち位置にいながらも、様々な顔をのぞかせる表現豊かなバンドと言えるでしょう。

弱虫ペダル / 弱ペダ / Yowamushi Pedal
9

御堂筋君のやり方は歪んでいるが…

弱虫ペダルの主人公である小野田坂道を自転車部に誘った今泉俊介。その今泉俊介がリベンジを果たしたいと強く思っている相手が京都伏見高校自転車競技部1年生の御堂筋翔である。小さい頃毎日のように遠く離れた母の病院まで自転車で通い、話をすることが楽しみであった御堂筋。大会で優勝するほどの実力者であり、勝利が全てと考えている。京都伏見高校に入学し、いきなり自分の実力を見せつけ、今までエースとして君臨していた石垣を引きずり降ろしエースとなった。軍隊のように部を仕切るようになった。夏のインターハイの開会式で王者箱根学園をぶっ潰すと宣言する、今泉に対して「よわ泉くん」と挑発するなど問題行動を起こす。レースが始まっても総合優勝のために山岳やスプリントを捨てる、山岳では山を苦手としているスプリンターを置いていくなど冷徹な行動が見られた。ただ、これらの行動をする背景としては「勝ちたい」という純粋な気持ちがある。勝つために必要なこととして色々と考え、実行している。それは総北高校や箱根学園をはじめとする高校が勝つためにオーダーを考えるのと同じであると思う。ただ、少し周りからの見え方が悪いだけ。実際勝つためにレースでは限界まで走り、リタイアしている姿がある。こんな御堂筋君の思いがいつか報われたらとひそかに思いながら作品を読んでいる。

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
10

物語に引き込まれないはずがない

漫画のタイトルからファンタジーを想像したそこのあなた、この物語はただのファンタジーではない。
細部への拘りが詰まった綿密に練られたストーリーと、作画の可愛さとのギャップに必ず全員が驚くはず。
物語はとある孤児院が舞台、主人公は3人の子供達。そこにはマザーと呼ばれる子供達の母親代わりの人物がいて、孤児院をしきっていた。
この孤児院にいる子供達には、一人一人の首もとにタトゥーのような番号がつけられていた。このタトゥーは一体なんだろうか。そして、ただの孤児院にはあり得ない、毎日脳の数値を測るテストが行われていた。何のために毎日テストがあるのか…。
子供達は外の世界を知らないまま育ち、最年長は主人公の3人達。
日々誰かが里親の元に行く日がやってくる。それは子供達からすれば幸せな事のはず…だが、主人公の3人達は“里親の元に行く”ことが本当はどういう事なのかを偶然知ってしまう。
とても子供とは思えないようなすごい頭脳を持った3人の主人公の子供達は、孤児院の子供達をある真実から守るため、凄まじい頭脳戦と心理戦を繰り広げていく。
読み進める中で、手に力が入り全てを読み終わった時には心拍数が上がってるのは間違いない。
大人にこそ読んで欲しい深い物語。
既に完結している漫画ではあるが、映画化もされて話題を集めている。