約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

ryu_ch_an0のレビュー・評価・感想

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約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
10

物語に引き込まれないはずがない

漫画のタイトルからファンタジーを想像したそこのあなた、この物語はただのファンタジーではない。
細部への拘りが詰まった綿密に練られたストーリーと、作画の可愛さとのギャップに必ず全員が驚くはず。
物語はとある孤児院が舞台、主人公は3人の子供達。そこにはマザーと呼ばれる子供達の母親代わりの人物がいて、孤児院をしきっていた。
この孤児院にいる子供達には、一人一人の首もとにタトゥーのような番号がつけられていた。このタトゥーは一体なんだろうか。そして、ただの孤児院にはあり得ない、毎日脳の数値を測るテストが行われていた。何のために毎日テストがあるのか…。
子供達は外の世界を知らないまま育ち、最年長は主人公の3人達。
日々誰かが里親の元に行く日がやってくる。それは子供達からすれば幸せな事のはず…だが、主人公の3人達は“里親の元に行く”ことが本当はどういう事なのかを偶然知ってしまう。
とても子供とは思えないようなすごい頭脳を持った3人の主人公の子供達は、孤児院の子供達をある真実から守るため、凄まじい頭脳戦と心理戦を繰り広げていく。
読み進める中で、手に力が入り全てを読み終わった時には心拍数が上がってるのは間違いない。
大人にこそ読んで欲しい深い物語。
既に完結している漫画ではあるが、映画化もされて話題を集めている。