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ru0305ak3のレビュー・評価・感想

Superfly / スーパーフライ
10

私たちの心の苦しみや悲しみを癒してくれるシンガーソングライター

歌声が綺麗だったり、ダンスも上手で、人気のあるアーティストが多くいます。
しかし、Superflyは、「歌が上手い」とか「ダンスが上手い」とか「見た目が綺麗」とかそんな次元の話ではなく、私たちの心を癒してくれます。
私たちは、幼い頃は、自由で、ありのままの自分でいられましたが、大人になり、社会の中で生きていくと、上司に怒られてストレスが溜まったり、仕事でミスをして自分を責めてしまったり、やりたいことや自分の気持ちを抑え込み、自分を見失ってしまいます。
反対に、感謝しても仕切れないほどの恩を感じたり、喜びを感じたりすることもあります。でも、そんな気持ちを素直に表現できず、心の奥底に仕舞い込んでしまうものです。
しかし、Superflyには、「タマシイレボリューション」や「Secret Garden」、「輝く月のように」といった心の奥底にある叫びや感情を呼び起こされ、本当の心の声に気付かされるような楽曲がたくさんあります。こんな楽曲を作れるのは、空想ではなく、彼女自身が感じたこと、経験してきたこと、味わってきたことなどの、実際の体験がもとになり、本当に苦しみや悲しみから解放されてほしいという願いがあるからだと思います。
一度Superflyの楽曲に触れてもらえれば、そのメッセージ性の強さをきっと感じていただけると思います。
まさに、私たちの心の苦しみや悲しみを癒してくれるシンガーソングライターです。

スパイの妻
8

狂ってる戦争、狂ってない夫婦愛

元々はNHKーBSのドラマらしいが、そうとは思えないくらいお見事な映画に。

開戦間もない、1940年の神戸。
聡子は貿易会社を営む夫・優作と何不自由ない、満ち足りた生活を送っていた。
ある日、優作が仕事で満洲へ行き、帰宅したものの、なにやら様子がおかしい。
一体満州で何があったのか──。

スパイサスペンス×歴史劇×夫婦愛。
3つの要素が巧みに混ざり合った物語は、面白い。
エンタメ色も高い、見ごたえのある映画だ。

ミッドウェイ
7

太平洋戦争の転機となった日米海軍の激突を大スケールで描き切った戦争映画『ミッドウェイ』

『ミッドウェイ』は2019年公開の米国の戦争映画で、第二次大戦太平洋戦域の転換点になったミッドウェイ海戦を扱っています。
映画の監督はローランド・エメリッヒ、製作はエメリッヒとハラルド・クローサー、脚本は『ミッドウェイ』です。
出演は エド・スクライン 、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンズ、アーロン・エッカート、ニック・ジョナス、マンディ・ムーア、デニス・クエイド、浅野忠信、ウディ・ハレルソン。
この映画製作にエメリッヒはただならない情熱を注ぎ続け、一度ならず資金難に陥りながらも、資金集めが功を奏して2017年に製作発表を行いました。
主要な出演者は2018年夏に映画製作に合流し、その年の9月にハワイで撮影が始まりました。
一部の撮影はモントリオールでも行われました。製作予算は1億ドルで、単独の映画製作予算としては最高額です。
『ミッドウェイ』は2019年11月8日に米国で劇場公開されました。
歴史的に正確に描かれているとの評判が経ちましたが、批評家の中には芳しくない評価を下す者もいたそうです。
全世界での興収は1億2500万ドルでした。
1937年12月の東京で米国海軍駐在武官で諜報将校のエドウィン・T・レイトン中佐は太平洋での日米海軍の配備状況について日本側の将校と会談していました。
レイトンに警告を与えた日本側の将校は山本五十六提督です。

スマホを落としただけなのに
9

浦野の猟奇性が怖かった

浦野が自身を虐待していた母親に対する執着心が生んだ、大量の猟奇殺人事件は怖かったです。
殺された風俗嬢を襲うシーンや、襲う前の異常な行動は本当に怖かったです。
さらに麻美への小柳のストーカー行為がどんどんエスカレートし、ついに近所に引っ越し、家まで来たのかと思ったシーンは手汗が出てしまうほど、ドキドキハラハラしました。
それに、あんなに仲が良かった麻美と富田が大喧嘩してしまった原因の動画も、その小柳のストーカー行為も何もかも全て、浦野が仕組んだ仕業だったことに驚きました。
それを麻美本人にばらした後、救出しにきた富田と麻美、駆けつけた加賀谷に襲い掛かった時の浦野の暴走っぷりはとても異常でした。
その最中に麻美が富田に明かした秘密の内容は、とても切なく悲しいものでした。
でも、凄い秘密を抱えた麻美を受け入れ、再度富田がプロポーズするシーンは感動しました。
自身を虐待していた母親への異常な執着心とトラウマは、浦野と加賀谷に唯一共通する点でビックリしました。
スマホを落としただけで不可解なことが起き、スマホを乗っ取られ、挙句の果てに殺されそうになるなんて、本当に起こりそうな事件だったので、とても勉強になりました。

マリッジ・ストーリー
8

見ていてしんどい。

お互い、嫌いなわけではないけど、離婚をする。そんなことあるわけないと、結婚してない時は、おもってたけど、あるんだよねと結婚してわかりました。この映画の2人もそういう感じです。最初はほんの些細なことだったのに、離婚までというのがリアルでした。あと、離婚が体力のいることだというのもよくわかりました。弁護士さんも金がかかるし、裁判で相手を悪くいうのもしんどいし、大変だなと思います。そういうリアルなところが見れて、よかったです。主役のお二人の演技は圧巻で、口喧嘩のところとかもうどちらの気持ちも立場もわかるから、すごく悲しかったです。演じる側も結構しんどい映画だったかもなと思いました。スカーレット・ヨハンセンさをはほんとすごい演技力だと思いました。いつもは綺麗な人のイメージが強いけど、ほんと疲れ切ってる感じが出てて、綺麗とかそういう感情はあまり湧きませんでした。ただ、何度も見たくなるかというと、見たいような見たくないような不思議な感じです。人の争いって見ていてしんどいし、スカーレット・ヨハンセンの泣き方も悲しいし、見るときを選ぶ映画かなと思いました。こっちも辛い時期だと見ていられないと思いました。