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roman0009のレビュー・評価・感想

ザ・ファブル / The Fable / ざ・ふぁぶる
10

殺し屋の最高傑作

殺し屋の組織がある。
登場人物:ボス(殺し屋のボス)、主人公(殺し屋の最高傑作)、妹(妹ではないが殺し屋)、殺し屋の殺し屋
以下簡単なあらすじ。
ボスから「今年は人を殺し過ぎたから、一般人に紛れ込め」と主人公と妹へ命令が下る。
そこで主人公と妹二人でひっそりと暮らし始める。
主人公は今まで未経験のアルバイトや日常(掃除や人との関わり)を経験。
運動神経は抜群だがそれ以外は小学生並み。しかし普通に生活する中でトラブルに巻き込まれる。
殺しをストップされている為、殺さずに戦う。
殺し屋の訓練で1人辺り6秒以内で倒せと訓練を受けている為、どんな相手でも何人いようが瞬殺。
また、手作りの威力のない銃で戦う。相手は一応名のある殺し屋。
そんな強さを持つ主人公、人との関わりを持っていく中で殺す事にためらいを感じはじめる。

いろいろトラブルに巻き込まれる中で殺し屋の殺し屋から目をつけられる。(主人公がどれほどの強さなのか)
殺し屋の殺し屋は、主人公をみて関心する。主人公は覇気を隠す(弱く見せる)事ができる。
戦いの中で殺し屋3人対主人公の戦いが見事です。これも一人当たり6秒×3人の18秒。
最終的には殺し屋2人とも仲良くなりみんなアルバイト生活をする。妹は飲んだくれ。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

空想世界だと感じさせない緻密なストーリー

"2009年の連載開始から注目を浴び、アニメ化を皮切りに社会現象まで起こした『進撃の巨人』。
本作はファンタジー漫画の作風でありながら、登場人物の心情や生活様式などが非常にリアリティを感じさせ、空想物語を見ているような気分にはならないという珍しい作品だ。
特に主人公であるエレン・イエーガーは物語の序盤で巨人化という能力に目覚めるが、彼自身はそこまで恵まれた主人公ではない。
能力があるからといって幸福なわけでもなく、壁外と壁内の戦争で使われる兵器にすぎない。
彼を取り巻く登場人物たちも心理描写が巧みで、かつ、彼らの行動原理には緻密な伏線が張られている。
彼らを見ていると、戦う理由はたいそうな信念ばかりではないことを教えられる。
言ってしまえばそれはエゴで、各々のエゴのために戦っていると言える。
見るものによっては理解できない人物もいるだろう。だが、必ず誰かの言葉があなたの心にも突き刺さるだろう。
そうして世界が小さくばらけていくことが「人」という生き物の生き様のようで、進撃の巨人は人間の真理を説いている作品だとも言える。
コミックの序盤は作者の絵がまだ拙く、キャラクターの描き分けができていない。また、時系列もわかりにくい部分があるので、アニメから入るのをおすすめする。

御曼けゑ志 / OMANーKC
8

札幌の愛すべき怪人〜御曼けゑ志

はっきり言ってアルバムの紹介やレビューではない。
私が紹介したいのは御曼けゑ志という人物の紹介である。
御曼けゑ志。本当はオマンKCを表記するのが正しい(以下KC)。
言葉に出すと放送コードに確実に引っかかるだろう。
そして彼のライブはとにかく下ネタのオンパレードだ。
KCの曲は「ち◯ぽち◯ぽち◯ぽ」や「お◯◯こ」と言った類いだが、筆者には全然どぎつく聞こえない。小学生が口走るネタのそれだと思う。
嫌な人はいるのは確かだと思う。
いやそれらの人も一定数いる。
事実、それらの歌を披露したライブハウスの中で、出禁になったところもある。
それはその店のカラーなんだろう。KC本人は全く堪えてない。てか「むしろ伝説作ったぜ」とすら思えてならない。
もちろんKCには下ネタの曲ばかりではない。
2019年に出したミニアルバム「EP THE OMAN」の全4曲は、ユーモラスではあるが下ネタの部分は入っていない。
つか、ライブだって下ネタばかりでは決してない。

KCが筆者と出会った頃、あの時はライブの打ち合わせだったと記憶しているが何かの時にKCはこう言った。
「俺、プロだから」

彼は161倉庫ってライブハウスを経営しつつ、音楽一本で生活を立てているレッキとしたプロのミュージシャンなのだ。
KCを慕っているミュージシャンは多い。
KCと関係ない札幌のライブハウスやライブバーでの打ち上げでは何故か彼の話題になることが多い。
そのどれもがKCに他する愛みたいなのもが見え隠れしている。
更に言えばインディーズでも有名どころのミュージシャンの筆頭に三上寛氏がいるが、三上氏の北海道ツアーに同行しているのがKCだったりする。
どれだかKCが周りの人に愛されているかが分かる話だ。

今はコロナ禍で多くのミュージシャンやライブハウスも厳しい状態が続いている。
今頃は161倉庫のBARで飲んだくれて、くだでも撒いているのかな?

早くコロナが収まって欲しいものだ。

Ever17 -the out of infinity-
10

ループものといえばこれ

ループものは発売され続けているが、もう発売して10年以上たつのに、いまだ、ループ物の金字塔といわれている作品です。最初にプレイした時は皆トリックに衝撃を受けます。ただ、ラストまでの間、電波系ギャグの洗礼を延々と受けます。この電波系ギャグがダメな方は、このゲームの感動にたどり着けません。何度もプレイすればわかるとは思いますが、電波系ギャグで真相をカモフラージュしており、元ネタに気づけばニヤリとなるものばかりです。逆にいえば、元ネタに気づけない人には退屈だったり、苦痛だったりすると思います。それでもいまだ、ループ物の名作としての評価は維持されています。また、アニメ不可能な作品という評価もいまだ健在です。
パニックものなのに緊迫さがないことについてもよく指摘されていますが、事故に巻き込まれたメンバーで、主人公のAIである空、ココを除けば過去があまりにも重すぎます。各ヒロインルートに入れば、それぞれのヒロインが抱えていたものが明らかになり、その秘めたものを思えば、この程度で動じないのは当たり前かと私は感じました。
ただ、ノーヒントでクリアするのは正直厳しいと思います。私は攻略本を頼りました。優・沙羅はすんなり攻略できましたが、つぐみの攻略に苦戦しました。もし次のバージョンアップがあるなら、ヒントをつけてほしいと思いました。