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pot-atiatiのレビュー・評価・感想

MIYAVI
10

音楽だけにとどまらない活躍を見せるロックミュージシャンMIYAVI

類まれなるルックスを持つロックミュージシャンMIYAVI。
引き締まったボディにはタトゥーが施され、その素肌の上にジャケットを羽織るだけでセクシーさを感じられる彼の生活はとてもストイックなもので、家にいる時はたいがいヨガかストレッチをしています。
元々はヴィジュアル系としてデビューした彼ですが、ご自身が出したアルバムの中に掲載されているインタビューの中で世界で勝負をしたいとの思いを語っていました。
そして、その思いを実現させるために英語ができない状態で25歳で渡米したのちストリートパフォーマンスをしつつ英語を習得し、洋楽スタイルの楽曲を作るようになりました。
サムライギタリストと呼ばれる彼は三味線から影響を受けたといわれるピックを使わないスラップ奏法と呼ばれる演奏スタイルで何回ものワールドツアーを成功させます。
演奏に使われるギターはフェンダーのテレキャス。
ギタリストからは邪道とされる改造が施されているものですが、MIYAVIの世界中のどこででも演奏できるようにという思いが込められています。
彼の情熱は音楽シーンにとどまらず、アンジェリーナジョリーが監督した映画での俳優としてもデビューを果たし、また彼女の影響でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使としての活動も行っています。

おもひでぽろぽろ / Only Yesterday
7

子供のころのことって急に思い出したりするよね

子供のころのことが次々思い出されるっていう話です。
そういうことってあるよねと思います。
そう思うようになったは、30すぎてからなので、それくらいになった方が共感できる作品かもしれません。
彼女の子供時代は、結構裕福な家庭だし、幸せは幸せだったのでしょうが、子供のときはしんどいと思えることが多かったのだろうなと思います。
お姉ちゃんらと素子が離れていて、一人だけできないことや、親との関係だってうまく立ち回れなくて、あーあ、お父さんを怒らせてとヵ思われていただろうし。
彼女が、演劇がしたかったのに、親に反対されてできなかったってエピソードはひどいなと思うけど、まあ、当時はそういうもの、父が絶対みたいな感じだったのかもしれません。
現代の話は、田舎でいろいろ経験するというものでしたが、たしか姉の旦那のなんかの家なので親戚は親戚なんでしょうけど、よく行くなあとその行動力に脱帽です。
そこで、そこの青年のお嫁さん候補になって、びっくり見たいな展開があるけど、そりゃあ、期待されるよとは思いました。
でも、そんなこと考えてはいないところが、彼女の純粋さを現していたと思います。
そうか、私ってそういう年なんだ、と思ったのでしょう。
今の時代だと、晩婚化だし、あまり関係ないかもしれませんが、この映画の時代背景だと、ちょうど適齢期ですしね。
最後は、うまくいくかもねって感じで終わって、応援したくなる感じでした。

ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン
9

ブライズメイドって大変

面白い映画でした。女同士の友情なんて薄いとよく言われますが、本作の主役と結婚する人の友情を見るとそんなことないし、他の子とだってもっと仲良くなれそうです。結婚する子とも互いに迷惑かけたり、ひどいこと言い合ってるけど、でもお互い相手の気持ちがよくわかる感が出てて、ああ、親友ていいなあと思いました。他の子とは、すごい上から目線の女が実は女友達ができないと悩んでいたり、なんかヅカヅカ入ってくるガタイのいい女が主人公が落ち込んでる時慰めに来てくれたり、女の友情って奥が深いなあと感じました。主役の女の人はコミカルな役の多い人でとても面白いです。すごく気の強そうに見えて弱かったり、なんか無理をしてしまったり、一生懸命で大好きなキャラでした。あと、ブライズメイドという制度のない日本でよかったあとひしひしと感じました。ただ結婚するだけなのに、パーティーだの女だけの最後の羽伸ばしパーティーだの結婚式でのそろいの衣装だの、めんどくさすぎます。友達のいない人はどうすればいいんですか。それとも映画だから大げさなだけでみなさん、そんなに大きなパーティーとかはしないのでしょうか。ともかく、アメリカの結婚式の様子がわかって楽しくもあり、大変そうでびっくりもした映画でした。

BuZZ(バンド) / バズ(バンド)
10

全員天才

知名度はまだないと思いますが、めちゃくちゃクオリティの高い楽曲と歌声なのでブレイクすると思います。DA PUMPや三浦大知の所属しているライジングプロモーションの新人グループです。
楽曲を作り、ボーカルを担当するのが4人、バンド演奏をするのが4人。合計8人で編成されています。
特にラジオなどに出てしゃべったりするのがボーカルを担当している勇士、清水謙太、KENSUKE、U-SAYなのですが、この4人がとにかく才能の塊。踊れるし、歌えるし、声質いいし、作詞作曲、MV編集、グッズデザインができちゃうんです。メンバーの一人が何かができる、というのはあるあるですが、ほぼ完全にセルフプロデュースができるグループというのは聞いたことがないです。しかも、全員ルックスがよくて、おしゃれで、話も面白いです。ほとんど奇跡のグループです。
『BEST SHOT』を聴いてもらえばわかりますが、キャッチーな楽曲にものすごいイケボがのってて、私はドはまりしました。歌詞はどこか懐かしく、ちょっとダサく崩している気がします。全員が作詞できるのでCDとライブでは違う歌詞が楽しめたりするのもすごいです。どんどんブラッシュアップされていく才能に目が離せないです。

レナードの朝
7

誰かを救う医療とはなんなのか

レナードの朝は、ロバート・デ・ニーロ主演の医療ノンフィクションを基にした映画です。主人公のレナードは、少年時代にパーキンソン病の症状が発症して以来寝たきりの状態になってしまいます。30年後、パーキンソン病の新薬を使うこととなりその後のレナードの経過を追っていくストーリーです。
またレナードの人生を見つめてゆく医師セイヤーをロビンウィリアムズが演じています。レナードは30年間眠り続け、新薬のL-ドーパを使うことによって目を醒まします。身体は軽くなり、頭もさえることとなります。そしてレナードはある女性に恋をします。そこで病院から1人で外出したいと医師団に願い出るも医師団に反対され、その直後レナードは暴れだすようになります。その間L-ドーパには耐性があって薬の効果は薄れることが発覚し、結果的にレナードは再度寝たきりになってしまいます。レナードはセイヤーに自分と同じ患者のために自分の姿を記録として残してほしいと言います。セイヤーは自分のしたことは正しかったのか悩みます。ですがレナードと関わったことによって、改めて生きることの大切さを感じるのでした。
どんな生き方をしていても、どんな人にも病はあり、訪れます。命は誰にでも備わっていますが、決して同じ質ではないのだと思える映画です。