MIYAVI

MIYAVI

MIYAVIとは、日本のロックミュージシャン・ギタリスト・俳優。「サムライギタリスト」の異名を持つ。サッカー選手を目指していたがケガで挫折したことをきっかけにギターにのめりこみ、1999年から2002年にかけてビジュアル系バンド「Dué le quartz」のギタリストとして活躍した。韓国人の祖父母と父親がおり「ハーフコリアン」という自身のアイデンティティに誇りを持ち、背中に父の名字である「李」というタトゥーを入れている。2002年にソロデビュー。2004年にメジャーデビューを果たすと独立事務所を立ち上げ、アルバム『WHAT'S MY NAME?』を発表。2013年、アルバム『MIYAVI』で世界デビューを果たした。激しくパーカッシヴなタッチのプレイスタイルを持ち味とし、ピックを使わないスラップ奏法でギターを奏でる。アンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男 アンブロークン』で俳優としてハリウッドデビューし、『キングコング 髑髏島の巨神』や、日本映画『BLEACH』『ギャングース』などに出演するなど、俳優としても活躍している。

pot-atiatiのレビュー・評価・感想

MIYAVI
10

音楽だけにとどまらない活躍を見せるロックミュージシャンMIYAVI

類まれなるルックスを持つロックミュージシャンMIYAVI。
引き締まったボディにはタトゥーが施され、その素肌の上にジャケットを羽織るだけでセクシーさを感じられる彼の生活はとてもストイックなもので、家にいる時はたいがいヨガかストレッチをしています。
元々はヴィジュアル系としてデビューした彼ですが、ご自身が出したアルバムの中に掲載されているインタビューの中で世界で勝負をしたいとの思いを語っていました。
そして、その思いを実現させるために英語ができない状態で25歳で渡米したのちストリートパフォーマンスをしつつ英語を習得し、洋楽スタイルの楽曲を作るようになりました。
サムライギタリストと呼ばれる彼は三味線から影響を受けたといわれるピックを使わないスラップ奏法と呼ばれる演奏スタイルで何回ものワールドツアーを成功させます。
演奏に使われるギターはフェンダーのテレキャス。
ギタリストからは邪道とされる改造が施されているものですが、MIYAVIの世界中のどこででも演奏できるようにという思いが込められています。
彼の情熱は音楽シーンにとどまらず、アンジェリーナジョリーが監督した映画での俳優としてもデビューを果たし、また彼女の影響でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使としての活動も行っています。