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obnkmibkのレビュー・評価・感想

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 / 俺ガイル / My Teen Romantic Comedy SNAFU
10

主人公のひねくれ具合がたまらない

千葉のとある高校にある部活動『奉仕部』に、友達がおらず、捻くれ者の主人公『比企谷八幡』が訪れたことにより、物語は動き出します。私がこの作品をオススメする理由は、読んでいて感情が揺さぶられたからです。校舎を照らす夕暮れの描写や、主人公が基本ぼっちで捻くれた考えを持っているところ、同級生との何気ない会話など、それらの何気ない部分が、人間の持っている様々な感情を揺さぶってくるのです。奉仕部の部室に行った八幡は、部長で、学内の有名人『雪ノ下雪乃』に出会います。最初はお互いあまり良い印象がなく、言い合いを繰り返していましたが、「生徒の悩みを解決する」という奉仕部特有の活動を行ううちに、お互いに信頼関係が築かれていきます。最初の依頼主であり、もう一人の部員でもある『由比ヶ浜結衣』は、交友関係が広く、社交的な性格の持ち主であるため、人付き合いの苦手な二人にとっては、とても重要な存在になります。ただの学園ドラマ以上の面白さは必見!是非読んでみてください。

服を着るならこんなふうに
9

ファッションの勉強にもなる!おすすめマンガ!

服に興味がなかった社会人の男が家に帰るとぐーたらな生活。社会人はみんなこんなもんだと思い、妹にも生活態度、服装の注意を受けるが、地元の友だちと会うのに逆にオシャレする方が恥ずかしいと思っていた!
そんな時、同窓会の打ち合わせがありいつもどおりの服装で昔なじみの友達と会うと皆、オシャレな格好をして、オシャレな腕時計などをしていた。自分がちゃんと大人な格好をせず、年相応な友達の姿を見て落胆し、妹に相談する。
このパッとしない普通の地味な社会人の男が、ファッションが趣味な妹の助言を受け、ユニクロなど安いけど大人な格好のレクチャーを聞き、様々なファッションに興味を持ち始める物語。男だからオシャレしてもな…っと思いがちな人でも、手軽に手に入れられるファッションや、その人の身体的特徴にあったファッション選びなどが物語に出てくるので勉強にもなる。
パッとしない男がどんどんオシャレになっていき、新たな人、新たなファッションに出会っていき、成長し、他の人にも相談されるような存在になっていく姿を見ていくのがとても楽しい漫画になっている。真似できるファッションだからこそ読み応えもあるので是非読んでみてほしい作品だ!

はたらく細胞 / Cells at Work!
9

人間の体の中を擬人化した、驚きの世界

人間の体内にある「赤血球」や「白血球」を擬人化した漫画です。それぞれ酸素を運んだり、ウイルスや雑菌を攻撃する役目を持つ細胞なのですが、ひとつひとつの細胞をかわいい女の子やかっこいい青年の姿に変えて、体の中での働きをコミカルに教えてくれます。
風邪やすり傷といった身近な病気や怪我が起こったとき、体の中では何が起きているのか。知っているようで知らなかったことがたくさん学べます。学校の生物の授業で習っただけだった細胞の名前ですが、この漫画のおかげでどの細胞の名前も働きも楽しく覚えられました。
でもこの漫画の本当の面白さは学習できるところではなくて、すごく絵がきれいなところと、テンポのよいギャグアクションです。
赤血球の女の子は可愛くて働き者だけどとんでもなく方向オンチだという設定とか、外敵をナイフで倒す格好いい白血球の青年が実はノホホンと抜けたところがあって看板に頭をぶつけてしまうとか、思わず笑ってしまうシーンがたくさんあります。
ただ勉強になる漫画、綺麗な漫画というだけではなく、面白くてどんどん読みたくなる漫画でした。
またこの漫画を基にしたスピンオフ作品もたくさん発表されていて、体内という身近な世界に対しての関心の高さが分かります。

Official髭男dism / オフィシャルヒゲダンディズム / ヒゲダン
8

心揺さぶるOfficial髭男dism

若者に絶大な人気を誇るOfficial髭男dism。その魅力はなんと言っても甘い歌声とせつない歌詞にあるだろう。代表曲には「Pretender」という失恋ソングやテレビドラマ「恋は続くよどこまでも」の主題歌となった「I Love…」などが挙げられる。いずれも「Billboard Japan Hot 100」の1位を記録している。特にボーカルの藤原聡の歌唱力はこれまでに聴いてきた歌手にはない高く透明な歌声が、聞く人を魅了する。
YouTubeでは広瀬香美やEXILEのボーカルでATSUSHIがOfficial髭男dismの曲を歌うも、二方とも口を揃えて「難しい」とプロの歌手に歌わせても難易度の高い曲をいとも簡単に歌ってみせる。
Official髭男dismはボーカルの藤原、ギターの小笹、ベースの楢崎、ドラムの松浦の4人で構成されていて2012年6月7日に結成された。
藤原聡が島根大学在学中、同じ軽音楽部の先輩だった楢﨑、後輩だった松浦、学外で仲が良かった小笹に声をかけOfficial髭男dismの歴史は始まった。
そして、なんといってもバンド名が奇抜で頭に残りやすい。若者のあいだでは「ヒゲダン」という愛称で呼ばれることが多い。
この斬新奇抜なバンド名の由来はベースの楢﨑が考案し、「とにかくインパクト大だったから、これにしようってなった」、「耳で聞いたときのインパクトもそうだし、漢字とローマ字の組み合わせも珍しいから、視覚的にも覚えやすいんじゃないかな」という理由でつけられたそうだ。
爆発的に人気が伸びたOfficial髭男dismに今後も目が離せない。

スーサイド・スクワッド / Suicide Squad
5

アメコミヒーロー映画

2016年公開の作品で、DCコミックスのキャラクターを同一世界に存在させるDCエクステンド・ユニバースの3作目。3作目にしてヒーローではなくDCコミックに登場するヴィラン(悪役)達を主役にした作品にした意欲作になっています。

スーパーマンの死後、世界の脅威に対して政府は服役中の悪党を集めた特殊部隊「スーサイド・スクワット」を結成し、減刑と引き換えに命の危険も伴う危険な任務をこなさせようとするが…といった流れです。
DCコミックのヴィランは私自身バットマンに出てくるジョーカーぐらいしか馴染みがなく、他のキャラクターに関しては誰?といった印象になってしまいました(ただデッドショット役のウィル・スミスは有名ゆえすぐ判りましたが)。しかし本作のヒロイン的立ち位置に当たるジョーカーの恋人ハーレイ・クインのキャラクターは印象的で、(ヒロインと言っても悪人の舞台なのでその性格もかなり歪んでいますが笑)ハーレイの自由奔放な言動やキャラクターに魅力を感じました。ただ、敵の魔女の目的が今一つ分かりにくかったので、戦闘シーンが盛り上がりに欠けた感は否めません。
昨今のユニバース系の映画ではお馴染みといえるバットマンや、後年の「ジャスティス・リーグ」参戦前のフラッシュのチョイ役登場はお楽しみ要素かも。