アメコミヒーロー映画
2016年公開の作品で、DCコミックスのキャラクターを同一世界に存在させるDCエクステンド・ユニバースの3作目。3作目にしてヒーローではなくDCコミックに登場するヴィラン(悪役)達を主役にした作品にした意欲作になっています。
スーパーマンの死後、世界の脅威に対して政府は服役中の悪党を集めた特殊部隊「スーサイド・スクワット」を結成し、減刑と引き換えに命の危険も伴う危険な任務をこなさせようとするが…といった流れです。
DCコミックのヴィランは私自身バットマンに出てくるジョーカーぐらいしか馴染みがなく、他のキャラクターに関しては誰?といった印象になってしまいました(ただデッドショット役のウィル・スミスは有名ゆえすぐ判りましたが)。しかし本作のヒロイン的立ち位置に当たるジョーカーの恋人ハーレイ・クインのキャラクターは印象的で、(ヒロインと言っても悪人の舞台なのでその性格もかなり歪んでいますが笑)ハーレイの自由奔放な言動やキャラクターに魅力を感じました。ただ、敵の魔女の目的が今一つ分かりにくかったので、戦闘シーンが盛り上がりに欠けた感は否めません。
昨今のユニバース系の映画ではお馴染みといえるバットマンや、後年の「ジャスティス・リーグ」参戦前のフラッシュのチョイ役登場はお楽しみ要素かも。