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milkquizrally7のレビュー・評価・感想

バズ・ライトイヤー
8

映画『バズ・ライトイヤー』紹介〜しっかりSF〜

紹介するのは、『トイストーリー』シリーズでお馴染みの空飛ぶおもちゃ、バズ・ライトイヤーが主役となり大活躍する、その名も『バズ・ライトイヤー』です。

同シリーズとは異なり、おもちゃという設定ではなく、スペースレンジャーとして、1人の人間としてのバズが描かれます。

序盤から展開はフルスロットル。

SFファンにはお馴染みのウラシマ効果やスイング飛行もバンバンに出てきます。

しかし、そこはさすがのディズニー。

SFの知識がない人にも楽しめるよう、光の速度で飛ぶと時間が遅くなる、ぐらいのあっさりとした説明で進んでいきます。

変に説明すると考えてしまうので、あれぐらいあっさりしている方が「そんなもんか」と受け入れやすい気がしますね。

危険な惑星に不時着したバズと1200人もの乗務員たち。

彼らと脱出するためテストを行いますが失敗し、前述のウラシマ効果により、バズと惑星にいる人たちとは4年の時間の差が生まれるのでした。

その後も何度となくテストをするも、周囲の人たちは年をとっていきます。

ここでの戦友アリーシャとの「無限の彼方へ、さぁ行くぞ」のくだりは思わずうるうるしてしまいました。

あの名ゼリフをこんな形で登場させるのは、素晴らしいアイデアですね。

わりとちゃんとSFしており、かつエンタメ要素もばっちり。

バズ・ライトイヤーの活躍を惜しみなく見ることのできる作品です。

銀河英雄伝説 Die Neue These
8

2人の天才

『銀河英雄伝説 Die Neue These』は銀河帝国と、自由惑星同盟という2つの国家が繰り広げる戦争と、「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラム、 「不敗の魔術師」ヤン・ウェンリーという2人の人生を描く壮大な物語です。
未来の宇宙では銀河帝国と、自由惑星同盟という2つの国家が長い間戦争を繰り広げてきました。
終わりの見えない戦いの中、ラインハルトとヤンは何度も相まみえることになります。
そんななかで起こる軍事クーデターや裏切り、それぞれの立場と人生が交錯していきます。
ラインハルト、ヤンという2人の人物の人生が細かく描かれており、周りのキャラクターもとても魅力的です。
なかでもラインハルトの親友であるジークフリート・キルヒアイスの死はとても悲しいものでした。
銀河帝国軍のなかでのし上がっていくラインハルト・フォン・ローエングラムと、ほんの10数年の未来を守るという目標のため戦地にむかうヤン・ウェンリー。
戦争とは何か?また人生のはかなさを教えてくれる、そんな作品だと思います。
アニメ好きでなくても楽しめる作品になっており、劇中の音楽、OPテーマ曲・EDテーマ曲もとても良いです。物語を盛り上げてくれています。
ぜひ見てみてください。

アラジン(1992年の映画) / Aladdin
10

実写なのに

ディズニー作品の中で元々大好きな作品であるアラジンが実写版になると聞いたときは嬉しかった半面、実写版だとアラジンの良さがすべて出せないのではないかと心配でした。
また、ジーニーはCGで再現されるものだと思っていたのでウィル・スミスが演じると聞いたときはどうなってしまうんだろうと思っていました。
しかし、実際見てみると入りの部分からワクワクさせられました。
アラジンの部屋から見える景色も魔法の絨毯で飛んでいる最中に見える景色もすべて想像以上でした!
また、実写版の中にあるジャスミンが歌う「スピーチレス」ではジャスミンの気持ちが歌われていて、英語版で聞いても日本語版で聞いてもとてもいい曲で映画が終わった後も思わず歌いたくなってしまうような曲でした。
実際心配していたジーニーも最初はやはり少し違和感がありましたが、本当に最初だけであとはもう違和感がなく完全にジーニーでした。
ジーニーとアラジンが出会うシーンで歌われる「フレンドライクミー」ではダンスがとてもかっこよくて思わず見とれてしまいました。
大好きな作品だからこそ、実写版だからと思ってあまり期待しないようにしてみようと思っていましたが想像以上に面白くて完成度が高くて感動しました!