映画『バズ・ライトイヤー』紹介〜しっかりSF〜
紹介するのは、『トイストーリー』シリーズでお馴染みの空飛ぶおもちゃ、バズ・ライトイヤーが主役となり大活躍する、その名も『バズ・ライトイヤー』です。
同シリーズとは異なり、おもちゃという設定ではなく、スペースレンジャーとして、1人の人間としてのバズが描かれます。
序盤から展開はフルスロットル。
SFファンにはお馴染みのウラシマ効果やスイング飛行もバンバンに出てきます。
しかし、そこはさすがのディズニー。
SFの知識がない人にも楽しめるよう、光の速度で飛ぶと時間が遅くなる、ぐらいのあっさりとした説明で進んでいきます。
変に説明すると考えてしまうので、あれぐらいあっさりしている方が「そんなもんか」と受け入れやすい気がしますね。
危険な惑星に不時着したバズと1200人もの乗務員たち。
彼らと脱出するためテストを行いますが失敗し、前述のウラシマ効果により、バズと惑星にいる人たちとは4年の時間の差が生まれるのでした。
その後も何度となくテストをするも、周囲の人たちは年をとっていきます。
ここでの戦友アリーシャとの「無限の彼方へ、さぁ行くぞ」のくだりは思わずうるうるしてしまいました。
あの名ゼリフをこんな形で登場させるのは、素晴らしいアイデアですね。
わりとちゃんとSFしており、かつエンタメ要素もばっちり。
バズ・ライトイヤーの活躍を惜しみなく見ることのできる作品です。