mamiken4@mamiken4

mamiken4
mamiken4
@mamiken4
5 Articles
8 Reviews
0 Contributions
0 Likes
mamiken4

mamiken4のレビュー・評価・感想

長渕剛
10

昭和の男

長渕剛は昭和の男です。若い時にヤジの中で歌ってきたことで精神的にも鍛えられました。デビュー曲は「雨の嵐山」ですが、これは遠距離恋愛の彼女に会いに鹿児島から京都まで行ったのに、そこでフラれてしまうという悲しいお話を歌にしたものです。渾身の自信作だったにもかかわらず、自分の望む形とは違った形でアレンジされ、しかも、全く売れなかったそうです。改めて聞くと、まだ21歳と若いのに、歌唱力もずば抜けており、当時から歌に相当の自信を持っていたことがうかがえます。ですが、全く売れなかったことで、場末のクラブで歌って日銭を稼ぐ生活を余儀なくされ、無理やり演歌を歌わされたり、ビール瓶を投げつけられたりしたそうです。そのときに怖い人たちを冷静に観察していたことで、後年、暴力的なドラマづくりにも生かされています。
また筋肉ムキムキのイメージが強いですが、昔はやせていて、40歳の頃にひょろひょろの自分を情けなく思い、肉体改造に取り組みます。自分の体重すら持ち上げられなかったのに、100キロのバーベルを持ち上げられるようにまでなりました。そうなるまで8年かかったそうで、その根性には驚かされます。こうして、少しずつ自分のブランドを高めて行って現在に至ります。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム / Spider-Man: Far From Home
5

スケール観から間を置き学生の日常中心で描くアメコミヒーロー映画

2019年に公開されたMCU版スパイダーマン単独主役作の2作目で、「アベンジャーズ・エンドゲーム」後の世界を舞台に学生生活と師とも言えるアイアンマンの死から代わりを必死に務めようとするピーター・パーカーの奮闘が描かれるあらすじとなっています。
数か月前にやったばかりの映画のその後というくだりがMCUらしい驚異のテンポを感じさせますが、若干「エンドゲーム」を視聴してからでないとやや状況が理解しにくかったのも事実でした。
本作でもピーターの学生仲間達のキャラが楽しく、その辺りがMCU版スパイダーマンの明るいイメージを増してる要素の一つとも思えました。
本作最大の敵・ミステリオに関しては「エンドゲーム」まで宇宙もしくは次元規模の敵をやり合ってきた分、多少一犯罪者という事でスケールダウンした感もありましたが、ドローンを巧みに駆使する姿は現代に通用する形で、ある意味最も現実感ある敵とも言えました。(死後も大どんでん返しを演じますし、次回作への期待感を煽るあたりもMCU的だなっと。笑)
しかし死後も因縁の敵が現れるあたり、ピーターには申し訳ないけど、トニーって師匠とするには多少難があるような(苦笑)
どちらかといえばティーン色が濃くなってる印象ですが、アメコミヒーローらしいアクションシーンも過不足なく描かれてる印象でした。

悪役令嬢は、庶民に嫁ぎたい!!
9

ウルシュ君のためなら原作も読む

主人公はとあるスマホの乙女ゲームを生きがいにしている社会人女性。しかし、彼女の最推しは攻略対象ではなくモブのウルシュ君。彼女はガチャを引くときに現れる彼の姿を拝むためだけに日々重課金に勤しんでいた。
そんな彼女がそのゲームの世界へと異世界転生してしまうのがこの物語の始まりなのだが、このウルシュ君が本当に魅力的。ふわふわのライトブラウンのローポニーをちょこんと後頭部で揺らし、細目で柔らかな表情を浮かべる癒しキャラかと思いきや、時折黒い笑顔をする上、出会った時の年齢は6歳なのにも関わらず、親より優れた鑑定能力を持ち、魔法も複数属性使え、さらには、御者用の鞭の扱いも巧みで、主人公が暴走したときにはその鞭で見事に事態を収めるという、ギャップと属性がてんこ盛りのキャラなのである。もしもこんな人物が実際に6歳児に出会ってしまったら、性癖歪曲待ったなしであろう。主人公が彼にのめりこんでいた理由もわかる。
ただ、一つ残念なのがこちらの漫画は打ち切りになってしまったという点。読み終える度に新刊を待ちわびていた私としては理解ができないが、ちまたで悪役令嬢ものが溢れているため、埋もれてしまったのではないかと思う。普段あまり小説は読まない私であるが、今作品に限ってはウルシュ君の今後を見るためにも、漫画の最終巻以降は小説で話を追っていくつもりだ。

B型の彼氏
1

血液型で判断するサイテーな映画

ソ・ドンウォンとイ・ユンジンのカップルの模様を描くラブストーリー。
私は血液型がB型なので、こんな風にあからさまにB 型が身勝手だというような感じで映画を作られるのには正直腹がたちますね。
前半は、いかにB型の男性が勝手な行動を取り、それにA型の女性がいかに合わせてあげているかという描写でした。私にとってはA型女性のこのように「好きな人のために苦労してるんだ」アピールがとても苦手でうんざりしました。
後半は、そんな二人のラブラブシーンがあったので普通だったらうっとりできるはずなのですが、厚かましいA型女性に私はシラケてしまうばかり。
「愛する人、好きな人に合わせたり苦労するのは当たり前の事」なのであえて、それをこんなふうに表現してA型女性の共感を得ているかと思うと、ゾッとします。
さらには本当の愛があるならこんな作品は生まれなかったとも思いますね。だって、作者が経験したことであれば「私はB型男性に振り回された」なんて作品にして好評しようとも思わないでしょうから。身勝手な尽くしてる感を演出し、自分に泥酔して被害者ぶるA型女性を良く表している映画だとも思います。
あなた達だけでなく、みんな好きな人に尽くしてますよ。残念です。

コードヴェイン / CODE VEIN
9

軽微な萌えとライトな死にゲーを求める方へ

まずこのゲームの構想は探索型アクションRPG、いわゆる「ダークソウル」のような死にゲーとなっています。
死にゲーとしてはそれほど難易度は高くなく、ゲームに慣れていない方も諦めるほどの難しさではありません。
ですがまるっきり簡単というわけでもないため、ヘビーユーザーの方もそれなりの歯ごたえを感じつつ楽しめるかと思います。
それともう一つ。
他の死にゲーではキャラクターの容姿が渋かったりリアル寄りだったりしますが、「コードヴェイン」ではアニメ寄りの見た目になっています。
ゲーム性も求めるけど、ちょっとした萌え要素が欲しいという方にはオススメですね。
世間的には少しだけ非難されるかもしれませんが、パンチラや女性キャラの胸揺れがあるので、暗い世界観で死にまくって荒んだ心を慰めてくれる癒やし要素も存在します。
また本作のメインとなる探索では一人だけ仲間キャラを同行させることが可能で、探索中に話しかけてくれたり、ちょっとしたアドバイスをしてくれるなど非常に良心的です。
そしてメインとなる登場キャラたちには、それぞれ戦う理由があり重い過去を背負っているのですが、それでも懸命に絶望の世界で抗う姿はストーリー性と合わさって胸にグッとくるものがあります。
純粋な死にゲーがしたい方には向かないかもしれませんが、ストーリー性やキャラクターとの交流要素が欲しい人にはオススメ出来ます。

DARK SOULS II / ダークソウル2
8

好きな人はハマる!

このダークソウルシリーズは3作あり
その中でも私がハマったのがダークソウル2です。そもそもなぜこのダークソウルにハマったかというと友達からの紹介でした。「死にまくるけど色んな武器とか色んなステ振りが出来て自分好みのキャラで敵を倒していくゲームだよ」って
言われた瞬間からもうハマっていましたね。早速ゲオまで買いに行って一から始めてみましたが絵のグラフィックや風景も自分好みでまさにピッタリと言えました。さらにこのゲームはオンライン機能もあり他の人と対決したり1人で行き詰まった時などに仲間として召喚できるシステムとなっていて、初心者に対してもしっかりと対応されていて私は良いゲームだなって思います。しかしこのゲーム実は結構死にやすくいわゆる「死にゲー」と呼ばれる部類に入っていて、さらにこのゲームは死んでしまうと亡者というものになってしまい生身の体を失ってしまうというシステムも導入されています。肌の色は肌色から木が腐ったような色になります。
そんな様々なコンテンツが組み込まれたダークソウル2ですがやはり気になるところは「ステ振り」ではないでしょうか。
このステ振りとはステータス振り分けの略称でこのゲームの主人公は最初に種族を選択することができ、戦士だったり魔術師や信仰など様々な種族から選ぶことが出来ます。そしてさらに深掘りすると筋力や理力・技量などがありその一つ一つの上げ方によって使える武器などが変わってくるのも面白いと思います。
話はまだまだあるのですがとにかくやってみる事をお勧めします!

オデット(映画) / ODETTE
9

大好きな人とのおデート。きっとそれだけで幸せ。

このマンガの表紙を見た人は、おそらく「顔が猫…」、「人外?」、「猫なのに彼氏…?」と困惑するだろう。
そう、このマンガは、おっとりゆったり、ドジだけど素直な彼女の多恵と、見た目は猫(!?)の優しい彼氏、猫氏の、「おデート物語」である。「なんでそもそも彼氏が猫なの?」という疑問は横に置いておくとしよう。
物語は、多恵と猫氏のデートが描かれる。2人は別々に住んでいるが、よく連絡を取り合い色々なところへお出かけに行く。水族館も行くし公園で遊んだりもするし、多恵の友達を交えて仕事帰りに飲みに行ったりもするし、スケートや映画、山登りなどなど…。「今日はどこ行こっか!」とウキウキする多恵の姿は、「あぁ、猫氏と一緒に居ることが楽しいんだなぁ」、「2人は幸せなんだろうなぁ」と思わずほっこりする。読むとワクワクして幸せになれて、思わず「自分も大好きな人と一緒にどこかに行きたいなぁ」なんて、そんな気分になってしまう。好きな人と一緒にお出かけする、それだけできっと人は最高級に幸せなのだ。
なぜ彼氏が猫なのか?それだけは誰にも分からない。だけど、このマンガに出てくる人は誰もそんな疑問は口にしない。いや、わざと触れていないだけなのかもしれないし、触れない方が良いのかもしれない。
是非一度、あなたも2人のおデートを読んで、大好きな人をおデートに誘ってみてはいかがだろうか。

misono
9

知られていないけれど、実は素敵な言葉遊びをする

day after tomorrowとしてエイベックスからデビューし、一時期は人気のあったmisono。day after tomorrow の活動休止から数年後、バラエティーで活躍するようになってからはあまり歌手としては注目されなくなりました。しかし、バラエティーでの露出が多かった時期、ソロとしても多くの楽曲をうたっています。『?cm』は、2009年2月に両A面CDで発売。この曲は、misonoならではの言葉遊びが多く使われている。「冷蔵庫で熱い恋も カッとなった頭ひやして 今日の冷たい言葉と冷ややかな周りの目は レンジで温めなおして」 など、曲全体で、比喩表現がたくさん使われています。曲調はアップテンポの明るい曲になっています。この曲はファンの中でも好きな人が多いようで、カラオケDAMとのコラボレーション企画で、misonoオーディションを行った際には、最終選考に残った全員とmisonoで一緒に歌唱し、アルバムに収録。アルバムバージョンでは、最終選考者のうちの1人が、曲にラップをつけ、前奏からmisonoのラップで始まるようにアレンジが加えられています。発売から10年以上が経過しても、ファンはつい聞いてしまう一曲だと思います。