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humoresque_io3のレビュー・評価・感想

食戟のソーマ / Food Wars!: Shokugeki no Soma
8

美麗な料理

主人公の幸平創真が、父・丈一郎と定食屋を営み、料理の腕はもちろんのこと、地元では有名な親子。
そんな父から、遠月学園への編入を勧められ、創真はイヤイヤ編入することになる。
その遠月学園は、屈指の料理学校であり合格率は10%未満の超エリート学園。
それでも、創真はひとくせもふたくせもある同級生や先輩の料理人、神の舌の異名を持つ薙切えりなの舌を唸らせるために奮闘する、料理バトル漫画。
その食戟のソーマに登場する料理は、どれも奇想天外でアニメ映像で観るその料理は、とてもリアルで美麗かつ食欲をそそるものばかり。
ベーコンで作ったなんちゃってローストポークや、ジビエを使ったハンバーガー、柿の種で作る鰆のおかき揚げなど、まさに飯テロそのもの。
タイトルにもある食戟とは、料理人同士が見合った対価を出し合い、負ければ料理人の肩書きを外される、命懸けの料理対決のこと。
負けた者は、二度と料理が作れなくなるほどに廃人と化する。
幸平創真をはじめとする、田所恵や吉野悠姫などの極星寮メンバー、遠月学園の実質的権力を持つ遠月十傑、父・丈一郎に隠された過去など、料理好きやグルメ好きには堪らない作品となっている。
ぜひ、読んで欲しい。

キャッツ
10

ねこのミュージカル映画

キャッツを見に行きましたがエンターテイメント作品という感じで、日常でこんな感じなら楽しいだろうと思えました。

キャッツはどんな作品かを気になる人はいるでしょう?
ミュージカルのような内容で、あのラランドを彷彿させるみたいで楽しさ倍増です。

はじめのシーンからもう歌ってる、しかも踊ってる雰囲気でこれはテンション上がるだろうと思います。
曲もどんどん変えて飽きさせない工夫がありました。
ミュージカルで見たことのある方たちは本家を知ってるので楽しいと思います。
歌って踊るだけではなく、ストーリーでちゃんとセリフも言います。
ただの猫のストーリーではないですよ!一人一人には個性あり、これが猫だということが分かりました!

ヴィクトリアが歌うシーンは音色が素晴らしく、さらには盛り上げる猫が歌うと楽しく、マジシャンの猫が歌うときの曲はなんかしっくり来て良かったです。
そこが面白いところでしたね

最後大きな猫が気球に乗り空に向かうのですが、そこが何であったが疑問。

人間であれば、人間らしさかまあるのはみれば、聞けばわかる

さらには猫も猫らしさがあり
猫の人間版のストーリーみたいで、個性あるし、普段の猫のステレオタイプを打ち破った感じでした。
猫も同じ生き物であり、なおかつ感情もある。
この作品にはそれをいろいろ伝えたかったかもしれない。最後長老猫がまとめてくれたのでしっくりきた。

名探偵コナン / Detective Conan / Case Closed
8

連載20年を超える名作

この作品と出会ったのは、小学校1年生の頃でした。
高校生の主人公が薬の力で小学生になってしまったにも関わらず、そんな状況をものともせずに数々の難事件に書かんと挑んでいく姿は、当時の私の胸を途方もないほどに高鳴らせました。
見た目は自分と同じくらいなのに持ち前の推理力を駆使し、サッカーボールやスケートボードを用いて命の危険すら顧みず目の前の事件に向かっていくのです。
頭の良さだけでなく、その身体能力の高さにも、子供心に憧れを抱きました。
「私もこんな風に事件を解決したい」と思ったものです。
また、緻密に寝られた事件のトリックもとても衝撃的でした。
日々起こる事件を解決しながら壮大なスケールで黒幕に迫っていくこの作品。
ダークな雰囲気を醸し出しながらも、幼馴染のヒロインや関西の親友、博士や友人あっちとのコミカルなシーンでうまくバランスが取れていると思います。
思わず手に取ってしまう、名作です。

ミッドナイト・イン・パリ / Midnight in Paris
8

世界観が素敵

ウディ・アレン監督作品『ミッドナイト・イン・パリ』。冒頭から、ゆったりとした曲とうっとりとしてしまうほど美しいパリの街並みに心う奪われてしまいました。なかなか雰囲気があって、お洒落な映画です。こういうクラシックな雰囲気とパリの街並みはすごく相性がよく、わくわくします。主人公『ギル』は婚約者とパリにきていますが、なにやら噛み合ってない感じが「本当に婚約者?」と思ってしまいます。パリの街並みとはうってかわって、ロマンチックな雰囲気など感じられません。そんな中で、小説家を目指しているギルはある夜、酔っ払ってひとり街を歩いていると、なにやら車に乗った若者たちに声をかけられます。「これからパーティーに行くからこないか」と誘われ、そのままついていくと、そのパーティーでさまざまな人たちに出会うのです。その中に、ギルの憧れである『ヘミングウェイ』が出てきたり、『スコット・フィッツジェラルド』がいたりと、なにやら楽しいことに。黄金時代と言われた1920年代。華やかで、才気があふれんばかりの作家や芸術家でいっぱいの世界でした。ギルは、そのきらびやかで憧れた世界にどっぷり浸かってしまうのです。夢のような時間を過ごすと、いつも滞在先のホテルで目を覚ましてしまいます。こんな不思議な展開の繰り返し。夢と現実と、一緒になってさまよう感覚が良かったです。雨のパリは美しいですね。