キャッツ

キャッツのレビュー・評価・感想

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キャッツ
10

ねこのミュージカル映画

キャッツを見に行きましたがエンターテイメント作品という感じで、日常でこんな感じなら楽しいだろうと思えました。

キャッツはどんな作品かを気になる人はいるでしょう?
ミュージカルのような内容で、あのラランドを彷彿させるみたいで楽しさ倍増です。

はじめのシーンからもう歌ってる、しかも踊ってる雰囲気でこれはテンション上がるだろうと思います。
曲もどんどん変えて飽きさせない工夫がありました。
ミュージカルで見たことのある方たちは本家を知ってるので楽しいと思います。
歌って踊るだけではなく、ストーリーでちゃんとセリフも言います。
ただの猫のストーリーではないですよ!一人一人には個性あり、これが猫だということが分かりました!

ヴィクトリアが歌うシーンは音色が素晴らしく、さらには盛り上げる猫が歌うと楽しく、マジシャンの猫が歌うときの曲はなんかしっくり来て良かったです。
そこが面白いところでしたね

最後大きな猫が気球に乗り空に向かうのですが、そこが何であったが疑問。

人間であれば、人間らしさかまあるのはみれば、聞けばわかる

さらには猫も猫らしさがあり
猫の人間版のストーリーみたいで、個性あるし、普段の猫のステレオタイプを打ち破った感じでした。
猫も同じ生き物であり、なおかつ感情もある。
この作品にはそれをいろいろ伝えたかったかもしれない。最後長老猫がまとめてくれたのでしっくりきた。

キャッツ
2

舞台の方がいい

私は、劇団四季のキャッツは見たことがありません。聞くところによると、舞台のキャッツも話らしい話はないそうですね。それを映画化なんて無謀だったのでしょう。お話がよくわかりませんでした。最後に残った猫だけ生まれ変われるとか、なんかよくわかりません。びっくりするくらいセリフがなく、ずっと歌っていました。それって、舞台で見たらとてもいいと思うのですが、映画だと違和感がありました。もっと喋って、感情表現して欲しいです。それに、キャッツたちが怖すぎです。あれは猫人間なのでしょうか、猫ですか?よくわからなかったです。生き物全部が人型だとしても、人間まで出てきますし、怖いです。メイクもすごくて、猫のメイクをした人間にしか見えないし、あまり話には入れませんでした。舞台のキャッツを見たことのある人なら、あの舞台の雰囲気が映画館で味わえるので面白いのかもしれませんが、舞台を知らない人にはキツイ映画だったと思います。あと、ゴキブリが出てくるのもキツイです。いや、そこは忠実に再現しなくていいよと思いました。個々の歌やダンスはよかったです。でも、特にダンスはやっぱり舞台で見たいなと思いました。結局、あまり映画化をした意味はなかったと思います。

キャッツ
6

そんなにひどいかなぁ

アメリカで公開直後から酷評の嵐で、公開後に修正が入ったりしました『キャッツ』ですが、どんなものかと自分の目で確かめた結果、どこがそんなにダメなの?といった感想です。
たしかにストーリーは「今宵、一匹の猫が選ばれる」というそれだけです。
でも歌も踊りも文句なしの最高レベルだし、個性豊かな猫たちはちっともいやらしくなんてなくて、主人公であり観客誘導係のヴィクトリアは見守りたくなる可憐さだし、テイラー・スウィフト演じるボンバルリーナも小悪魔的にかわいいし。
最初から最後まで発情しているなんて、全然感じませんでした。
本家の舞台が大好きな方にはいろいろ言いたいことがあるのかもしれません。
良くも悪くも映画ではクローズアップなんかができるので、ついそちら重視になって、全体が見渡せなかったりということはあったかもしれません。
舞台の迫力にかなわない部分が。等身大の猫にはすぐに慣れます。くねくね踊りますが、いやらしくはないです。
そんなことより、歌を聴いてください。ダンスシーンを見てください。すべてが生歌だなんて信じられません。
レ・ミゼもそうでしたが、こちらは踊りながらです。
結末として、空高く高く飛び立ったグリザベラがどこへ行ってしまうのか、どんなふうに生まれ変わるというのかは気になりますが。

キャッツ
8

私は大好き!

映画公開時は賛否両論があり、見る勇気が出なかった映画版キャッツ。
普段からミュージカルや舞台、ファンタジーが好きな私にとっては、とても良かった!
確かにストーリー性を問われると、普段ミュージカルに免疫のない人にとっては退屈なのかもしれない。
また、劇団四季のキャッツが大好きな人にとっても、賛否が分かれるのもよく分かる。
舞台版のキャッツと比べるなら、見てはいけない。まったく別のファンタジー映画だと思う。
今回の映画版のために作られた「ビューティフル・ゴースト」も、とてもきれいな曲だった。
字幕、吹替ともに見たが、どちらも各俳優が素晴らしく猫に合ったキャラクターが出せていたし、歌が素晴らしかった。
特に吹替のメンバーである葵わかなと山崎育三郎は、ミュージカル好きにはたまらなかった(もちろん美女と野獣の吹替に敵うものはないし、山崎育三郎がまた吹替やるの?とも正直思ったが)。
葵わかなの透き通った優しい声が、主人公(と呼んで良いのかは分からないが)のヴィクトリアの雰囲気に良く合っていた。
個人的には、終盤で手品師のミストフェリーズがみんなに応援され頑張るシーンが好きで、何度も見た。
舞台版キャッツにこだわりがなく、突然歌い出すミュージカルに抵抗がなく、猫人間にも違和感を抱かないファンタジー好きの人にはぜひ見てほしい。